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人気連載『人生のベストバイ3』の2025年1月~12月までの公開記事の中から、今回は「黒アウター」をプレイバック。コモリやアプレッセといった上質ブランドからガシガシ着ているシェルまで、スタイリストやプレスなどオシャレな人の一生の相棒をチェックして。
A.PRESSEのウールブルゾン

「ビームスに入社する前後は、どちらかというとトレンドを追いかけて、柄物や今っぽいシルエットの洋服を選ぶことが多かったのですが、だんだん、そういうものはワンシーズン着て飽きてしまうようになって。ここ最近は、できるだけ良いものを見つけて長く着る、みたいな方向に自分がシフトしている気がします」

「大きなきっかけは、コモリが出している定番のフットボールT。入社後に配属された六本木ヒルズ店で買ったのが最初で、普通なのに、着るとドレープが綺麗で、首の空き具合もめちゃくちゃいい。すごく気に入って、すぐに2色目を買い、それからもたまに買い足しています」


「そういう意味では、今季の展示会で買ったアプレッセのこのブルゾンも、シンプルで質がよくて、長く着ることになりそうな1着。デザイナーの重松さんの『振り向かれない服』っていう考え方も素敵だなと思いますし、実際、上質な素材やシルエットでオシャレな感じに見せるのが、本当に上手なブランドだと思います」

「とくに気に入っているのはシルエットです。ポケット下部にダーツが入っていて、着るとそこが膨らむのですが、短い丈と相まって絶妙なシルエットができあがるんです。あと、アプレッセはルックも毎回格好よくて。ブルゾンの襟からデニムジャケットをチラッと覗かせる今日のスタイリングも、そんなルックを参考にしたものです」
CAYLのシェルジャケット

「21歳で上京してから9年半スタイリストアシスタントをやって、最近独立しました。今回紹介する3点は、ちょうど、どれも独立後に買ったもの。三種の神器的な、個人的に必須の3点です」


「このケイルのシェルは、ロケ用のラフな羽織りとしてもよさそうだと思ったもの。仕事道具ですね。実際、まだ肌寒かった2ヶ月前までは、インナーとパンツだけ替えて、本当に毎日これを着て仕事に行っていました」

「シェルジャケットって、ずっと羽織ってても『また同じ服じゃん』って思われにくい洋服なんじゃないかと思います。小学生のときに着ていた“ジャンパー”みたいな感覚。あれも、1着だけを毎日着ていても、違和感なかったじゃないですか。たぶんそういう印象は、みなさんのなかにも無意識的にある気がします」


「流行りもつねにあるし、カッコつけた感じのブランドは避けたくて。ケイルは、韓国ブランドだっていうところも含めて抜けがあるように感じましたし、ロゴの少なさやその位置、袖口のベルクロなんかのディテールに、研ぎ澄まされていない、いなたさがあって、そういう点でも気に入っています」
META CAMPANIA COLLECTIVEの
ニットジャケット

「今年の春に買った、メタ カンパニア コレクティブのニットジャケットです。パリのブランドで、デザイナーはボッテガなんかで20年くらい経験を積んだひと。1LDKでは、取り扱いはじめて2シーズン目です」

「ニットジャケットって、『いつ着るんだろう?』みたいに思ってしまって、これまでぜんぜん着たことがなかったんです。でも、春夏は軽くてちょうどいい羽織りになるし、冬はコートの下なんかに着やすいので、よく考えてみるとわりと便利な洋服なんじゃないかと気付きました」


「このニットジャケットのよさは、なんといってもデザインのミニマルさ。素材にはものすごくこだわられていて、値段もかなりするんです。でも、それが前面に押し出されていないというか、“なんでもない服”って感じがするというか」

「そういうアイテムは1LDKがずっと提案し続けてきたものですが、いわば、その最上級だと思います」

「僕自身も、わりとそういうものが好きなんです。自分のなかで『いいもの』とわかっていさえすればいいかなと思う。オラオラしたくないし、そういうものを着ていたほうが、自分も気張らなくて済むので」
COMOLIのデニムジャケット

「コモリはずっと好きなブランドです。たしか、デビューから2、3シーズンあと、黒のベルテッドデニムを買ったのが最初でした」

「デザイナーの小森さんは、将来古着屋に並べられているイメージをもって洋服をつくっていると聞いたがことがあります。だからデザインが効きすぎてないベーシックなアイテムが多くて、でも、ほかとはちょっと違うんですよね。どの洋服からもこだわりが感じられます」


「これは24AWのアイテムで、ワークジャケットがベースになったデニムジャケット。裏地にはふっくらしたコットンが張ってあって保温性もほんのりあるので、しっかりアウターとして着られます」

「気に入っているのは、レザーで切り替えられた襟。その質感は無骨なんですけど、でも丸みのあるパターンのおかげでやわらかい印象です。そういう女性っぽいエッセンスがほのかに感じられるアイテムが、すごく好きなんです」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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