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オシャレな人ならではのトップスといえば「ベスト」は外せない! 中でも汎用性が高く機能性も抜群なのが「アウトドアブランド」のベストだ。服のプロが愛用している13選を、推しコメントともにお届け!
1.Klättermusen


「ブランド定番のベストはウールとナイロンを混紡したタフさが特徴。袖口と身幅にゆとりを持たせたシルエットだから、冬は厚手のニットに、春先はスウェットにレイヤードしてもいい。どんなスタイルにも違和感なく馴染んでくれるので、仕事からプライベートまでほぼ毎日着ています(笑)。サイドにスウェーデンの国旗のタグが配されている細やかなこだわりもお気に入りのポイント」
2.Salomon

リップストップと撥水シェル素材を組み合わせたサロモンのベスト。1枚だとアウトドアムードが強いが、アウターのインに着れば、即こなれたシティアウトドアスタイルに。超軽量&薄手でかさばらないので、インに着るアウターとして重宝。とことんスポーティなスタイリングに合わせたい。
3.モンベル サイクラムベスト

前後で生地が切り替えられたベストは、前面に保温性と防風性に優れたソフトシェル素材を使用。前からの風や寒気から身を守りつつ、通気性が高い背面生地で、運動時の蒸れを解消しながら、暖かさをキープしてくれる。
▼スタイリスト 深澤さん
「トレンドでもあるテックなベストはこのプライスならトライしやすくてオススメです。個人的にはBDシャツの上に合わせたいですね。胸元のぷケットの配色も効いていてオシャレ!」
4.モンベル ライトシェルベスト

身体の芯を的確に温めてくれるベストは、季節の変わり目こそ取り入れたいアイテム。防風性と撥水性を備えた軽量なシェル素材に、暖かく蒸れにくい性質を備えたクリマプラス®️メッシュを合わせ、快適な着心地を追求した。
▼スタイリスト 深澤さん
「テックなベストが流行っているので、汎用性の高いブラックでこのプライスならトライしやすいのではないでしょうか。ストライプなどクリーンなシャツ合わせたいですね」

極細ファイバーで作ったトリコット起毛地を使用したメッシュ素材。繊維と繊維の間に空気を多く蓄えるため、薄手でも高い保温性を実現する。制電効果もあり、空気が乾燥する季節でも静電気が起きにくい。
5.モンベル クリマプラス200 ベスト

気温のアップダウンが激しいときには、中間着を足し引きして調整するのがオススメ。中厚手のフリース素材で作られたベストなら、すっきりとしたシルエットでアウターも重ねやすく、屋内などは一枚でもしっかり保温してくれる。

ストレッチ性、速乾性に優れながら、保温力も抜群なクリマプラス200を採用。蒸れを逃しながら、快適な着心地を実現する。
▼スタイリスト 深澤さん
「ベストが流行っていますが、モンベルのフリースベストで旬のムードを取り入れるのもオススメ。ロングランで着まわせるのもポイントですね。シックなグレーなのでカジュアルなシャツとも相性がイイ!」
6.モンベル
ライトアルパインダウン ベスト

強度と軽量性を備えたバリスティックナイロンを使用しており、幅広いシーンでタフに着こなせるダウンベスト。フロントには、冷気の侵入や内側の熱の放出を軽減するコンシールジッパーを採用。つぶし縫いで縫製したシングルキルト構造により保温効率もアップ! ダウンならではのモコモコとした表情もポイントに。

厳冬期の冷え込みが激しく、寒暖差の激しい自然環境でタフに育てられた水鳥から採取される高品質なダウンを使用。800フィルパワー・EXダウンが封入されている。
▼スタイリスト 深澤さん
「ソリッドなブラックのダウンベスト。800フィルパワーのEXダウンを採用しているので、とても軽く暖かいです。薄手のアウターの上にレイヤードしても決まりますね」
7.モンベルの
O.D.Vネックベスト

防風性に優れたナイロン素材を使いながら、コットンのように柔らかく、快適な肌触りを叶えたVネックベスト。フロントジップになっており、ニットやスウェット、Tシャツなど、さまざまなアイテムとの重ね着が楽しめる。汎用性の高いVネックと飽きのこないデザインや、着こなしに品をプラスするネイビーで、春先まで重宝する。

両胸と腰の両サイド、合わせて4つ完備されたジップ式ポケットの内側はメッシュ仕様に。
▼スタイリスト 深澤さん
「なんてことないけど、なんだか説得力のあるベスト。春スタイルを意識してくるこのくらいのタイミングで、1枚投入するとコーデに新鮮味をプラスできます」。
8.ザ・ノース・フェイス
メドウウォームベスト

