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ストリートで大人気の「ナイキ」のスニーカー。オシャレな人たちはバッシュを選んで、カジュアルスタイルに差をつけていた。スナップ常連メンバーたち6人の買ってよかった愛用品と正解着こなしをお届け。
1.ナイキの愛用スニーカー
「エア ジョーダン 1」


史経緯(しけい)さん/学生・モデル
落ち着いたブラウンの色味をベースに彩色されたこのスニーカーは、エアジョーダンのしなやかなシルエットとモカカラーの上品さが絶妙な仕上がりに。ストリートでも映える存在感のあるアイテムになっている。

缶バッジに自作キーチェーン…
オリジナリティ溢れるレイヤードコーデ!
「大学生の時に買ったこの1足は、グレーっぽい色味や素材の組み合わせがかわいくてお気に入りです。エアジョーダンはあと5足持ってるくらい好きなんです」。


「春を感じたいけど、実際はまだ寒いので防寒もできるようにレイヤードを意識してコーデを組みました。シャツとネクタイ以外のアイテムはカジュアルにすることで、子供っぽくならないようなバランスを意識しました」。

「”EASTPAK×MM6”のバックパックは左右非対称の珍しい形が気に入っています。MM6は特に好きなブランドで、これは日本で買いました。キーホルダーも付けていて、韓国のアイドル”RIIZE”のソウヒのキャラクターと、もう一つは友達に作ってもらったものです」。


「シャツはポロ ラルフ ローレン、ネクタイはバーバリーで缶バッジは古着屋で購入。シャツとネクタイだけだと堅い印象になりがちなので、小物でかわいくしてみました。パンツに付けているキーチェーンは、2つのネックレスを組み合わせて自分で作ったんです」。

「アウターはPRINCE BUSTERで、ボリュームのあるMA-1が気に入っています。アクネ ステュディオズのパーカーは顔になっているロゴがかわいのですが、今はデザイナーが変わったので販売していないのが残念です」。




「ファッションのインスピレーションは街中で受けたり、表参道ですれ違う知らない人の格好を真似したり。日本はおしゃれな人が多いので楽しいです。最近は青色にハマっていて、今日もネクタイのストライプにを青を忍ばせています」。
2.NIKE SBの愛用スニーカー
Dunk High Unlucky


森中一誠さん/スケーター
アメリカにおけるアンラッキーナンバー“13”をテーマにした1足。世界1300足限定という本作は、不吉とされる“FRIDAY THE 13TH(13日の金曜日)”を表現するために、ブラックのアッパー、血のように濃いレッド、ゴールドのステッチで構成された。


スケーターらしくヤンチャに
これからスケートの撮影だというスケーターをキャッチ。「今日はスニーカーのカラーリングに合わせて、ヒョウ柄のカーディガン、グラフィックTで都会のヤンチャ感を出しつつ、コーディネート全体の色を統一しています」。


「パンツはスニーカーと同じナイキ SBのもの。センタープレスが入っているので、程よく大人っぽさがプラスされるんですよね」。








「これはナイキの『Unlucky』というモデルなんですが、自分が高校生のときにスケーターの先輩にいただきました。それから10年ほど愛用していたんですが、加水分解でソールが取れちゃって(笑)。瞬間接着剤で補強したりして、今も大事に履いてる1足です」。
3.ナイキの愛用スニーカー
Air Jordan 1 Retro High


越谷 柊斗さん/会社員
2001年に数量限定で発売された、1985年のオリジナル「Air Jordan 1 High」を忠実に復刻した本モデル。カラーは当時人気のあった「ブラック/レッド(Bred)」で、オリジナルと同じハイカットシルエット、ウイングロゴやナイロンのシュータンなどのディテールを再現している。

秋はオールホワイトで爽やかに!
「涼しい日も増えてきて、秋服が楽しめる季節になってきましたね! ナイキの不朽の名作であるジョーダン 1ですが、自分の普段のコーディネートに合わせるのはなかなか難しくて。今回はオールホワイトで抜け感を出しつつ、アクセサリーなどでシンプルにならないよう工夫しました」。


「フューチャーアーカイブと彫師のTAPPEIさんがコラボした“DAY OFF”というモデル。あえて文字盤をなくしたデザインには、『休日に時間を忘れて過ごしてほしい』という意味が込められているそうです。時間を確認するためというより、アクセサリー感覚で愛用しています」。


「地元・青森県のセレクトショップ『PLACE』で購入しました。アフロでも被れるキャップはこれだけなんです(笑)。ナイロン素材なので季節を問わず使えて、ヘアをセットしなくてはならない不意の外出の際には重宝しています」。

「1940年代のアメリカ海軍が艦内作業時に着用していたサルベージパーカーをもとに、『ハイク』が現代的にアップデートした一着。裾や袖口、首まわりなど、至る所に配されたドローコードによって、自由自在に変化できるんです。着ていて楽しいお気に入り!」。



「ノーメンテナンスの24AWのジーンズです。今年4月に上京して以来、原宿のセレクトショップ『カンナビス』によく行くようになり、そこで購入しました。また普段は財布を持ち歩かず、腰につけたカードケースで代用しています。青のドット柄が意外とどんなコーディネートにも馴染んでくれる優れモノ!」。

「銀杏ボーイズのグッズTシャツ。僕ら世代にも人気のある伝説的ロックバンドを纏っていると、元気が湧いてくるんです!」。


「20年以上前のスニーカーということもあり、ソールは現行のものほどクッション性は感じません。しかし一歩一歩、地面を踏みしめている感覚が、このスニーカーの魅力の一つだと思っています」。



