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ビューティの最前線で働く、美容師やサロンスタッフたちを集めた「メンズノンノ ビューティクルー」。今回は、日々膨大な数のヘアケア製品に触れている彼らが、自身のスタイリングに“これだけは欠かせない”と太鼓判を押す愛用アイテムを徹底リサーチ。 プロのテクニックを支える名品から、今の気分を映す最新作まで。絶妙なニュアンスや質感にこだわる、おしゃれのプロが選び抜いた精鋭たちが勢揃い!
- プロは何を使ってる? 美容師が惚れ込む「スタイリング剤」17選
- ARIMINO menフリーズキープ グリース
- LIRIOウォータリーグリース
- MILBONモールディング ワックス 7
- O SKIN&HAIRオー・グリース
- O SKIN&HAIRオー・ジェルム ソフト
- OWAYウォーター・レジン
- LOA THE OILロアオイル(ミスティックウッド)
- Amikoleシアバター(ホーウッド)
- ARIMINOヘアドックライト/LINC ORIGINAL MAKERSヘアバーム
- THE MOIIザ・モイ グロウオイル ブリンクヴェールザ・モイ メイクバーム エフォートレスタッチ
- SUNCALLサンコールスクリムモイストヘアクリーム/nigelleスモーキードライクリーム
- TRIEトリエオム フリュード 10/OW BYE TORIヴェロアメルト バーム
- Vaselineオリジナル ピュアスキンジェリー
プロは何を使ってる?
美容師が惚れ込む
「スタイリング剤」17選
ARIMINO men
フリーズキープ グリース

「ジェルって、つけた瞬間に一気に固まるイメージがあると思うんですけど、これはいい意味で裏切られました。伸ばしている間は意外と固まらなくて、狙ったシルエットをちゃんと作れる。香りも強すぎないので、香水や他のスタイリング剤ともケンカしないのも使いやすい! セット力はしっかりあるのに、あとから手直しできるので、再整髪もしやすいですね。使い始めて一年程経ちますが、今ではお客さまにもおすすめしていますし、サロンでも実際に販売しています」。

「カットが終わったタイミングで、そのまま使うことが多いグリース。タオルドライした状態で、あえてドライヤーは使わずにスタイリングしています。髪になじませるだけで形が決まりやすく、お客さまへの仕上げにもよく使っています。キープ力が高くて、時間が経ってもスタイルが崩れにくいのに、仕上がりは重すぎない。しっかりはしているけれど、ハードすぎないバランスがちょうどいいんです。個人的には、一日中キープできる安心感がありつつ、お風呂で流しやすいところも気に入っています。短めのレングスや、動きを出したいショートヘアの方には特におすすめですね」。
LIRIO
ウォータリーグリース

「テクスチャーはジェルに近いですが、仕上がりはすごく柔らかい。比較的レングスが長めのヘアに使っても、重くなりすぎず、ほどよくいい質感を出してくれます。ジェルタイプなのにパリッと固まらないので、日中も手ぐしが通せてストレスフリー! 水溶性の質感で、シャンプーのときも落としやすいのも嬉しいポイント。最初のすすぎでスッと流れてくれる感覚があって、使いやすさはかなり高いですね。香りも爽やかで、ハーバル感の中にオレンジのニュアンスがある、みずみずしい印象。強すぎないので、シーンを選ばず使えます」。
MILBON
モールディング ワックス 7

「ヘアチェンジをしたタイミングで、使い始めました。ドライな質感で、束感を作りやすいところが気に入っています。立ち上がりを出しやすいので、ボリュームが出にくい軟毛の方にも使いやすいですね。パーマスタイルとの相性もよくて、動きを出したいときや、ラフに仕上げたいときにちょうどいい。実際にサロンワークでも使っていますし、毎日のスタイリングでも出番が多いです。価格も比較的安価で手に取りやすく、スタイリング剤にあまりお金をかけたくない人にもおすすめ。毎日使っても減りが遅く、コスパのよさも実感しています」。
O SKIN&HAIR
オー・グリース

「香りはオーガニック系の自然由来で、つけていて嫌な感じがありません。強すぎず、ふわっと残る程度なので、シーンを選ばず使えるのもポイントです。グリース自体のセット力はやや強めで、キープ力もしっかりあるのに、触ってもパリパリしない。あとから動かせる柔らかさがあり、スタイルを作り込んだあとも微調整がしやすいですね。セット力とツヤ感が長時間キープされやすい印象なので、きれいなシルエットを保ちたいときに向いています。周りでも使っている人が多く、サロンでもお客さまの最後の仕上げとして使用することが多いアイテム」。
O SKIN&HAIR
オー・ジェルム ソフト

「最近使い始めた新作で、発売されてすぐに取り入れました。使い心地はかなりよくて、感覚としてはジェルとバームのちょうど中間。ジェルのように固まったりせず、手触りはバームに近いのに、見え方はジェルやグリースのようなツヤ感が出せる気がします。ストレスなく使えるのに、スタイルはきちんと形になってくれる。そのバランスがすごく優秀! 動かしやすさがありつつ、だらっと崩れないので、仕上がりの見た目もきれい。ナチュラルに整えたい日にも、質感をきれいに見せたいときにも使いやすいアイテムです」。
OWAY
ウォーター・レジン

「メンズラインのスタイリング剤で、仕上がりは自然なツヤ感が出るタイプ。香りもフルーティーで使いやすく、季節を問わず愛用しています。使い始めてからは1年ほどで、サロンワークでも出番が多いアイテムですね。ブリーチ毛や乾燥しやすい髪質との相性がよく、特に濡れ髪に塗布するとツヤ感がよりきれいに出ます。全体になじませるのはもちろん、広がりやすい部分や抑えたいところにだけ使うのもおすすめ。スタイリング力がしっかりあるので、使い方次第でいろいろなスタイルに対応できる。一本持っておくと幅広く使える、万能タイプのスタイリング剤だと思います」。
LOA THE OIL
ロアオイル(ミスティックウッド)

