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ドライビングシューズの名品「スピードキャット」の大ブレイクにより、オシャレな人たちの間で人気が今日上昇している「プーマ」のスニーカー。プレスやエディターなど服好きが買ってよかった厳選12モデルをコメントとともにお届け!
1.プーマの愛用スニーカー
ヴラド シュテンツェル

「旧ユーゴスラビア出身の元ハンドボール選手であるヴラド・シュテンツェル氏の意見をフィードバックしながら開発され、自身の名を冠したシグネチャーモデル。今回のカラーリング(シロ、ブルー)は国内ではジャーナル スタンダードだけの展開のリミテッドモデルというところがくすぶります。ナイロンパンツにローテクを合わせるのもJSらしい提案で、スッキリしたシルエットはUKカジュアルスタイルにもなじみます。」
2.プーマの愛用スニーカー
プーマ フォー アダム エ ロぺ

「都会的な印象のある絶妙なカラーリングとヌバック×スエードという上品な面構えに魅せられて購入した一足。デニムにスニーカーを合わせることが多い自分に、程よく上品さをプラスしてくれるという点も気に入っているポイントです。セメント製法で製造されたラバーソール構造も特徴の一つです」
3.プーマの愛用スニーカー
スピードキャット


矢本亮太さん/BEAUTY&YOUTH PR
「落ち着いた雰囲気のスニーカーなので革靴感覚で履けるのが魅力。今日みたいに無骨なジャケットとパンツのコーディネートに合わせるとアクセント役にもなってくれます。パンツはスニーカーに合わせてチノパンをチョイスして統一感を持たせました」。


スポーティなプーマのスピードキャットを品のいいブラウンに仕上げたビューティー&ユース別注モデル。

4.プーマの愛用スニーカー
GV スペシャル

「好きなスニーカーブランドって、とくに決めていないんです。最近は休日にビルケンシュトックやノースウェーブを履いたりするし、偏見がないというか。でもプーマは、昔サッカーをやっていた頃によく履いていたのもあって、身近なブランドで、スニーカーにハマるきっかけでもありました」


「これは、中国のスニーカーショップ・ディールと、ミタスニーカーズによるトリプルコラボレーションモデル。アルゼンチンの名テニスプレイヤーであるギレルモ・ヴィラス氏のシグネチャーモデルでもあって、キャットロゴの下には『G V』のイニシャルが刻印されています」

「クレイコートを得意とする選手だったということで、その背景をカラーパレットで表現していて。トゥ部分の白いラインは“コートの白線”をモチーフにしています。どのシューズにも元のデザイナーがいるわけですが、そのオリジナルデザインを尊重しつつ、こんな風にいくつもの継ぎ目を飛び越えながら綺麗にプリントを施す、そういう丁寧なものづくりがプーマの特徴のひとつで、僕も好きなポイントです」
5.プーマの愛用スニーカー
SUEDE CLASSIC XXI PEACOAT

1968年に登場したプーマを代表するスニーカー。質の高いフルスウェードのアッパーとソールの厚み、コンパクトなトゥの洗練されたデザインにファンも多い。





「スタンダードでクラシックなスニーカーを探していて、ついにゲットした一足。時代を問わず愛される名作ですが、あまり人と被らないのも選んだ理由です。ネイビーカラーが上品で自分のワードローブにも合わせやすく、この夏ヘビロテしたいと思っています!」。
6.プーマの愛用スニーカー
スピードキャット OG


昨年秋のこちらの記事でも取り上げましたが、「プーマ」のスピードキャットの勢いが止まりません。ここ最近の薄底ブームの火付け役としても有名なこのスニーカーが気になって、早速ゲットしてみました! 赤は今季のカラーの中でも特に人気みたいで、すでに完売サイズが続出しているようです。半端ないですね(笑)。


スピードキャットのベースになっているのは、80年代から90年代にかけてF1グランプリのドライバーが履いていた耐火レーシングシューズ。スピード感のある流線型のデザインがレーシングにインスパイアされた証です。そして、かかとを覆うようにあしらわれた薄いラバーソールがドライビングシューズならではの特徴。ソールは薄いんですが、全体的に丸みがあるのが可愛いですよね。


