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2025年秋冬シーズン、コンテンポラリーにレザーを着るための11のTIPS。
オーラリーが宣言する、
ダブルライダースの復権

パリファッションウィークの常連となり世界基準の人気を獲得したオーラリーが、従来のブランドイメージにはなかったダブルライダースジャケットをリリースして世間を驚かせた。オーセンティックなデザインながらコンパクトなサイジングでハードな印象を払拭。久々の復権を予感させる。
コートの下にレザーをきかせる、
アウター・オン・アウターの新解釈

今までならカーディガンを選んでいたロングコートのインナーを、タイトフィットなモータージャケットにチェンジ。内側からのぞくレザーの光沢がさりげないエッジを加える。
難易度高めのレザー×レザーは、
ソフトなスエードでカジュアルダウン

アンユーズドらしいミクスチャー感を楽しめる、ヨークディテールがあしらわれたウエスタンスタイルのジャケットとダブルニーパンツのセットアップ。スエードのソフトかつマットな質感が、日常になじむカジュアル感を生み出す。
テッキーなムードが醸し出す、
レザースタイルの新時代

シャープなスタンドカラーデザインのジャケットは、腕の可動域を確保するガセットスリーブや伸縮性のあるエラスティックカフス、ドローストリングス付きの裾のディテールなど、アウトドアジャケットさながらのデザイン。リベット付きのプリーツパネルがアクセントになったパンツと合わせたテッキーなムードが新鮮だ。
ハイブリッド感が新しい。
2 in 1なドッキングアイテム

フライトジャケット型のカウハイドボディにダック地のラグランスリーブをドッキングし、ミリタリーとワークのエッセンスを融合。ユーズド加工を施し、着古して色褪せたような風合いを表現した。

風景画が描かれたロングスリーブTシャツとライダースジャケットが溶け合うようにつながる、唯一無二のスペシャルピース。実際に開閉できるフロントジップでシルエットもアレンジできる。タークならではの技術とアイデアが詰まった渾身の1着だ。
まじめ顔のレザージャケットを裏切る、
ポップなユーモアと遊び心

パレス スケートボードとアヴィレックス、日本の国民的アニメ『ドラえもん』がチームアップした豪華トリプルネームコラボレーションのバーシティジャケット。背面でこちらを見つめるドラミちゃんと、ドラえもんをそれぞれ象徴するイエロー×ブルーの配色で愛らしくまとめた。シンプルに着こなしたい。
ディテールに宿る美意識。
レザー小物でスタイルアップ

キジマ タカユキからシンセティックレザーの大判スカーフが登場。頭からフードのようにかぶるだけでなく、使い方はアイデア次第。さらりと取り入れるだけで格別のエレガンスをまとえる。

しっとりと柔らかい質感のシープスキンを使用したレザータイ。クラシカルなシャツのタイドアップスタイルも、素材でわずかに変化を加えることでモダン&スタイリッシュな印象に早変わり。

ティーが製作過程で生じた余り革を1本のベルトに。型押しのスネークやクロコダイルにヒョウやカウ柄のレザー、質感も色味も異なる素材をつないだデザインは主役級。
エレガンスと防寒性の両立。
今年の真冬はムートン一択

軽くてしなやかなフランス原皮のムートンを使用したジャケットは、古い青銅器を参考にしたまろやかなブルーグリーンの色合いが美しい。中にはスウェットセットアップをラフに合わせて、寒空の下でムートンにくるまる心地よいムードを後押し。
Photos:Kei Sakakura Hair:MEI[W] Stylist:Masashi Sho Models:Daina Matsui Koji Moriya[Both are MEN’S NON-NO models] Kazuma Anzai Composition&Text:Kenichiro Tatewaki
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