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感度の高いメンズから人気のヘアサロン・東日本橋「そそ」の川島拓海さん。直毛や軟毛で、スタイリングを頑張るほど決まりにくい……。そんな悩みのある髪質をむしろ活かして、削ぎ落としたナチュラル系に落とし込む技を教えてくれた。

レイヤーもスタイリングも最小限。
繊細に仕上げる、
クオリティの高いナチュラルスタイル
洗いざらし風、何もしていない風。この手をかけていない質感を、セルフスタイリングで表現するのが一番難しい。けれどこの難易度の高いスタイルを、再現しやすい髪質がある。それが直毛や軟毛だ。
マッシュベースのショートヘアだが、表面のレイヤーはフォルムを整えるくらいの少量にし、動かすための大袈裟な毛束は作らないのが大切。さらに耳周りや襟足なども切り込みすぎず、余韻を残しておくことも、デザインを洒落てみせるポイント。
スタイリングは硬めのワックスを
表面にふわっと触れる程度に
あとは、硬めワックスなどのスタイリング剤を“微量”手に取り、しっかり手のひらに広げ、表面の髪をふわっと触れるくらいの動きで毛を散らすだけ。前髪、耳周り、襟足の毛先でポイントにしたい毛束だけに少しだけワックスをなじませフォルムを整える。
ワックスをつけることでぺたっとした経験がある髪質なら、むしろこの引き算で計算されたスタイルこそ髪質を活かせる。弱点を逆手に取り、もっとおしゃれなヘアスタイルを楽しもう。
カラー/なし
パーマ/なし
担当:川島拓海さん(そそ)
モデル:AKIさん

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シャツ(ブラン ワイエム)¥34,100/ティーニー ランチ ☎︎03-6812-9341
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Photos:Takahiro Idenoshita Stylist:Yasuki Nakamichi Composition & Text:Michiyo Matsui
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