実際に履いてみると、厚底スニーカーになれた足には何ともおもしろい感覚。地面をストレートに感じるというか、ちょっとベアフットっぽい履き心地でした。幅が細身なのでフィッティングは抜群。“ドライビングシューズ”という先入観があったんですが、プーマ独自のテクノロジーである軽量で快適なミッドソールが搭載されていて、想像以上に歩きやすかったです。


トレンドの赤いボディはスポーティでどこかY2Kムードが漂うルックス。フレッシュで大人には似合わないかなと思われるかもしれませんが、そんなことはありません! たっぷりと使われたスウェード素材が上品なので、どんなコーデにもハマり、ほどよいアクセントになってくれるんです。さらにシュータンとフォームストリップの上に施されたゴールドのロゴがリッチなアクセントになっていて、これが個人的に高ポイント!


トゥはシャープな作りで、プーマキャットの刺しゅうがアイキャッチに。これは2000年代初頭のレーシングウェアに敬意を表しているのだとか。薄いがゆえに、ワイドパンツに合わせると全体が隠れがちになるんですが、このつま先のプーマキャットはいつでもどこでもしっかり見えてとってもキュート。なんか一緒に散歩しているみたいです(笑)。



赤いスニーカーがこんなに使えるとは思いませんでした。ボリュームがあると存在感が強すぎて、普段の私の着こなしにはマッチしにくいんですが、スピードキャットは薄くて丸みのあるフォルムなので、着こなしの中で静かに個性を主張してくれるというか。それでいてワイドパンツとの合わせをバランスよく新鮮なムードに仕上げてくれます。可愛いだけじゃなくて実用性もバッチリ。大人気の理由が分かりました!

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
7.プーマの愛用スニーカー
PUMA × NOAH CLUBHOUSE


プーマとノア クラブハウスのコラボによって生まれた、ハイブリッドなハイキングシューズ。90年代のトレッキングブーツを彷彿とさせる佇まいに対して、軽くて柔らかなEVAソールと防水のライニングを装備。秋らしいスエードのアッパー、都会的なソール、ビビッドなパラコードのシューレース、かわいいブランドタグ…と、すべての掛け合わせがフレッシュ。

「トレイルライドやアウトドアに馴染む配色は、都会近くの海や森をイメージしたものだそう。スエードとレザーのクラシックな素材感を意識して、ウェアはシェル系でハズしたい。ピンクのシューレースとの掛け合わせも好みです」

NOAH PR
米村健史 さん
古着を織り交ぜたストリートスタイルが人気を集める、NOAHの名物PR。
8.プーマの愛用スニーカー
スピードキャット


佐藤太陽さん/
シップス ショップスタッフ
ゆるいムードでまとめたデニムオンデニムスタイル。プーマの薄底スニーカー「スピードキャット」でバランスをとった。大人カラーのセレクトも正解だ。

9.プーマの愛用スニーカー
PUMA for BEAUTY&YOUTHの
イージー ライダー ビンテージ

アッパーを足当たりの良いソフトなナイロンに変更し、起毛感のあるスエードオーバーレイを配したクラシカルな別注モデル。独特なネイビーグレーのカラーリングが最大の特徴。



「スニーカーは過去にプーマで展開していたイージーライダーですが、ビューティー&ユースらしいラグジュアリーなネイビーグレーの色味がお気に入りです。今回のようにスラックスで履いてもジーンズなどカジュアルなパンツで履いても収まり良くまとまるのがいい」。



10.プーマの愛用スニーカー
PALERMO

先シーズンくらいから、服好きたちの足元でちらほら見かけるようになったプーマのレトロなスニーカー。この秋は、アディダスのぺたんこスニーカーのネクストとして流行りそうな予感がしています!


