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僕らのファッションには欠かせないアイテムであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーをコメントとともに紹介する本連載、今回は新作スニーカー5足をお届けする。ニューバランス、アディダス、サロモン…キミはどれを選ぶ?
New Balance(ニューバランス)
ABZORB 2000

ニューバランスから2000年代のランニングスタイルにインスパイアされた革新的なニューモデルが登場。アッパーはシンセティックレザーとメッシュのコンビネーション。そこに視認性を高めるリフレクターを採用した。フルレングスのABZORBクッションとABZORB SBSポッドをソール全体に配置し、2000年代ランニングシューズのクラシックな要素を強調したデザインに。彫刻的なミッドソールのディテールも特徴だ。


「2025年4月に発表した『ABZORB 2010』に続く新たなモデルですね。未来的なデザイン、ミニマルなアッパー、そして革新的なテクノロジーの融合は、2000年代のランニングスタイルならではのディテールです」。

メンズノンノウェブ編集長
丸山
2021年より現職。女性誌や男性誌の編集に携わること25年、たまにこっそり自分でも記事をかきます。
adidas Originals(アディダス オリジナルス)
Adiracer GT

レースのスリルとストリートスタイルを融合させたアディダス オリジナルスの「Adiracer GT」。アッパーにはプレミアムレザーを使用し、シューホールにメッシュを採用することでアクセントを加えた。洗練された流線はモータースポーツのスピード感を表現。カーボンTPUラップとレーストラックからインスピレーションを得たステッチのスリーストライプスも魅力だ。


「またアディダス オリジナルスから注目の新作がリリースされました。フットボールシューズ、テコンドーシューズの次はドライビングシューズとは。トレンドの薄底で革靴感覚で履けそう。後ろからのフォルムも気に入りました」。

メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
J EONGL I × Salomon(ジョンリー × サロモン)
XA PRO 3D JEONG LI

サロモンがタッグを組んだのは韓国発のジョンリー(J EONGL I)。パリファッションウィークでも注目されたブランドだ。本作は時間の経過を表現することに焦点を当て、自然と人間の調和を目指してデザイン。崖をイメージした型押しのアッパー、花のモチーフ、化石を刻んだソールが特徴的。完璧なフィット感を実現するSensifit™テクノロジーと、安定性を高める3Dアドバンスシャーシを搭載するなど履き心地もいい。


「一見、すごくシンプルなスニーカーですが、アッパーのレイヤード構造や崖をイメージしたデボス加工により、モダンで機能的な一足に。コラボの証としてヒールの外側にはSalomon、内側にはJ EONGL Iと、両者のブランドネームが印字されています」。

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
ASICS(アシックス)
US6-S GEL-KINETIC FLUENT

Kiko Kostadinov StudioとASICS SportStyle開発チームが監修した新作は、フットボールシューズとハイテク感を掛け合わせたキコらしいセンスを感じる斬新な一足だ。アッパーはサッカースパイク「STREAL 361」のデザインをベースに独自のツートンメッシュとグラデーションスプレーで装飾を施した。ミッドソールにはFF BLAST PLUSによるクッションとスクートイドGELテクノロジーを採用しハイテク感をプラス。他ブランドでは味わえないフットボール系シューズになっている。


HOKA®(ホカ®)
MAFATE SPEED 2

ホカ®のルーツである山をテーマに、トレイルランニングシューズ「MAFATE SPEED 2」を現代のライフスタイルにフィットするデザインにアップデート。アッパーの軽量な縫い目を軽減したSpeed Frame構造やVibram®メガグリップアウトソールなど、ルーツであるトレイルで必要な機能性はそのままに、ボリュームのあるシルエットに鮮やかなカラーを配した。夏はこのくらい色をきかせたほうが洒落て見える。


Photos:Ryohei Obama[SIGNO] Stylist:Hiroyuki Abe Composition&Text:Kazuki Ebina
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