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日曜日の昨日は、
前評判が高くて気になっていた「アバター」を
見に行ってきた。
前に友達の家でやった3Dゲームで、
酔ってしまいキモチ悪くなって吐いてしまった僕は、
とてもこんなダイナミックな3D映像と、
字幕の情報をともに処理するなんて、ゼッタイ無理(戻す)と
思ってたけど、いざ観てみたら意外とそうでもなかった。
それはともかく、ちょっと時間があったので、
映画の上映前に近くを散歩していたら、
なんね、これ!「銀座熊本館」って!
これは「肥後もっこす」
(※わからない人はまわりの熊本県出身の友達に聞いてみよう。
まあ今風に言うと「熊本男子」・・・)
の僕としては、見過ごすわけにはいかない。
同郷出身のスザンヌ(パネル)に出迎えられるのも悪くない気分だ。
(彼女は熊本県宣伝部長も務めているのです)
ああ…なんか、懐かしいモノが、いっぱいある!
そのなかから、不祥Y崎、
熊本名産品をガイドさせていただいても、よかですか?
まず「誉の陣太鼓」。
前にちらっと紹介した「武者がえし」と並んで
熊本が誇る銘菓。
ぽってりした黒羊羹(厳密には小豆を羊羹風に
練って寒天で固めたもの)のなかに、
ちっちゃな白いもちが入ってる(これも厳密にはもちではないが)。
「ブリュっ」と噛み切って、初めてそのもち部分に到達した、
あのファーストコンタクト(歯応え)といったら!
想像できるか?
これはうまい。ネーミングだってパッケージだってかわいいんだ。
今度生まれ変わったら、陣太鼓になりたい。
次に、「いきなり団子」。
これはスザンヌも絶賛してるそーで、
団子のなかに、いきなりサツマ芋が入ってることが名前の由来。
由来こみで有名。
(その他、いきなりお客さんがきても、さっと作れる説も、
耳にしたことがあるんだけど、これは知らない)
ボッテリ厚みのあるモッチモチした団子の皮と
サクサクの芋のハーモニー。
甘さは随分控えめで、素朴な(剛毅、といってもよい)味で、
正直に告白すると、僕はそんなに好きじゃなかった。
甘くてふわふわした洋菓子ばかり追いかけてたあの頃。
僕はいま、この味わいの機微を感じ取れる大人になれただろうか。
そしてこれだ。
世の中、ふりかけは星の数ほどあるけれど、
熊本県民にとってのふりかけは世にひとつ(そうだろ?)。「御飯の友」
ていうか、これって昨日まで熊本産だってこと知らんかった。
昨日まで全国区だと思ってた。
他県の皆さんはこれ見たことない?
たったいま調べたら、この御飯の友が作られたのは大正初期。
「全国ふりかけ協会公認のふりかけ元祖」だとか。
これ結構有名な話なんだってね。知りませんでした、ヨヨヨ。
このコーヒーだって(カフェオレも)、
学校の購買の自販機で買ってたよ!
あれもこれも、
みんなみんな熊本産だったんだ…。
なんだかいつもより少しだけ人に優しくなれそうな。
そんな気がした日曜日でした。
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