▼ WPの本文 ▼
“地球を救うためのビジネス”を展開するアウトドア企業「パタゴニア」から、9月に注目の名品5選をピックアップ。通年、重宝するTシャツ&シャツにヴィンテージライクなアウター、旅行や出張を快適にしてくれるバッグまで、スタッフによるリコメンドコメントと合わせてお届けする!
「パタゴニア」の
9月にオススメな名品①


メンズ・ロング・ウェイ・ラウンド・オーガニック・Tシャツ
知る人ぞ知るアイコンたちから過去に思いを馳せる「ロング・ウェイ・ラウンド」シリーズのTシャツ。ボディにはオーガニックコットン100%で作られたジャージー生地を使っており、着心地の良さは折り紙付き。クラシカルなフロントロゴと、背面にプリントされたアイコニックなグラフィックのバランスも絶妙!

背面にはファンにはたまらない数々のシンボルがスクリーンプリントであしらわれている。
▼本橋さん (マーケティング)
「このコレクションは、パタゴニアおよびその関連ブランドから生まれたシンボルを集めたものです。上から、1990年代のキッズ用グラフィックから生まれた「山と波」の丸形ロゴをアップデートしたもの。その下のRhythmはクライミングコミュニティとのつながりを深めるために、2000年から2006年までパタゴニアのサブブランドとして展開されていました。真ん中のThe Slugは、パタゴニアのサーフボードのためにデザインされたオリジナルロゴのひとつで、FCDへ進化する前に使用されていた波と山のマークの愛称です。下から2番目のWatergirlは、2000年代初期に誕生したサブブランドで、女性サーフ市場にフォーカスし、貝殻をモチーフにしたロゴを採用しました。一番下は、2000年代後期には、ジェフ・マクフェトリッジがLive Simplyシリーズをはじめとする数々のグラフィックを制作。現在では、パタゴニアの新しいミッション・ステートメントのイラストなど、多くのアートワークを手がけています」。
「パタゴニア」の
9月にオススメな名品②

メンズ・ゴー・トゥ・シャツ
『ヘルシー・ウォーターズ』をテーマに、川の中の生き物にフォーカスした今シーズン。それを体現するようにキングサーモンをモチーフにした、カラフルなプリントが目を引く半袖シャツ。軽やかな生地には、オーガニックコットン60%とリサイクルポリエステル40%を合わせた素材を使い、家での手入れも簡単。

左裾にはロゴ入りのタグを配置。秋冬の落ち着いた色調のアイテムともマッチする深みのあるトーンがポイント。
▼本橋さん (マーケティング)
「今シーズンは、サーモンと森林との関係に注目しました。サーモンが豊富に生息する環境では、深海から運ばれた窒素がシトカ松の頂点にまで含まれていることが分かっています。これは、サーモンが川を遡上している証拠。そうして豊かに育った木々がやがて倒れ、その倒木は孵化したサケのためのプールをつくります。こうした互恵的な循環は、森林の健全性を保つだけでなく、地球全体にとっても有益なシステムを生み出していることをグラフィックを通して伝えています。少し細身のフィット感で、オンでもオフでもすっきりとした印象で着られる、まさに“Go To=頼りになる”な一着です」。
「パタゴニア」の
9月にオススメな名品③

メンズ・ポイント・レイズ・キャンバス・ジャケット
パタゴニアが力を入れるリジェネラティブ・オーガニック・サーティファイド・コットンを100%使用。9.5オンスのキャンバス素材で作られたジャケットはどこか懐かしく、親しみのあるルックスが特徴的。ポケットのフラップ上あるバータックや、フラップが襟と同じくコーデュロイに切り替えられていたり、ついつい語りたくなるディテールも必見。

左胸、フラップポケットの上にブランドロゴを配置。コーデュロイで切り替えられた襟もアクセントに。
▼本橋さん (マーケティング)
「今年、初登場となるこのジャケットは、パタゴニアの定番スタンドアップ・ショーツと同じ生地を使っています。スタンドアップ・ショーツは発売当時、クライミング用として作られたショーツで、今でもクライマーに愛される頑丈なダートバッグ仕様の製品です。このジャケットも、街で着ても岩場の雰囲気を感じさせてくれる作りとなっています。 さらに今年はジャケットの他、同じ素材で作られたシャツやパンツも登場するので楽しみにしていてください」。
「パタゴニア」の
9月にオススメな名品④

メンズ・イスマス・デック・ジャケット
MA-1のような普遍的なデザインのなかに、洗練されたムードがのぞく多用途型のジャケット。生地に廃魚網をリサイクルすることで海洋プラスチック汚染の削減に貢献するネット・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロン素材100%を採用。PFASを意図的に使わず、耐久性撥水加工を施しており、環境への配慮と日常に必要な機能性の両方を実現。可動性を確保するセットイン型の袖もありがたい。

内側にはリサイクル・ポリエステル100%の60グラム・サーモグリーン・インサレーションを採用。保温性と軽量性を兼ね備えている。
▼本橋さん (マーケティング)
「定番のイスマス・シリーズに今年、新しい仲間が加わりました。リサイクル・ポリエステル100%の60グラム・サーモグリーン・インサレーション入りで、中綿のボリュームがちょうど良い保温性を発揮してくれます。気温に合わせてインナーのボリュームを変えれば、季節に合わせてレイヤリングを楽しみながら活躍してくれます」。
「パタゴニア」の
9月にオススメな名品⑤

ブラックホール・マイクロ・MLC 22L
バックパック、ショルダーバッグ、ブリーフケースと、シーンや気分に合わせてアレンジできる3Wayバッグ。生地に、耐候性に優れ、摩擦などにも強いリサイクル・TPU(サーモプラスチック・ポリウレタン)フィルムをラミネートした素材を採用。メインコンパートメントのほか、小分けになったジップ式メッシュポケットやラップトップ用ポケットなども充実。中のパソコンに素早くアクセスできるスリットなど、利便性を追求したギミックが満載だ。

メインコンパートメント2つがスーツケースのように合わさる作りになっており、フラットに開くことでパッキングや整理整頓もスムーズ。機内に持ち込めるサイズ感と座席下に収納できるスッキリとしたデザインは、ちょっとした出張などでも大活躍する。
▼本橋さん (マーケティング)
「通学や通勤用に“ちょうどいい”バックパックを探している方は必見。今年新しく登場する ブラックホール・マイクロ・MLC 22L は、その期待にしっかり応えてくれる製品です。大きく開いて荷物をまとめられるのはもちろん、上部だけを開けてサッと出し入れすることも可能。容量は22Lと日常使いにフィットし、シンプルなデザインなので幅広いシーンで活躍してくれます」。
ーオススメするのは
問い合わせ先
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home/
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Yuta Fukazawa Text:Wakako Matsukura
▲ WPの本文 ▲