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この秋冬に服好きたちが注目しているのは「大人っぽく着られるパーカ」。プレスやスタイリストなどオシャレな5人が買ってよかった愛用品をこだわりのコメントと共にお届けする。ぜひショッピングの参考に。
1.カカンの愛用ニットパーカ

「新品か古着か、みたいな線引きについても同じ。どちらかがより優れている、っていうような価値観じゃないですね」

「大切なのは、新品のなかでの足し引き、もしくは古着のなかでの足し引きのバランスで、このカカンのニットは、そのバランスが絶妙です」


「ボディはカーハートを元にしてあるそうです。だから、普通にしていたら、いなたくなってしまうはず。でも、綺麗なブルーの色味や、リブなどのちょっとした優しいデザインが、中和していて。デザイナーズブランドの醍醐味が表れていると思います」

「そうしたバランスを大切にするのも含めて、僕は基本的に視覚から入ってくる情報でものを判断することが多いと思います。生産国がどうとか、コンセプトとか、ほとんど知らない。それよりも、“好きで作っているんだな”と感じられることのほうが断然楽しいし、そういう洋服が、仕事抜きに自分が本当に着たいと思えるものなんです」
2.バウワウ×ビームスの
愛用ジップパーカ

「これは、去年の秋冬シーズンに買ってから本当によく着ています。黒のこういうフーディって、あればあるだけいいですし、裏サーマルっていうところもいまの気分にぴったり。ラフに着られるものが、基本的に好きなんです」



「バウワウの特徴のひとつがダメージや色の加工なのですが、このフーディもまさに、全体にダメージ加工がほどこされています。娘と公園なんかで遊ぶときにも、これだけダメージ感があるとラクなんです。どうなってもいいと思って着られる。でもオシャレを楽しみたいっていう気持ちもあるから、そういう意味では、すごくいいバランスなんです」

「バウワウは、プレスになりたての頃から、別注のプロモーションを担当させてもらっています。『ビームスと言えば、別注』っていうイメージもあると思いますが、そうした仕事に就いてから、その魅力により触れるようになりました」

「ものづくりに近いところで、それが生まれる過程や、作り手の想いにじかに接していると、『当たり前じゃないな』って感じるんです。そしてそれを選んで身につけると、ならではの愛着も湧いてきます」

「実際、そういうモノのほうが、長く使っているかもしれません。なにかを長く使うとか、生産背景を大事にするとか、そういう時代でもあるじゃないですか。僕が洋服を選ぶ理由も、最近はそっち寄りになっている気がします」
3.ユニバーサルプロダクツの愛用パーカ



「今年の秋は古着のような赤を着たい。未防縮のメリノウールを縮絨しゅくじゅう加工した7ゲージ天竺を使用した柔らかな質感が特徴。ほどよくゆとりのあるシルエットでストレスフリーな着心地です」。
4.チャンピオン×ビームスの愛用パーカ



「ヴィンテージを彷彿ほうふつとさせるゆったりとしたフィットと、ウォッシュ感が絶妙なリバースウィーブ®。個人的にもスウェットパーカが気分で、秋口の軽アウターとして使いたい」。
5.エル・エル・ビーン ジャパン
エディションの愛用パーカ

暑いような少し肌寒いような、気温の変化が読みにくい5月。朝はちょっと寒いなと思ったら、昼には暑くなり、そして夜はまた寒くなり…。そんな時期に活躍するのが着脱しやすい羽織りモノ。ライトアウター感覚で羽織って、暑いときはサッと脱いで肩掛けしたり、カバンに入れたり、すごく重宝するアイテムですよね。


というわけで、今季の羽織りモノはどれにしようかなあと探していたところ大好きな「エル・エル・ビーン」で見つけちゃいました。こちらのパーカは日本のデザインチームが過去のアーカイブをオマージュしながら日本人向けのアイテムを提案する「ジャパンエディション」のモノ。デビューして数シーズン経つのですが、個人的にも超注目しているコレクションです。

「ジャパンエディション」の個人的に一番いいところはサイズ感だと思っています。クラシックなアウトドアスタイルだと、タイト~ジャストなサイジング(それはそれでカッコイイ)が多いですが、自分のデイリーなスタイルにはハマりにくいこともしばしば。「デザインは可愛いけどサイズ感がなあ」って思うこともよくあるんです。

ですが、このパーカは身幅もアームもワイドなのでゆるっと着られて、今の気分にぴったり。霜降りのライトグレーやゴールドカラーのジップなどカジュアルな中に品の良さもしっかりあって最高なんです。ダブルジップなので着方をアレンジできるのもうれしい!


そして裏地のない薄手の生地感。サラサラしていてすごく快適。今の時季にはちょうどよく、軽く羽織れるので夏の空調対策にもバッチリだなと思いました。今年の夏はこのパーカをデスクに常備しておくつもりです(笑)。



製品洗いによるクタッとした風合いや左胸のレトロムードなグリーンの刺しゅうも可愛いですよね。厚くないから肩掛けしてもストレスになりません。すごく使えて、最近のベストバイのひとつです!
メンズノンノ副編集長
楊井
メンズノンノウェブ副編集長。メンズノンノ編集部に15年以上在籍し、ファッション、タレント取材など幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。
Photos:Ibuki Tamura Shintaro Yoshimatsu Yuichi Sugita

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