といわけで、久しぶりにプーマのスニーカーに手を出してみました。モデル名は「パレルモ」。その昔よく履いていたスウェードよりも若干丸みがあって、今っぽいルックスかなと思います。


どうせならちょっと冒険してみたいなと思い、ここ数年挑戦してこなかった鮮やかなブルースニーカーをチョイス。結果、これが大正解でした。マイ定番のモノトーンなコーディネートのグッドアクセントとして活躍してくれるんです。パッと見、わかりやすいからか、履いているとよく褒められるので気分も上々(笑)。


履き心地は若干かため。自分を甘やかすかのように厚底スニーカーばっかり履いていたので慣れるのに時間を要しました。が、この感覚…学生時代をふと思い出したんです。


学生時代、周りがナイキやアディダスを履いていたときに、あえてプーマのスウェードを選んで、“プーマー”と自称していたことがありました…思い出さなきゃよかった、恥ずかしい(笑)。



まあ、そんなわけで、久しぶりのプーマはかなり調子がいいです。特にブルーを選んだのが正解でしたね。これからどんどんコーディネートが重たくなっていくので、差し色として重宝したいです!

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
11.プーマの愛用スニーカー
MOSTRO OG

1999年に発売された『モストロ』。イタリア語で“モンスター”を意味し、スプリントスパイクや80年代のサーフシューズからインスパイアされた。2024年に復刻し、薄型のシルエットや汎用性の高いストラップクロージャーはそのままに、タリックシルバーのフォームストリップを重ねアップデート。トレンドのY2Kファッションとも相性が良く、スタイリングのアクセントにぴったりだ!




「今年の1月に発売された新モデル。ずっと欲しいなと思っていたのですが、自分に合うサイズがなかなか見当たらなくて。復刻すると聞いて即購入しました! シンプルなスタイリングの差し色としてかなり使えます。夏には太めのバギーパンツで男らしく合わせたいですね」。

ショップスタッフ
智也 さん
ビームスのショップスタッフ。エッジの効いたトレンド感あるアイテムを旬のストリートムードで着こなすスタイルが人気。
12.プーマの愛用スニーカー
スピードキャット

昨年、復刻版が発売され話題を集めたスピードキャット。ドライビングシューズをモチーフにしたスマートなフォルムが特徴だ。今季登場した一足は、スポーティなデザインはそのままに、アッパーを高級感のあるレザーとスエードの掛け合わせに変更。柔らかいブラウンとオフホワイトの配色も洒落感たっぷり。いつものスニーカースタイルを品よくアップデートしてくれる。


「色、素材ともに上品で、街歩きにぴったりのスニーカー。スタイリングの仕上げとしてこの一足を履くだけで、大人な気分になれるんです。テック系のパンツやジャージのような異素材の組み合わせで、メリハリをつけるのが気分」

プーマ ジャパンPR
福井達矢 さん
PUMAのスニーカーを軸に、古着を織り交ぜたスタイルが得意。
13.プーマの愛用スニーカー
CLYDEZILLA MIJ



シャツ・パンツ/インターナショナルギャラリー ビームス
丸 海都さん/ビームス プレス
「クリーンな印象の上下にカラーリングが目を引くスニーカーを合わせて、シンプルすぎないコーデに。久々に、プーマやヴァンズ、コンバースなどのローテクスニーカーが気分。同じく今季気になっているちょい太ストレートパンツに合わせると、しっくりきました。スタイリングの印象がモードに寄らないところもいいですね」
14.プーマの愛用スニーカー

バッグ:プラダ シャツ・パンツ:グッチ シューズ:プーマ 時計:クレドール リング:ビンテージ ブレスレット:クラタニトシノリ
dodoさん/ラッパー・トラックメーカー
「今日のコーディネートの主役はグッチのセットアップ。ラグジュアリーなのにラフに着られるのが良いですね。胸元とお尻のポッケに刺しゅうされたクマちゃんに惹かれて購入しました。普段は撮影用に買った服をそのままプライベートで着ていることが多いです。Tシャツはもう40枚以上家にあるのですが捨てることも出来ず。溢れかえっていて大変なことになっています(笑)」。
Photos:Kaho Yanagi Ibuki Tamura Shintaro Yoshimatsu
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