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ストリートで大人気の「ナイキ」のスニーカー。ブラックやホワイトもいいけれど、プレスやスタイリストなどオシャレな人たちは「大人カラー」で差をつけていた! 18人の買ってよかった愛用モデルをこだわりのコメントとともにお届け!
1.ナイキの愛用スニーカー「Air Rift」

「時代の中で何周か回っているナイキの『エア リフト』も、バーガンディになるとこんなにも新鮮に見えるのかと感動した1足」。

2.ナイキの愛用スニーカー
「ダンク LOW」


80年代に人気を誇ったナイキのダンクを現代的にアップデートしたダンク LOWから新色が登場!ダークオブシディアンとグリーンフォレストと名付けられた、くすみカラーの配色が斬新。キャンバス地のアッパーに、補強パーツには上質なスウェード生地を使用しているのも贅沢。定番品こそファッショナブルな配色で差をつけたい。

「ナイキのダンク LOWは、レトロなフォルムと気の抜けたスウェットスタイルに合わせてもサマになるデザインがお気に入り。目を惹く配色なので、無地のパーカーに太めのデニムを合わせて、カジュアルに振り切りたいです」

カメラマン
三浦晴 さん
ファッション業界人から熱い支持を集める若手カメラマン。
3.ナイキの愛用スニーカー
NIKE エア マックス サンダー

スニーカーが好きです。そんな僕のポリシーは買ったスニーカーは絶対に履くということ。せっかく気に入って手に入れた1足はどんどん履いて(お手入れもしつつ)楽しみたい。だから、いわゆる“観賞用”として買うことはないし、「めっちゃ履きたいな~こんな服に合わせるとよさそうだな~」と思うことがスニーカーを買うときのキッカケであり理由なんです。なんですが……ここまで長々と前置きしておきながら、「ええい、履かなかったとしても買うぞ!」と購入に至ったのがこの1足(笑)。

2024年の6月26日。僕は東京ドームにいました。そう、NewJeansのライブです。“ニュジおじ”と揶揄されるのは痛くもかゆくもないのですが、僕が言わずともその素晴らしさはみなさんご存じだと思うので詳しい話は割愛するとして…とにかく最高で、ある意味衝撃的でさえもあった2時間半。パフォーマンスはもちろんのこと、スタイリングにも僕の目はくぎづけに。いつも洗練されたY2Kスタイルのコーディネートを見せてくれるメンバーですが、その日ひときわ目を引かれたのは、足元の「エア マックス サンダー」。オレンジ、イエロー、そしてこのピンクのスニーカーをルーズソックスで(!)合わせていて。エネルギッシュでキュートな彼女たちにぴったりでした。

楽しかった、いや楽しすぎた思い出を忘れないために(絶対に忘れないけど)、派手で使いにくくて履かなくても、“推し”のハニと同じピンクを買おう! と決意して無事にゲット。


こちらもともとは、「エアサンダーマックス」として1999年に発売されたモデル。それが、「エア マックス サンダー」と名を改めて復刻を果たし、発売に先駆けてNewJeansが着用していたんです。パッと見はインパクトがあるスニーカーですが、ネイビー・黒・グレーばかりの僕の服装は、意外とピンクとの相性がよくていい感じのハズしになることに気が付きました。


シューレースをジップで隠せるデザインが、まさにレトロフューチャー! 「2000年代っぽい未来感」があってカッコよくないですか?

リフレクターのパネルからも、Y2Kのムードがぷんぷん薫る。普段僕が着る服のテイストはそんな雰囲気からはほど遠いので、コーディネートのなかで、いい塩梅のアクセントになる1足です。

デザインとカラーに目を奪われがちですが、履き心地もバツグン。エアソールはいつだって、見た目のカッコよさだけじゃなく高い機能性まで担保してくれる。
なんだか最近忙しいな…OMG…なんて日だって、弾むように軽やかに歩けるし、ふと足元を見ると鮮やかなピンクが目に入って(センターステージを駆けるハニまで思い出されるようで)元気が出てくる。ただ足を入れるだけで、心なしかポジティブになれちゃいます。やっぱりスニーカーは、ガシガシ履いてナンボですね!(エディター山口)
4.ナイキの愛用スニーカー
AIR VAPORMAX FLYKNIT 3

ナイキ「エアマックス」を新たなステージへ導いた「ヴェイパーマックス」。様々な人気ブランドとのコラボでその知名度を上げ、スニーカーの歴史に大きな衝撃を残した。ニット素材の密着感と弾むような軽い履き心地にファンも多い。


「こちらも高校生の頃に行ったシンガポールで購入した思い出深いスニーカー。当時は、ソールの透け感があるブルーグリーンが海のようでシンガポールっぽいと思い即決でした(笑)。今は、コーデに抜けが欲しいときに活躍しているので当時の自分に感謝です」。




