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その卓越した履き心地の良さで、オシャレな人たちの間で定番人気になりつつある「アシックス」のスニーカー。今は運動靴っぽいイメージのあった白をあえて履くのが気分みたいだ。愛用モデル12選をお届け!
愛用アシックススニーカー①
GEL-KAYANO 14

2008年に誕生。影響力のあるアメリカのランニング専門誌『Runner’s World』にて賞を受賞するなど、ランニングシューズとして高い評価を獲得したアシックスの名作。



「Y2Kブームやテック系スニーカーがトレンドで、昨今ハイテク感あるランニングシューズが注目されていますが、僕も完全にその流れに乗っています(笑)。アシックスストライプやゲルのチャコールグレーの配色は、オールホワイトのスニーカーとはまた違ったクリーンさをつくりだしていると思います!」


アパレルプレス
佐藤蔵人 さん
古着からモードなブランドまでモノトーンシックな着こなしが人気。本誌スナップの常連メンバー。
愛用アシックススニーカー②
ASICSTIGER FABREPOINTGETTER

鬼塚株式会社(現在のアシックス)は、日本にスポーツ専用シューズがなかった時代に、初めて日本製バスケットボールシューズを発表したブランドだってことを、みんな知っていただろうか?
初めに紹介するのは、1981年に登場したファブレジャパン-Lの後継モデルとして1983年に登場したファブレポイントゲッターだ。
このファブレはバスケットボール用語のファストブレイクを短くした語で速攻を意味する。漫画『スラムダンク』では山王工業の選手が着用していたモデルだという。
「ずっと探してはいたんですけど、当時はファッションとしてではなくバスケットボールシューズとして履いていた人がほとんど。なので見つけてもボロボロなことが多いモデルなんです。これはたまたまリサイクルショップで見つけて買いました(笑)」

「復刻モデルもあるんですけど、当時のものと素材やディテールが違くて、当時のものはアシックスタイガーというタグで、素材はカンガルーの革を使ってるんです。なので足に吸い付くようなフィット感と表情が楽しめます。40年くらい前の靴なのでソールが黄ばんでるですけどそこがアイキャッチ。他のバスケットボールシューズよりもシャープなシルエットなので、ストリートになりすぎないのがいい」。
愛用アシックススニーカー③
Gel-Kayano 14 “White/Pure Gold”

2008年に誕生。影響力のあるアメリカのランニング専門誌『Runner’s World』にて賞を受賞するなど、ランニングシューズとして高い評価を獲得したアシックスの名作。2021年にはキコ・コスタディノフ・スタジオがデザインしたり、JJJJoundがコラボレーションモデルに選んだりと、人気の火付け役のモデルでもある。







「最近気になっているアシックス。調べていたところ見つけたのがこちらのAsics Gel-Kayano 14。昔に流行ったランニングシューズみたいにちょっといなたいところと、新鮮なカラーリングがとても好みでした!」
愛用アシックススニーカー④
「GEL-PTG」

1983年に発売されたバスケットボールシューズ「FABREPOINTGETTER-S」をベースに、シューレースの太さを7mmから8mmへ変更。“MADE FOR LIFESTYLE BY ASICS”とオリジナルを想起させるテキストをシュータンロゴの下に配置するなど、ライフスタイル仕様にした1足。

橋本真志さん/美容師
「スラックスの組み合わせも考えたのですが、夏っぽくストライプシャツにショーツを合わせて、ローファーやボリュームのあるアウトドアシューズではなく、ローカットのアシックスをセレクトして抜け感を意識しました」。





「バスケットボール型のコートシューズです。いわゆる学生時代の運動靴のようなルックスで、あまり履いている人がいないのがいい。オーソドックスなホワイトのスニーカーで、どんなファッションにもラフにハマってくれるアイテム」。
愛用アシックススニーカー⑤
GEL-NYC 600


アウター:ゴールドウインゼロ インナー:ティー パンツ:ボイラールーム×アンブロ サングラス:エーディーエスアール キャップ:グリッロ×ビューティー&ユース スニーカー:アシックス
野口 倫太郎さん/
ビューティー&ユース ショップスタッフ
アシックスのアーカイブから、それぞれの象徴的なデザイン・機能を掛け合わせ、今までにない履きこなしを目指して作られたマッシュアップモデル。アッパー構造は、2000年代初頭の「GEL-NIMBUS 3」をベースに、「MC-PLUS V」のさまざまなデザイン要素をブレンド。また、「GEL-CUMULUS 16」のソールを採用することで、アッパーのレトロな雰囲気とは対照的なイメージを醸し出し、前足部および後足部に搭載されたGELテクノロジーが快適な履き心地を追求している。

「淡いブルーの色味にときめいた一足。流行りの『速い系』スニーカーは、白がベースであればどんなアイテムにも合わせやすいと感じています!全体はグレートーンでまとめるのが今の気分です」。




「シェル系のアウターや、スポーティなアイテムとの相性は抜群。アウトドアミックスな着こなしにこなれ感を出してくれます。ネイビーブルーのニット帽でトーンアップをしたのもポイントです」。

