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学祭など、秋のイベントシーズンでござりますなあ。出し物とか懐かしいですね。
行事の準備期間って女子がキレがち、カップルができがちですよね。僕はいろんな人の間を取り持ちながらキョロキョロしがちでした。
あのとき、頑張りたい人も頑張りたくない人も楽しさを共有できる方法はなかったのかな? と今さら思ったり。だって学祭って、狭い世界の登場人物が集まる盛大なお祭り。僕はみんなと楽しみたかったですから。
特に真面目に取り組んだのは体育館でのライブ。軽音楽部で、学祭用に組んだバンドでギターボーカルを担当。『抱きしめたい』というタイトルのオリジナル曲を熱唱し、見事、好きだった子が観に来なかったという思い出があります。
当時の自分を振り返ると、恥ずかしいことばかりしていたな… と嬉しい気持ちになります。青春とは「懐かしむとき」ではなく、「恥ずかしむとき」にこそ初めて気付けるものだと思うから。僕は恥ずかしい思い出をジャラジャラ持っているので、青春が多いと言えるかもしれません。どれも自慢にはならない中くらいの青春。
でもそんな青春が、肯定でも否定でもなく、優しく自分を許してくれたりします。
若者は異様なほどの緊張感を持って常に微熱を帯びている生き物なので、「過去より未来」とか簡単に言ってしまうとバランスを崩してしまうではないですか。漠然とした未来に押し潰されそうなときには、自分の人生にいくつかの青春を見つけてみてほしいです。きっと役に立ちます。肩に荷物を積みすぎたら、背が伸びなくなりますよ。
っていう、熱血教師になる“妄想の秋”でした。どうか間に受けないでください。
しーゆーあげん。
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