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フォーマルも、ストリートもブラックスーツの着こなしは無限大。 最初の1着を自由に楽しむTIPSをお届け。
TIPS1:正統派スタイルには
一点の個性を

王道の白シャツとドットタイには
ヴィンテージタイバーでさりげない品格を。
白シャツにドットタイを合わせた正統派のスーツスタイル。端正で清潔感のある装いだからこそ、主張は最小限に抑えるのが鉄則。そんな中に「自分だけのこだわり」を一点だけ投入すると、不思議と愛着が湧き、長く着続けたくなる1着に変わる。例えば、1940年代のヴィンテージのタイバーを添えれば、クラシックな深みと品格が宿り、見慣れたはずのスーツがぐっと表情豊かに昇華される。控えめなチーフ使いも、視線をそっと留める絶妙なアクセントに。小さなこだわりを加えることで、フォーマルな場はもちろん日常にも寄り添う、飽きのこない王道の着こなしが完成する。
TIPS2:ダブルスーツを小物で格上げ


重厚なダブルスーツはジュエリーと腕時計で
遊ぶ。手もとにシックな知性を添えて。
格調高く、ジェントルマンな佇まいのダブルスーツは、ディテールで遊ぶのがポイント。ブルーのストライプシャツとペイズリータイを組み合わせ、フレッシュな小物使いを押さえつつ、主役はあえて手もとに置いて。袖口からのぞくヴィンテージウォッチと、リングのゴールドが黒に深みと艶を添え、クラシックな佇まいに豊かな奥行きを与えてくれる。大きくくずさずにさりげなく個性をにじませる、知的なブラックスーツの楽しみ方だ。
TIPS3:リボンシャツで色気をプラス

細身のストライプに可憐なリボンシャツ。
ノータイで魅せるモードな色気と洗練。
70’sの空気を薫らせるストライプスーツを主役に。縦のラインがシルエットをシャープに見せ、スタイルアップを叶えるのが大きな魅力。あえてタイではなくリボンシャツを合わせることで、スーツスタイルに軽やかな遊び心と優雅さが生まれ、一気に新鮮な表情へと更新される。無機質になりがちなブラックスーツに中性的な余韻とセンシュアリティが宿り、装いに深みが加わる。胸もとにサングラスを添えれば、甘さをほどよく引き締めた都会的なバランスへと整う。モードとクラシック、両方のムードを自由に行き来できるアレンジだ。
TIPS4:ボトムを重ねた新バランス

スラックスにハーフパンツを重ねて、
品よくストリートの軽快さをプラス。
フォーマルとストリートの境界を超えた、新しいブラックスーツの着こなし。ブラックタイとタイバーで品格を保ちながら、ボトムを重ねる斬新なレイヤードが際立つ。ミニマルなティーエイチのジャケットとスラックスに、サルバムの切りっぱなし裾のショーツを重ねることで、軽快なストリート感と遊び心を加えている。
TIPS5:古着ミックスで大胆に着飾る

バッジ使いでDIY精神を自由に表現。
ヴィンテージでフリースタイルを貫く。
インナーにヴィンテージのトラックジャケットを差し込み、90年代ヒップホッパーのムードを漂わせる。好みの缶バッジやピンバッジをDIY感覚で自由にちりばめ、キャップやシャツの腰巻きといった小物使いも絶妙なアクセントに。クリーンなシュタインのスーツに古着アイテムを大胆にミックスし、フォーマルとカジュアルの境界を軽やかに超えていく。反骨精神とファッションを純粋に楽しむ遊び心が共存し、個性が際立つスタイルだ。
TIPS6:柄×柄で限界突破

柄も装飾も惜しみなく全投入。
ルール無用にブラックスーツを遊び尽くす。
映画『時計じかけのオレンジ』(71年)の作中に登場する主人公のシルエットを、ラインストーンで鮮やかに描いたティーエスティーエスのブラックスーツ。きらびやかな1着を主役に据え、チェックや迷彩の柄×柄を重ねた大胆なレイヤードでインパクトをプラス。大ぶりのネックレスや太めのベルトで装飾性をいっそう引き立てつつ、足もとは武骨なエンジニアブーツで力強く締める。黒をベースに、異なる要素が見事に調和し、個性が際立つ。ブラックスーツの懐の深さと表現の幅広さを物語る着こなしだ。
Photos:Kodai Ikemitsu[BE NATURAL] Hair&Make-up:Ryoki Shimonagata Stylist:Kodai Suehiro Models:Rio Takahashi Ryoto Shisaka[Both are MEN’S NON-NO models] Text:Mami Osugi[W]
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