「“香水オイル”と呼ばれるくらい、香りの完成度が高い人気アイテム。サロンでも取り扱っていて、香りのバリエーションがかなり豊富なのも魅力です。世代を問わず刺さりやすく、香りで選びたい人にもおすすめしやすいですね。重めのオイルは、ロングヘアだと時間が経つにつれて酸化したような油っぽい匂いが出やすい印象がありますが、このオイルはそういったストレスがありません。長時間つけていても香りがきれいに続くところが、他と違うポイントだと思います。質感も重すぎず軽すぎずで扱いやすく、つける量を調整すればどんなレングスやスタイルにもハマる。仕上げに、香りとツヤをさりげなくプラスしたいときに活躍してくれる一本です」。
Amikole
シアバター(ホーウッド)

「ニューヨークで手作りされているアイテムで、配合されているのはナチュラルな成分のみ。香りのよさも印象的で、個人的に何種類か使い分けています。中でもオレンジ系の香りは、少し温かみのあるニュアンスがあって、冬のシーズンにちょうどいい。質感はウェット寄りですが、重すぎず軽すぎず、髪に動きを出しやすい。レングスを問わず使えて、濡れた髪につけるのもおすすめです。顔についても気にならないので、スタイリングの際にストレスがありません。バター自体はやや硬めですが、手のひらで少し温めてから使うと、髪になじみやすく、しっかりキープしてくれます。香り重視で選びたい人にも、仕上がりをちゃんとキープしたい人にも、どちらにも刺さるアイテムだと思います」。
ARIMINO
ヘアドックライト/
LINC ORIGINAL MAKERS
ヘアバーム

「『ヘアドックライト』は、洗い流さないトリートメントベースの成分でできているので、仕上がりがとにかく柔らかく、ムース特有のパリパリ感が出にくいのが特徴。ラフな質感を作りながら、ケアと保湿を同時に叶えられるので、パーマヘアの無造作な動きを出したいときに重宝しています。そこに『リンクオリジナルメーカーズ』のバームを仕上げのコーティングとして重ねると、ムースだけでは足りないキープ力を補いながら、ツヤとまとまり、ボリューム感をきれいにキープできる。伸びがよく柔らかい質感で保湿力も高く、仕上がりの完成度がぐっと上がるので、長く使い続けている信頼感のある組み合わせです」。
THE MOII
ザ・モイ グロウオイル ブリンクヴェール
ザ・モイ メイクバーム エフォートレス
タッチ

「『ザ・モイ』のオイルとバームは、スタイルに合わせて使い分けています。ベースにはオイルを使うことが多く、その工程だけで仕上げる日もあります。クセ毛なので、クセの質感をそのまま活かしながら、しっかり保湿とツヤ感を与えてくれるところがちょうどいい。動きを出したいときには、その上からバームをプラス。使用感はワックスに近いテクスチャーですが、固まりすぎず、ラフな質感を作るのに最適な硬さです。ツヤが出すぎないナチュラルな仕上がりなので、他のスタイリング剤と重ねても干渉しにくく、調整役としても使いやすい組み合わせだと思います」。
SUNCALL
サンコールスクリムモイストヘアクリーム/
nigelle
スモーキードライクリーム

「『サンコール』のヘアクリームは、とにかくナチュラル。つけているのに、とにかく軽い! しっとりしすぎず、空気感のある質感を出しやすいのが特徴です。男女問わず使いやすく、髪そのものをきれいに見せたいときのベースとして重宝しています。そこに『二ゼル』のドライワックスを組み合わせると、嫌なギラつきが出ず、バサっとしたナチュラルな動きがプラスできます。クリームやオイルで作ったウェット寄りのベースに、あえてドライな質感を重ねることで、髪の質感がよりきれいに見えるバランスに仕上がる気がします!」
TRIE
トリエオム フリュード 10/
OW BYE TORI
ヴェロアメルト バーム

「バームは、心地のいいウッディ系の香り。バームでここまでウッディな香りはあまり見かけないので、その点が印象的で気に入っています。質感は、ウェッティなニュアンスが出るのに重たくならず、ベタつかないのも使いやすいポイント。サロンでも使用していて、特に長めのレングスや、ツヤを足しながら動きを出したいスタイルに向いています。一方で、『トリエ』のジェルは10番を愛用中。速乾性が高く、つけた瞬間から固まるのでポイント使いに最適です。耳まわりや襟足の短い毛を押さえつつ毛流れを整えられて、ヘアスタイル全体に程よい締まりが出る。こちらもサロンで実際に使用していて、短い髪のディテール調整におすすめの組み合わせです」。
Vaseline
オリジナル ピュアスキンジェリー

「『ワセリン』は、ここ半年ほど愛用しています。以前はジェルでスタイリングしていましたが、このレングスだとどうしてもバキバキに固まりやすくて。その点、ワセリンはほどよく動きが出ながら、しっかりまとまり、自然なツヤ感もプラスしてくれます。使用量は親指の爪くらいを目安に、手のひらでしっかり温めてからなじませるのがポイント。フロントはピシッと押さえつつ、全体はラフに仕上げています。タオルドライをしっかり行い、根元だけドライヤーで乾かしたあと、自然乾燥に入る前に塗布するのがおすすめ。固めすぎず、きれいにまとめたいときにちょうどいいスタイリングです!」
Photos:Kaho Yanagi
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