「少しY2Kなレトロカラーも僕の普段の着こなしとの相性が抜群。カラフルなスニーカーはコーデの色も拾いやすくかなり重宝しています。ナイキは、幼い頃から両親が買ってくれた名残でいまも大好きなブランド。今後も自分に合ったスニーカーと出会っていきたいです」。
5.ナイキ × NOCTAの愛用スニーカー
「HOT STEP AIR TERRA “NOCTA”」


ナイキ(NIKE)とラッパー、ドレイク(Drake)によるレーベル「ノクタ(NOCTA)」のスニーカー。アッパーのキルトパネルには上質なレザーを使用。随所にリフレクター素材が取り入れられており、ブランドの夜行性を表現している。Airクッショニング搭載で履き心地もいい。





「スポーツをやっているからか、スポーツ要素の強いスニーカーを普段履きするのに、抵抗感があり手を出してきませんでした。ただこれは直感的にデザインが気に入り購入を決断。ドレイクが関わるNOCTAのシリーズは周囲で履いている人を見かけてましたが、このモデルは見たことがなかったのも理由です。トレンドは気になりますが、かぶりたくはないんですよね」。
6.A.P.C.+ナイキの愛用スニーカー
DUNK HI ’08

初めてナイキの「ダンク」を買ったのは、高校生のとき。ブラックとホワイトのモノトーンカラーのモデルを、地元のスニーカーショップでゲット。当時気に入っていた「Nハリウッド」のデニムはもちろん、学ランや何なら部活のジャージまで、どんな服にも合わせて履いていました。バッシュならではのスポーティなデザインと、スケーターに愛されるストリートのムードも持っているから、どんな服装にもハマって、なんてことないコーデもこなれて見せてくれるんですよね。

ただ大学生になって、よりキレイめな服装を選ぶうちに履く機会は減少。当時はスキニーパンツを履くことも多かったので、ハイカットのボリューム感には少し扱いづらさもあったというもの一因でした。


そんなときふと目にして、すぐに買いに走ったのがこちらの「ダンク」。「アー・ぺー・セー」とのコラボモデルです。フォルムは見慣れたダンクそのものなのに、なんとも上品な仕上がり。「アー・ぺー・セー」だからこそ為せる技だ! と思い、愛用していた同ブランドの「プチスタンダード」のデニムを履いて(笑)、販売していたドーバーストリートマーケットギンザに駆け込みました。



すべてのパーツをワントーンカラーで統一しつつ、ソールだけトーンを変えているのがポイントだそう。そのうえベージュのスエードなので、上品なことこの上ない表情に。その頃から(今と変わらず)ネイビーの服ばかりだったので、普段の服装によく合うカラーなのがありがたかった。発売は春で気候的にもハイカットが履きやすかったこともあり、すぐにヘビロテでした。

「アー・ぺー・セー」とのコラボの証は、このインソールのギターと剣がクロスしたマーク。デカデカとロゴを入れたりするのでなく、あくまでさりげなく控えめなのが、このブランドらしくて気に入っています。

購入当時より太めなパンツを履くことが増えたので、ハイカットをうまく使えるようになりました。相変わらずネイビーの服は大好きだから、ベージュカラーがよいアクセントになって助かる。買ってからなんと10年(!)経ちますが、これからも1軍に残り続けるだろうスニーカーです。

メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
7.ナイキの愛用スニーカー
NIKE AIR MAX 1 GREEN CURRY

2003年に登場した”AIR MAX 1 CURRY(エアマックス1 カレー)”。レザー、スエード、通気性の高いメッシュで構成された定番デザインを踏襲し、タイ発祥の香辛料をイメージさせる色合いが魅力。





「3,4年前にお下がりで貰ってから、ずっと愛用しているスニーカー。配色が他にはないカラーリングで、ポップな雰囲気がツボ。差し色に赤が入っているので、アクティブなスタイルやフェスなどに履いていきたい!」。
8.ナイキの愛用スニーカー
エア マックス プラス
“ブルー グラデーション”

ビーチの風景から着想を得たブルーグラデーションの「エア マックス プラス」。優れた安定性と抜群のクッション性を誇るTuned Airが搭載され、人気のAir Maxに機能性をさらにプラス。シルバーのスウッシュが良いアクセントになっている。


「当時、日本で発売されていなかった頃に韓国で出会いました。ブルーのきれいなグラデーションにひと目惚れ。この靴を履くとその時の旅行の記憶も蘇る思い入れのある一足です」。



「このスニーカーは、オールブラックやオールホワイトのコーデのときに差し色としてメインで使うことが多いです。他にはないデザインがアクセントになるのでカジュアルでもモードでも大活躍。ナイキは少し癖のあるデザインが最近ハの気分です」。
9.ナイキの愛用スニーカー
DUNK LOW RETRO

NIKEでも不動の人気を誇る「DUNK」のローカットモデル。80年代の大学バスケットボール強豪チームをイメージしたカラーリングの復刻版。最新のシューズテクノロジーを搭載しており、履き心地もアップグレードされている。


