▼ WPの本文 ▼
オシャレな人が2025年に買ってよかった「本命アウター」を大調査。大人なコートからトレンドのレザージャケットまで、個性あふれる5選をこだわりのコメントやエピソードとともにチェックして。
J.クルーのウールコート

歌代祐太郎さん/1LDK 商品企画
「両国のDAIGO’Sっていう古着屋で見つけたコート。仕事で、生地を探しに行くときとか、よく両国の方へ行ったりするんです」

「ボロまではいかないけど、ぶっちゃけ、状態もあまりよくない。でもすごく惹かれて買った、僕にしては珍しい買い物でした」

「使われているのは、スーツ地なんかでもよく見かける何の変哲もないウール。でも、それがかえって面白いバランスになっている気がします」

「小さめのノッチドラペルに、袖は四つボタンというのも、最近あまり見かけないバランス。そこに綿入れちゃうんだ、っていう。地味に見えて、遊び心が効いているんですよね」
キョウのカーコート

相原涼介さん/アルファ ブランドコンサルティング プレス
「展示会でオーダーして、今季一番楽しみにしていたのがこちら。とにかく映画好きなので、映画がらみで1点紹介したいと思って選んだカーコートです」


「というのも、モデル名は『ワシントン』。映画『トレーニング デイ』で、デンゼル・ワシントンが着ていたカーコートがモチーフなんです。キョウというブランド名には『今日1日を生き抜く』って意味合いが込められているらしく、その映画でもまさに1日の出来事が描かれるので、そこに掛かっているのもすごく面白いですよね」

「そんなブランドの定番モデルですが、今季はネイビースエードタイプ。モノとしても、ひと目惚れしましたね」

「ジャケットやコートを着て、とくに冬場に街を歩くのが好きです。“主人公”気分になれるというか。そういう意味では、まさにこのカーコートはおあつらえですね」

フリークス ストアのカーコート

片岡佑太さん/フリークス ストア プレス
「オリジナルブランドの今季の新作です。25AWから、より上質なプロダクトを提案する新ラインがスタートしたのですが、これもそのなかのひとつ。もともとフェイクレザーのシリーズが定番としてあったのですが、これは、本革を使っています」

「前回、『人生のベストバイ3』に出演したときに50年代の古着のカーコートを紹介しました。シルエットがかなり大きくて、ディテールも凝って雰囲気があって、あれもあれで好きなんですけど、いまは、こういうシンプルなものが気分で」


「ポケットがスラッシュ仕様だったり、ステッチが繊細だったり、フロントが比翼だったり。好みのデザインが詰まっています。生地はゴートスエードで、カラーは深すぎない絶妙なブラウン」

「上質なものを提案するラインですが、価格はこれで4万円台。買いやすいのも、やっぱりいいですよね」

CAWLEYのレザージャケット

矢本亮太さん/ビューティー&ユース プレス
「スティーブンアランでも展開している、ロンドンのブランド。おそらくフライトジャケットがデザインモチーフだと思いますが、デザイナーが女性ということもあってか、すごく洗練されたルックスです」

「2024年末くらいから、レザーは気分でした。とくに、普通じゃないものが欲しくて、青のレザージャケットを選んだところはあります。ルイスレザーなんかにもありますが、やっぱりガチガチになってしまう。でもこうしたデザインなら、インパクトは十分にあるけど、ハードじゃない」

「こうやって、帽子やマフラーやメガネを、わりと普段からポケットに入れておく派です。とくにこのジャケットの場合は、こうして小物を差すことで、ジャケット自体のインパクトの強さを少しやわらげる意図もあったり」


「じつは、ほんの1週間前くらいに買ったものなんです。この企画の話をもらって、振り返ってみると、今年は思ったほど買い物をしていなかった。それで、最後に思い切って大物を買おうと思い立ったんです。企画を言い訳にした買い物でした(笑)」

古着のウェルディングジャケット

矢本亮太さん/ビューティー&ユース プレス
「ウェルディングジャケット、つまり、溶接工が着るための作業着です。年始くらいに、友達の古着屋に行ったときに見つけて買いました」


「さっきも言ったように、レザーが気分で、その頃は茶系のスウェードジャケットが欲しくて、新品も探しつつ、でもそこまで本気じゃなくてもと思いつつ。そうしたタイミングで、値段もほどよく、状態も綺麗なこれを見つけたんです」

「あくまで作業着。ファッションのためにつくられた洋服ではないはずなのに、でも、ファッションにしか見えないですよね。メゾンブランドのジャケットと言っても通るくらい。実際、『それどこの?』って聞かれることも多いです」

「Mサイズですが、わりと大きめのつくりなので、中に厚手のニットも着られます。気に入って、冬のあいだは一番よく着ましたね」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
▲ WPの本文 ▲











![嫌いだったはずの持久走が今年は少し早く走れた[髙橋大翔ブログ]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/12/blog-2025-12-01-hiroto-eye-440x330.jpg)
![オールブラックコーデの正解。黒ダウンとコーデュロイパンツの異素材コンビで抜け感を。[YOKE]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/12/pmiura_701_eyecatch-440x330.jpg)





![今年最後のご褒美はボッテガ・ヴェネタで。鈴鹿央士が味わう、ホリデーシーズンに欲しい新作4選[BOTTEGA VENETA]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/12/01_123046_crop-880x660.jpg)



![スニーカーにうるさいのに2足もゲット。「KEEN(キーン)」沼に腰まで浸かってます![編集者の愛用私物 #263]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/12/editorsbuzzkeen-880x660.jpg)









