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新アーティスティック・ディレクターに就任したマイケル・ライダーは、メゾンのアーカイブに自身の経験と感性を融合させて、セリーヌに新しい視点をつくり出した。軽やかで、色を静かに加えたコレクションを、東京の景色を背に、豊田裕大が着る。
Celine, A New Prologue

大胆でユーモラス、湾曲的なフォルムを描くレザージャケットは柔らかく上質なカーフスキン。同系色のニットを重ねて、鮮やかな赤にフォーカスしながら縦にストンと落ちるワイドなスラックスが落ち着かせる。カーブとシャープ、二つのエッジが、新しいスタイルの輪郭をつくり出す。
ジャケット¥1,034,000・ニット¥170,500・パンツ¥231,000・靴¥159,500[すべて予定価格]/セリーヌ ジャパン


肩幅がくっきりと際立つようにデザインされたダブルジャケット。ロング丈と鋭利なピークカラーが、クラシックなスタイルを構築的に再設計していく。ちょっとラフなシャツでタイドアップするくらいのアンバランス感を楽しみたい。
ジャケット¥467,500・タートルネックカットソー¥115,500・パンツ¥170,500・靴¥132,000[すべて予定価格]・タイ[参考商品]/セリーヌ ジャパン その他/スタイリスト私物


今季のコレクションの中でも印象的だったひざ上丈のロングトップスは、柔らかなニットでラガーシャツを表現した。鮮やかなグリーンは編みによるもので、前衛的なパターンとクラシックな趣をミックス。この存在感と上質なウールの暖かさがあれば、アウターはいらない。
トップス〈参考色〉¥253,000・パンツ¥231,000・靴¥126,500[すべて予定価格]/セリーヌ ジャパン その他/スタイリスト私物

袖を通すだけで大人になれる気がするブルーのクレリックシャツは、アームが大胆に膨らんでいて、1枚で着るとその魅力をより表現できる。スキニーぎみのジーンズでシャツのボリュームを引き立て、ラウンドカラーの白をバレエシューズが拾う。そこに流れるのはパリジャン・ブルジョワの控えめで上品なムード。
パンツ¥143,000・シャツ¥115,500[デザイン変更あり]・靴¥132,000[すべて予定価格]/セリーヌ ジャパン


ニットとワイドスラックスのシンプルなコーデに、毛足にボリュームをもたせたニットを首に巻き、かかとが踏めるモカシンシューズをラフに合わせる。エッジをあえてつくらない、優雅で静かなコーディネートが、新しいアメリカン・プレッピーのビジョン。
首に巻いたニット¥269,500・靴¥126,500・ニット¥170,500・中に着たシャツ¥143,000・パンツ¥170,500[すべて予定価格]/セリーヌ ジャパン
問い合わせ先
セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401
https://www.celine.com/
Photos:Syuya Aoki Hair:Hirokazu Endo[ota office] Stylist:So Matsukawa Model:Yudai Toyoda[MEN’S NON-NO model] Composition&Text:Masayuki Ozawa Yukino Nakai[Both are MANUSKRIPT]
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