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ダウンやジャケットもいいけれど、オシャレな人たちは大人なコートを愛用中。プレスやバイヤーなど服好き4人に、一生着たいと思っているスペシャルなコートを披露してもらった! こだわりのコメントとあわせてチェックを。
1.〈BLACKBIRD〉のロングコート

田中遥さん/フリーランスPR
「コートって、好きなんです。ファッションをやりはじめの頃には憧れもあったし、着ると大きい面積が隠れるのがシンプルにかっこいい。『コートを着て歩くのっていいよな』って、いまだに思います」

「でも、これぞってモノにはそうそう出合えなくて、そんななか、このブラックバードのコートは“盛り”抜きに人生で一番買ってよかったコートです」


「まず、ファリエロサルティのツイード生地がめちゃくちゃよくて。品がよくて存在感もあって、クラシックな重みも感じられて。対して、裏地は粗野。そのコントラストが絶妙です。僕はドレス側の人間でもないし、かといって、どストリートなわけでもないですが、そういう自分にはちょうどいい塩梅。すべてが詰め込まれているなって思います」

「そんな、自分にとって究極系みたいなコートで、とても気に入っていますが、これもヴィンテージデニムと同じで、扱いは適当。生地には洗いがかかっているので、飯屋に行ってもぐちゃっと丸めて放っておけるし。いい服だからって神経質になるっていうのは、ダサいじゃないですか」
2.〈Norwegian Rain〉のケープコート

松原将平/エディフィス WEB VC
「これも、入社してわりとすぐに買ったものです。ノルウェージャンレインは、当時エディフィスでも取り扱いがあったのですが、『レインチョ』というモデルが主で、それもすごく格好よかったのですが、みんなと被りたくなくて」

「それで別の取扱店を探していたところ、神田で着物を取り扱っている店で、和装の上からこのコートを合わせたりしている面白いところがあって。そこで見つけたのが、このケープコートでした。当時の僕にとってはかなり高い買い物で、気合を入れて買ったのもいい思い出です」


「弱撥水性があって、3レイヤーなので風もまったく通さず、わりと暖かいコートです。なによりの特徴は、独特の形。便利か不便かで言ったら、不便なシーンも多いです(笑) でも、なんだかんだ、もう8年くらい毎年のように着続けています」

「シンプルなものは飽きがこない、と思われがちですが、つまらなく感じてしまうこともありますよね。こういう変わった洋服は、流行とは一切関係のない存在だったりする。きっといつまでも飽きないだろうなと思います」
3.International Gallery BEAMSの
コート




丸海都さん/ビームス プレス
「ウォッシュのきいた生地がヴィンテージ感を演出。よく見ると各所にグラフィックがちりばめられており、スタイリングのアクセントにもなります」
4.Stone Islandのハーフコート

野口倫太郎さん/ビューティー&ユース
バイヤー
「好きなものは本当に変わらなくて、中学時代の友達に久しぶりに会ったりすると、『まだそれ好きなの⁉︎』って驚かれたりもします」

「サウスパークもそうですけど、アニメとか映画とか音楽とか、僕はほんとにただのオタクで、正直、洋服よりそういうもののほうが断然好きなんです。でも、そういうものが結び付けられて、アウトプットできるのが洋服でもあって」

「洋服に興味が湧いたのも、最初はカート(・コバーン)の真似っこみたいのから。中3か高1のとき、ボロボロのデニムにモヘアニット着て、髪伸ばして、みたいな。生まれ年にカートが死んでるので、『27歳で僕も死ぬんだ』とかって、イタい時期もありました(笑)」

「ストーンアイランドは、オアシスのリアム(・ギャラガー)が着ているのを見てから、ずっと格好いいなと思っていたブランド。これは、ウールのハーフコートってオトナだなって思って、去年買った90年代後半の古着です」

「普通なんですけど、ボタンとか裏地が凝っていて、素材づかいに定評があるだけあるなって感じます。プリントTとかスウェットなんかをよく着るので、いつも、そういうものの上に羽織るだけ。リアムがやってるブランドのピンズを、さりてなく付けてます」

「去年初めて出張でパリへ行ったときにも着て行きました。寒いって聞いていたので『ダウンがいいかな』と思ったのですが、先輩たちがみんな『パリの街にはコートっしょ』って感じで。結局ダウン着てた先輩もいたんですけどね(笑)。ただ、たしかにパリの街でこういうコートを着るとテンション上がりましたね。まだ日は浅いですが、相棒になりそうです」

BEAUTY&YOUTH バイヤー
野口 倫太郎 さん
2016年にユナイテッドアローズに入社。ビューティー&ユースの店舗勤務を経て、25年10月よりバイヤーを務める。
Photos:Yuichi Sugita Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL] Kazuki Ebina
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