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僕らのファッションには欠かせないアイテムであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーをコメントとともに紹介する本連載、今回は時代を超えて愛され続ける人気ブランドの「定番モデル」にフォーカス。ニューバランスの990シリーズやアディダスのスーパースター、ナイキ エア フォース 1など言わずと知れた名品6足を紹介する。
New Balance(ニューバランス)
Made in USA 990v6

“1000点満点なら990点の出来栄え”と広告に謳ったニューバランス「990」。ブランドを代表するシリーズとして、デザインや機能をアップデートしながら現在はこの6代目=v6まで発売されている。アッパーはメッシュ素材にピッグスエードと合成素材のオーバーレイ。フライング・ニューバランスロゴの代わりに、ヒールにフラグエンブレムを採用しているのもポイントだ。またFuelCell(フューエルセル)ミッドソールを搭載することで、クッション性と反発性、軽量性を向上。更なる快適な履き心地を実現した。



「登場してから約3年が経ちお馴染みになってきましたね。グレー、ブラック、ネイビーの3色展開で、写真のネイビーはアッパーとシュータンが同色なのがいい」。

メンズノンノウェブ編集長
丸山
2021年より現職。女性誌や男性誌の編集に携わること25年、たまにこっそり自分でも記事をかきます。
adidas Originals(アディダス オリジナルス)
SUPERSTAR 82

1969年に初のレザー製バスケットボールシューズとして生まれたアディダス「スーパースター」。ラバー製のシェルトゥが特徴的で、そのぽってりとしたフォルムに加え、高いフィット感もありプレーヤーから大きな支持を集める。その人気はバスケットボールコートからストリートへ舞台を移し、様々なシーンやカルチャーにも大きな影響を与えた。白黒はシンプルなデザインながらもやんちゃなムードを取り入れられるのが魅力。


「柔軟性の高い1足が欲しいならコレ。黒白と比べるとよりクリーンでラグジュアリーな印象さえ感じます」。

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
NIKE(ナイキ)
エア フォース 1 ’07

ナイキ「エア フォース 1」は1982年に登場。フルレングスのエアソールを搭載した初のバスケットボールシューズ。その後多くのカラーバリエーションやコラボレーションモデルがリリースされ、ストリートシーンにも定着。2025年の現在でも確固たる人気を誇るスニーカーのひとつだ。もともと高性能なバスケットボールシューズ用にデザインされたとあってクッショニング抜群。オールブラックをチョイスしてモダンにいきたい。


「ナイキのスニーカーを代表する名品『エア フォース 1』もこうやって見るとモダンだなと改めて思いました。時代を超えて愛され続ける理由を再確認できました」。

メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
CONVERS(コンバース)
ALL STAR LGCY HI

バスケットボールシューズとして1917年に誕生したコンバース「オールスター」。その後バスケットボール選手、チャールズ・H・テイラーに敬意を表して、チャールズの愛称“Chuck Taylor”がアンクルパッチに記されるようになった。このことがオールスターがチャックテイラーと呼ばれる所以でもある。本作はアーカイブへの敬意を込めて当時のディテールを再現しつつ、快適な履き心地へとアップデートしたモデルだ。経年変化を表現したトウキャップ・テープの色味や質感、サイドのステッチがポイント。



「物心ついてから初めて買ったスニーカーがコンバース『オールスター』っていう人も多いのでは? どんなスタイルにもマッチしてくれるのがいいですよね」。

メンズノンノウェブ編集長
丸山
2021年より現職。女性誌や男性誌の編集に携わること25年、たまにこっそり自分でも記事をかきます。
ASICS(アシックス)
GEL-KAYANO 14

2008年に誕生。シリーズを初代から手掛けてきた榧野俊一から代わって山下秀則がはじめて設計したアシックス「GEL-KAYANO 14」。影響力のあるアメリカのランニング専門誌『Runner’s World』にて賞を受賞するなど、ランニングシューズとして高い評価を獲得したアシックスの名品だ。このいなたいデザインとアシックス独自のGELテクノロジーによる履き心地に世界中が虜に。


「ファッション的な目線で作られていないからこその“いなたさ”がいい」。

メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
PUMA(プーマ)
スピードキャット

1999年に誕生。80年代から90年代にかけてF1グランプリのドライバーが履いていた耐火レーシングシューズをベースにしたプーマ「スピードキャット」。レーシングにインスパイアされたなめらかなラインと空気力学に基づいたデザインは、ローカットスニーカーの流行と重なり読者の間でもすぐさま人気に。つま先には“プーマキャット”の刺繍を、シュータンとフォームストリップの上にはゴールドのロゴをオン。


「トウがシャープで密着感があり、歩行時のフィット感が抜群。履き心地も軽快で歩きやすいのがいい」。

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
Photos:Ryohei Obama[SIGNO] Stylist:Hiroyuki Abe Composition&Text:Kazuki Ebina
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