「気に入ったスニーカーは、かかとがすり減らないように慎重に歩いてしまうので写真を見ると新品のように見えるかもしれませんが、すごく履いてます(笑)」



「真っ白ではなくグレーとネイビーの組み合わせなのがすごく好きで手に入れました。コーデを選ばず、プラスワンしやすいカラーリングなので迷ったらこれがマイ定番。春はこのスニーカーにカーゴパンツとシャツを合わせて軽めな着こなしも楽しみたいです」。
10.ナイキ × AMBUSH®の
愛用スニーカー
AIR MORE UPTEMPO LOW

ボリューム満点なパープルのモア アップテンポはアンブッシュとのコラボ。「今まではブーツスタイルが多かったけど、最近はラフに履けて動きやすいスニーカーにハマり中! これは派手で可愛いんです」
11.ナイキの愛用スニーカー
AIR MAX 97 OG



「僕が大学生になりたての頃にも復刻したモデルなのですが、当時18,000円という金額は高くて、欲しくても手が出せませんでした…。しかし去年ナイキの公式オンラインストアで復活しているのを偶然見つけて購入しました。97は自分の生まれ年なので思い入れもありますし、一見近未来的なデザインですがネイビーや黒、ウールのボトムスといった自分が着る洋服とも相性がいい。個人的にはハイテクとローテクの間みたいな存在で重宝しています!」
12.ナイキの愛用スニーカー
ナイキ ACG/レザースリッポン



「絶妙にダッド感のあるルックスに惹かれて、購入しました。着脱もしやすく、ソールにボリューム感があり、とにかく使いやすくてヘビロテしています。渋めな色味ですが、ソックスにショーツを合わせることが多いです」
13.ナイキの愛用スニーカー
NIKE x ジャックムス エア フマラ LX



「ビビッドなピンクとブラウンという独創的な配色に惹かれました。重厚感のあるルックスですが、履き心地は軽やかで長時間履いていても疲れません。シューレースの細部までこだわっていたり、ソールがチェック柄だったり、存在感が抜群なので、シンプルな着こなしのアクセントとして重宝しています」
14.ナイキの愛用スニーカー
Nike SBのDunk Low “Skate Or Die”



「2008年にリリースされたスニーカーで、レトロゲームのパッケージや世界観がそのまま落とし込まれたデザインの一足。他にはない、この派手なデザインが気に入っています。あまり履いてはいないですが、ナイキSBの作る面白いデザインが好きで、ずっと持っている一足です」。
15.ナイキの愛用スニーカー
UNION × NIKEの「Air Jordan 1」

「ロサンゼルスの憧れのセレクトショップ、UNION LAとナイキのダブルネーム。大好きなお店とブランドのコラボレーションだったので、ずっと狙っていたモデルでした。それをスケーターの友達が譲ってくれた思い出深い1足です。貴重なものとはわかっているけど、スニーカーは履いてこそ。これからもダメージを気にせず履いていきます」。
16.ナイキの愛用スニーカー
Air Jordan 6 Retro Olympic

「Air Jordan 6は高校生の頃に先輩から譲り受けたことがあり、今回が6〜7年ぶりの2足目です。その中でもこの"Olympic"はずっと好きなカラーで、周りに履いている人もいないので欲しいなと思っていた矢先、ネットで見つけたので衝動的に購入してしまいました。ストリート感が強くなりすぎないように、スラックスと合わせています」。

jackpot ショップスタッフ
和田佑司 さん
ショップスタッフとして店頭に立ちながら、バイイングのアシスタントも担当。また、プライベートではDJやグラフィックデザイナーとして活動。
17.Patta x ナイキの愛用スニーーカー
Air Max 1 “Monarch”

「これまでエア マックス90、95、97などもっとハイテク感の強いエア マックスは履いていたんですけど、エア マックス 1は履いたことがなくて…」と話すのは、メンズノンノモデルの中田 圭祐。このスニーカーは、オランダ アムステルダムを拠点とするストリートブランド、パタとのコラボレーションによるエア マックス 1だ。

「最近エア フォース 1やダンクを履く人が多いなかで、エア マックス 1を履いてる人少ないなってナイキ好きの友だちと盛り上がったのが購入のきっかけです。コラボらしいスエード地の波型のマッドガードや派手すぎないカラーなどクラシック要素もあって、僕のなかでは挑戦的なスニーカーです」。
18.ナイキの愛用スニーカー
LAHAR LOW

90年代のストリートシーンで流行していたエア ラハール エスケープの復刻モデル ナイキ ラハール ロー。アウトドアかつ厚底といまのトレンドともマッチする一足だ。
「アウトドアなものが気分で、こういうのがほしいなと思っていたタイミングで出会って即買い。当時のアウトドアシューズらしいカラーとルックスがアイキャッチ。アウトソールもボリュームがあるんですけど、意外と普通のスタイルにも合わせやすく、気に入っています!」(COUNTER ショップスタッフ・長塚 優河さん)

Photos:Yoshio Kato Minami Okada Ryuta Seki Masaki Fujimura
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