愛用アシックススニーカー⑥
「GEL-FLEXKE」





スケートボード競技における選手の動きを分析し開発された『GEL-FLEXKEE』。ソフトになったシュータンは、トップのベロ部を折返した構造にして、靴ひもを切れにくくするなど耐久性をアップしている。


「趣味でスケートボードをしているので、専用のシューズがあると聞きゲットしました。シューレースが斜めになっている部分や、ソールが特徴的でお気に入り。アイボリーのスニーカーはどんなテイストのスタイリングとも合わせやすい!」
愛用アシックススニーカー⑦
アシックス ウォーキング ペダラ ライトX 2E

アシックスにこんなスニーカーがあったとは
いまストリートで大流行中のアシックスのスニーカー。こちらの記事でも紹介しているようにエディターたちも魅了されていますが、キコ監修のモデルだったり、ニンバスなどいわゆる“速い系”が人気ですよね。私も愛用しているんですが、今回紹介するのは「アシックス ウォーキング」の白スニーカーです。

パッと見は、上品なコートシューズなんですが、ウォーキングに特化したライン「ペダラ」のモデルなので、履いてみると驚異的な軽さ! 展示会で見かけた時から「アシックスにこんなスニーカーがあるんだ!」という意外性にやられてしまい、ついにゲットできました。


ホワイトボディにブラウンをアクセント使いした大人っぽいルックスもイイですね。トゥはすこしシャープな仕上がりなので、よりクリーンな印象で履くことができるのもお気に入り。


ソールはほどよくボリュームがありながらも、半球状の連続したデザインで超軽量を実現。フィット感とクッション性を向上させたハーフカップ中敷には抗菌素材を採用。長時間歩いてもストレスフリーなのもうれしいですね。


ペダラにはほかにもレザーシューズのようなモデルやゴアテックスを搭載した機能派などユニークなデザインが揃っているのでぜひチェックしてみてください!

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
愛用アシックススニーカー⑧ GT-2160

以前紹介したアシックスのオールブラックスニーカー「GEL-NIMBUS 20」で極上のはき心地を実感して以来、“ネクストアシックス”をずっと探していたんですが、ついに出会ってしまいました!

それが「GT-2160」です。ルックスはザ・ランニングスニーカーという感じなのですが、ホワイトとオフホワイトのコントラストが秀逸で、スポーティさはキープしながらすごく上品な仕上がり。スラックスのハズしに使いたくなりました。


2010年代前半に発売されたGT-2000シリーズの後継モデルだそうで、GELテクノロジーも搭載されていて履き心地は抜群です。アッパーの流線型のデザインも好みで、上から眺めた時にテンションが上がりますね(笑)。


ヒール部分のテッキーなソールもいなたくて最高、でもサイドの表情はとても品があります。このギャップがたまりません!

オールブラックもいいけど、春はなんだか白スニーカーを履きたくなるもの。オールホワイトだと少し物足りない、今はそんな気分なので登板回数が増えそうです。

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
愛用アシックススニーカー⑨
GEL-KAYANO 14

2008年に誕生。影響力のあるアメリカのランニング専門誌『Runner’s World』にて賞を受賞するなど、ランニングシューズとして高い評価を獲得したアシックスの名作。




「ホワイトボディにブラックのアシックスストライプのシンプルなデザイン。一見、学生時代の運動靴みたいなスニーカーなんですけど、そこがいい。コーディネートのハズしにもちょうど良くて、今流行している理由がわかります」。
愛用アシックススニーカー⑩ GT-2160

「ここ数年、毎日スニーカーしか履いていませんが、今季はアシックスのGT-2000シリーズから着想を得て開発されたGT-2160にひと目惚れ。ハイテク感のあるデザインを探していたのもありますが、ゴールドとオレンジの配色が珍しくて即、購入を決めました。きれいめなウールのスラックスのハズしとして活躍させる予定です」。
愛用アシックススニーカー⑪ GEL-NYC



「2000年代の雰囲気が残ったこのGEL-NYCは、デザインが懐かしく、ハイテクだけどスポーティすぎないルックスにグッときて購入。調べると、アッパーの構造は2000年代初頭の『GEL-NIMBUS 3』をベースに、『MC-PLUS V』のデザイン要素をブレンド。そこに『GEL-CUMULUS 16』のソールを合わせてあり、アッパーのレトロな雰囲気とのギャップもなかなか。秋冬の着こなしのハズしとして活躍してくれそうです」
愛用アシックススニーカー⑫
UB5-S GEL-NIMBUS 9

「いまスニーカーのなかでとくに気になっているのがアシックスです。メタリックな配色、機械的なディテールが少年心をくすぐりますよね。春が近いのでせめて足元は軽快にいきたい。そんな気分で履いてみたら、アラ不思議。秋冬の重厚感ある素材の洋服と、テックな雰囲気がいい感じのミスマッチを演出してくれます。丈足らずのデニムを雑にはいて、洒落たストライプのオーバーシャツを羽織って、なんてのもいいですね」
Photos: ITCHY Norito Ohazama TMasaki Fujimura Yoshio Kato Ibuki Tamura Yuichi Sugita Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL] Takako Nagai Wakako Matsukura
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