「生成りのジーンズが、経年劣化により黄ばんだソールと相性抜群! 真っ白よりもこなれ感が出るのも魅力です」
4.Nike Air × COMME des GARÇONS HOMME PLUSの愛用スニーカー
Foamposite One OLYMPIC


宮内翔大さん/ショップ店員
パリオリンピックの開催を記念して復活した「ナイキ」と「コムデギャルソン・オム・プリュス」のコラボスニーカー。初代のFoampositeをベースに、単色であった前モデルから、モノトーンのマーブル模様に変更。ヒールにはブランドロゴが入り、スポーティさとラグジュアリーさを兼ね備えている。

Tシャツ×ショーツを子供っぽく見せないラグジュアリーなアイテム選び
「初任給でゲットした思い出のスニーカーです。憧れのブランドを購入できたときは、社会人になったのだと実感しました。インパクト抜群のスニーカーなので、ベーシックなスタイリングでも差別化できます!」

「21AWのシュプリームのTシャツで、全面刺しゅうのデザインになっています。メルカリで過去シーズンのシュプリームの商品をディグることも多いですね」


「@sota_ny_shopという友達が店長をしている古着屋で購入しました。ニューヨークで買い付けをしていて、ちゃんとMade in NYなのもポイント!」

「アクセサリーが好きで、重ね付けすることも多いです。@chito.internationalのノベルティグッズ(右)や友達のハンドメイドアクセサリー(左)など、細部にまでこだわりが詰まっているものに惹かれますね」。


「バッグはコーディネートの邪魔をしない、落ち着いた色味のものが好みです。とはいえ、黒だと少し無難すぎる。そんな中で、コム デ ギャルソンでありながら、この“いなたい”雰囲気が、個人的にはグッときました」。


「本来は三角のパッジの部分についているストーンアイランドのタグはあえて外しています。『これストーンアイランドだったんだ?!』を狙っています(笑)」。


「スケーターである私にとって、ナイキといえば『ナイキSB』の方が馴染み深いです。ところが、好きなブランドとのコラボモデルということで履いてみると、それまでのカジュアルなナイキのイメージが覆されました。どんなコーディネートでも主役になってくれる存在感の強さが魅力なんです!」。

「シューレースの結び方にもこだわりがあるんです。少し緩めでもしっかり安定し、履くときに結び直さずに済むので楽ですよ!」。

「表面のうねりが光を多方向に反射し、このスニーカーならではの光沢感を引き立てます。だからこそ、晴れの日に本領を発揮するんです!」

「シュータンとヒールカウンターにあるタグの色は、オリンピックにちなんで金・銀・銅のラインになっているところもポイント!」
5.ナイキの愛用スニーカー
AIR JORDAN RETRO 4


吉岡レオさん/フリーランスディレクター
「服に色が無いぶん、足もとは少し派手な一足を抜擢。ジャケットとスラックスの少し渋い合わせがぐっとフレッシュに!」。

「NIKEのAIR JORDANは、KITHがオープンしたばかりの時に立ち寄って、そこでひと目惚れしました。オレンジのメタリックなプレートがとにかくツボで。昔から、海外のおもちゃのような派手でポップなデザインに惹かれるところがあるんです。よく見るとメッシュのアッパーの質感も独特。実は自分でシュータンについていた刺繍を外して中綿を抜いて履いています。そのほうがオレンジのメタリックのプレートも映えるし、服とも合わせやすいなって」。

「シュータンの中綿を抜いて気づいたのが、内側に“AIR JORDAN”のタグが付いていたこと。綿が入っていたときは、シュータンが分厚くて折り返せなかったんです。けど、綿を抜いたことで折り返せるようになると、内側のオレンジとタグを見せるアレンジも可能に。セルフカスタムをする人ってあんまりいないと思うんですけど、このデザインは折り返さない限り、履いている自分からは“AIR JORDAN”のロゴは上下さかさまにしか見えないので、実はかなり変わったデザインだったと発見。些細なことですけど、さらに愛着が増しました」。

「派手なデザインのスニーカーも、気に入れば即買いする派です。そのあと、どうやって履こうか考えるのも楽しい! 今日はセンタープレスのスラックスとあわせましたが、意外にもエアジョーダンのボリューム感とパンツの丈のバランスがちょうどいい!」。



「ゴーシャのジャケットは裏地レスなのでシャツ感覚で羽織っています。パンツも実はストライプなので、柄×柄のコーディネートにすることで、派手なスニーカーと相まって全体のバランスが取れると思いました。思い切り遊んだデザインのベルトは古着。愛嬌があっていいですよね。マイブームのハンチングはカンゴール。アイヴァンのメガネとあわせて、顔まわりはダークトーンで締めています」。
6.ナイキの愛用スニーカー
エア ジョーダン

ジャケット・シャツ:ノーブランド ジーンズ:古着 ネクタイ:グッチ(GUCCI) ベルト:エーアンドジー(A&G) スニーカー:ナイキ(NIKE)

嵐 翔真/メンズノンノモデル
「無骨なレザージャケットにネクタイを合わせて都会的なエッセンスをプラス。シンプルなネクタイが実はグッチというさりげないオシャレを楽しんでいます」

タフなジャケットに
シャープなネクタイがマッチ!
「ジャケットは、オーストリッチ特有のゴツゴツした質感が、タフさを演出してくれてお気に入り。俺はバスケットマンですから、今にもプレーできそうなエア ジョーダンを選びました。履きこむうちにボロボロになって味が出るのも好みです」
Photos:Ibuki Tamura Kaho Yanagi Hair & Make-up:Naoko Matsuoka
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