コットン調の生地に中綿が入ったベストは、ほどよい厚みで季節の変わり目から、寒さが本格的になる冬まで長く重宝する。生地のマットな風合いとメタルのスナップボタンのコンビがレトロな空気感を演出。秋を感じさせるブラウンカラーで、防寒しながらこなれた着こなしに。
▼スタイリスト深澤さん
「アウターとしてももちろん使えますが、ダークトーンのジャケットのインに入れて、アクセント使いするのもアリ。すっきりとしたシルエットなので重ね着もしやすいですね」
9.パタゴニア メンズ
シンチラ・ベスト

防寒にもレイヤードにも大活躍
シンチラ・ジャケットと同じ1987年に登場した、ジャケットのデザインを踏襲する、スタンドアップカラーのフルジップベスト。温度調整に最適なのはもちろん、今年はアウターレイヤードに応用するのもおすすめ。コートスタイルにテック感を盛りたいときのインナーなどにもお役立ち。
10.パタゴニア
メンズ・クラシック・レトロX・ベスト

トップスの上に重ねることで、身体の芯を的確に暖めてくれるジップ式ベスト。防風性メンブレンを貼り合わせたポリエステル100%(そのうちリサイクル・ポリエステルを85%使用)のフリース素材で、寒冷な風からも身体を守りつつ、アウターを重ねれば、中間着としても大活躍する。
▼佐藤さん(メンズスポーツウェア、ロゴ、ハイク、ワークウェアのカテゴリーマーチャンダイザー)
「今年は少し暖かい日が続き、何を着たら良いか決めきれない方が多いのではないでしょうか。そんなときにレトロX・ベストは、裏地がさらっとしたメッシュのためTシャツやスウェット、シャツなどの上にも合わせやすくなっています。予想のつかない天候でも、着回しやすいこのベストならコーディネートの迷いを軽減してくれるはず!」
11.パタゴニア
メンズ・ロス・ガトス・ベスト

保温性と吸湿発散性に優れ、快適な肌触りも備えたハイパイルフリースのベスト。フロントがスナップボタンになっており、寒暖差に合わせて簡単に着脱できるのが嬉しい。アウトドアでは内側から防寒対策に、インドアでは体の芯を的確に温める手軽な羽織りとして重宝する。
▼ロジャースさん(PR担当)
「このベストは261g(Mサイズ)と軽量で、ふんわりとした肌触りが特徴です。デッドエアーを溜め込むことで保温力を発揮する素材で作られています」。
12.パタゴニア
メンズ・ナノ・パフ・ベスト

見た目にも軽量でコンパクトに持ち運べるジップベストは、保温性と防風性、耐水性を完備。消費者から回収されたリサイクル・ポリエステル100%で作られている背景も含め、防寒着の枠を超えて人から人へと伝えたくなる1着。
▼ロジャースさん(PR担当)
「多数あるベストの中でも一番万能で、ついつい手にとってしまうのがナノパフベスト。インナーでもアウターでも、アウトドアでも室内でも季節問わず活躍してくれます。簡単に洗えて、小さく収納可能。カバンの隙間にもすっぽり納まります」。
13.パタゴニア
メンズ・トレイル・クラフト・ベスト

トレイルの際、トップスに重ね着するために設計されており、幅広いシーンで機能性を発揮するジップアップベスト。通気性と伸縮性に優れたフロントパネルと、吸湿発散性を備えたニットの裏打ちにより、汗や蒸れを逃しつつ風や小雨をしっかりブロック。背面と両サイドはストレッチの効いた軽量な生地を使用。しなやかで軽やかな着心地は、一度着ると手放せなくなりそう。ベスト本体をポケットにしまうことでコンパクトに持ち運びも可能。

前と後ろにジッパー式ポケットを2つ完備。後方のポケットは、やや傾斜して作られているので、小物などを入れると自動的に中央に配置される作りになっている。
▼中村さん (マーチャンダイジング)
「マウンテンバイクを始め、トレイル上でのあらゆるエンデュランススポーツに対応するよう開発されたテクニカルベスト。パタゴニアでは1990年代から、エンデュランススポーツ向けのテクニカルベストを作り続けており、これまでも多くの名作が密かに誕生してきました。2025年春夏で登場したトレイルクラフトベストは、シンプルで無駄のない、まさにパタゴニアの製品哲学を体現している製品。重量わずか100g少々(おにぎり約1個分)で、コンパクトに収納可能。トレイルへ向かう気持ちを盛り上げてくれるベストです」。
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Yuta Fukazawa Text:Wakako Matsukura
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