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決めすぎず、ゆるっとした洒落感のあるスタイル提案が得意な「goodthing」の人気スタイリスト畠山怜さん。抜け感の演出が難しいベリショ系レングスでも、リラックスした雰囲気を出せる最新スタイルを教えてくれた。

ザクっとした束感とマットな質感。
再現率の高い、
こなれショートの秘密とは?
スパイキーに動かすスタイルから、前髪を下ろす方向性にシフトしているベリショ系のヘアトレンド。でもただ前髪を下ろすだけでは、何もしてない感じ。そんなジレンマを克服するために畠山さんが提案してくれたのが、ザクっとした束感と角を残したボックスシルエットがポイントの短めショート。
一見ベリーショートっぽいが、ちょっと伸びたくらいの半端レングスの方が、このスタイルに挑戦しやすいそう。
ラフに見せるためのテクニックは、チョップカットで仕込んだザクっとした毛束と、ハチ周りに角を残したボックスシルエット。このシルエットを活かすため、サイドと襟足は少し絞るようなイメージでカットするのも洒落感演出の隠し技だ。カットの段階で“抜け”を作っているので、トレンドの前髪下ろし系スタイルも映えやすい。
このスタイルの持ち味を活かすには
セットに“手をかけすぎない”こと!
そしてスタイリングは硬めのマット系ワックスでカジュアルな雰囲気づくりを。といっても、髪全体にもみ込んで、ささっと前髪を下ろせば決まってしまう再現性の高さも計算済み。決めすぎない印象のスタイルを表現するためにも、セットに手をかけすぎないように注意を!
ベリショの鮮度を上げたい、硬い髪質に抜け感を出したい、そんな願いも叶えてくれる。
カラー/なし
パーマ/なし
担当:畠山怜さん(goodthing)
モデル:荒井太陽さん

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デニムジャケット(ドアトロク)¥60,500/HEMT PR(☎︎03-6721-0882) ポロシャツ(アンフィーロ)¥5,990/オンワード樫山(☎︎03-5476-5811) パンツ(グランク)¥49,500/にしのや(☎︎03-6434-0983) バングル(ヨハン シルバーマン)¥151,800/ティーニー ランチ(☎︎03-6812-9341)
Photos:Takahiro Idenoshita Stylist:Yasuki Nakamichi Composition & Text:Michiyo Matsui
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