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朝シャンする時間がない日。汗をかいたけど、シャワーを浴びられない外出先…。そんなときに頼れるのがドライシャンプー。スプレー、ミスト、パウダーなど形状も豊富で、使い方や種類がわからず、手に取るのをためらっている人も多いはず。
今回は、エディターが実際に使って徹底レビュー。自分に合った一本を見つけよう!
「ドライシャンプー」って何?

シャンプーといえば“水で洗い流す”というイメージが強いが、実は水なしで手軽に使用できるのが「ドライシャンプー」。スプレーやパウダー、シートなどを髪や頭皮になじませることで、皮脂や汗によるベタつき、ニオイを一時的にリセットできるアイテムだ。使いどころはかなり広く、朝シャンする時間がないときや、ジム帰り、入院先、アウトドアシーンでも重宝してくれる。
さらに、水が使えない災害時の備えとして用意しておく人も増えていて、ひとつあると、いざという時にも心強い。最近では、香り付きのものや髪にボリュームを出せるタイプもあり、スタイリング感覚で取り入れる人も増えてきている。実は日常でも活躍する、頼れるヘアケアのひとつだ。
「ドライシャンプー」の種類は?
スプレータイプ
髪全体にサッと吹きかけて使える、最もスタンダードなタイプ。パウダーを噴射するタイプは皮脂の吸着力が高く、頭皮や髪のベタつきをしっかり抑えてくれるのが魅力。速乾性があるので、時間がないときにも頼りになる。爽快感のある使い心地や香り付きが多く、リフレッシュにも◎。
ミストタイプ
霧状のミストを髪や頭皮に吹きかけるタイプで、優しい使い心地が特徴。水分感が多く、乾燥しがちな季節やドライシャンプー初心者でも取り入れやすい。洗い立て感が出るほどの強力な皮脂吸着はないが、軽めのリセットや香りづけ、気分転換にちょうどいい存在だ。
パウダータイプ
粉を頭皮や生え際に直接なじませて使うタイプ。皮脂や汗をしっかり吸着し、テカリを抑えながらボリューム感もプラスできるのが特徴だ。使い慣れるまでは量の調整にコツがいるが、仕上がり重視派にはハマる一本。
シートタイプ
汗ふきシート感覚で、頭皮を直接拭き取るタイプ。うなじや生え際などスプレーが届きにくい部分もピンポイントでケアができる。ジム後やアウトドアにはもちろん、液体やエアゾールの持ち込み制限がある飛行機やフェス会場でも安心。荷物にならないサイズ感だから、持ち運び重視ならコレ一択だ。
「ドライシャンプー」の使い方は?
ドライシャンプーの基本の使い方をおさらいしておこう!
①髪をかき分けて、頭皮に直接スプレーする

髪をかき分け、頭皮に向かってスプレーを噴射するのが一番効果的。このとき、頭皮との距離が近すぎると、低温やけどを起こす可能性があるため、20〜30cmほど離して使うのが正解。頭皮全体にまんべんなくスプレーしよう。
②全体をなじませる

スプレーし終わったら、手で揉み込むようにマッサージ。髪や頭皮全体にドライシャンプーをなじませるようなイメージで、軽く整えておくと◎。
③ブラッシングで整える

最後に、ブラシで髪全体をとかして整える。余分なパウダーが落ちることで、白浮きを防ぐことができ、仕上がりもよりナチュラルに。
初心者が気になる!
「ドライシャンプー」Q&A
ドライシャンプーはどのタイミングで使うのが正解?
A. すぐに髪をリフレッシュしたいときや、ベタつき・ニオイが気になったときが使いどき。洗髪する余裕がない朝、ジムやスポーツのあと、外出先や旅先で髪がペタッとしてきたとき、水が使えない災害時やキャンプなどのアウトドアシーンまで…活躍の場は幅広い。さらに、ヘアカラーやパーマ後など洗髪の間隔を空けたいときにも便利なアイテムだ。
デメリットはある?
A. ドライシャンプーは一時的にベタつきやニオイを抑えられる便利なアイテムだが、根本的な汚れは落とせないため、使いすぎると皮脂や汚れが頭皮に溜まりやすくなる。かゆみやフケなどのトラブルを引き起こすリスクがあり、種類によっては粉っぽくなったり香りが好みでないことも。頭皮に異常がある場合は使用を控えるのが安心!
ドライシャンプーはどれくらいの頻度で使えばいい?
A. ドライシャンプーは毎日のシャンプーの代わりにはならないため、基本的には“洗えない日”や“汗やベタつきが気になるとき”のサポートとして使うのがベスト! あくまで一時的なリセット用として取り入れながら、普段はお湯やシャンプーでしっかり洗うことが、頭皮トラブルを防ぐポイントになる。
おすすめの「ドライシャンプー」
14選
スプレータイプ
1.エイトザタラソ
ウォーターレス ドライシャンプー

アクアホワイトフローラルの
爽やかな香り
汗や皮脂によるベタつきやニオイ*1を瞬時にリフレッシュ。植物由来の皮脂吸着パウダー*2が余分な皮脂をオフし、洗いたてのようなサラサラ髪へと導く。さらに、海洋由来の美髪成分*3を配合した“タラソドライ処方”で、頭皮と髪を保湿しながらダメージケアできるのも魅力。アクアホワイトフローラルの爽やかな香りが広がり、運動後や外出先でも気分まですっきり整えてくれる。
*1 香りにより抑える
*2 オクテニルコハク酸デンプンAI(吸着)
*3 海水、タナクラクレイ、ヒバマタエキス、コトジツノマタ/ミツイシコンブ/ヒトエグサ葉状体エキス、加水分解コンキオリンタンパク(全て保湿)

編集 川上
スプレーした直後から、頭皮も髪もサラサラに。粉がダマにならず、均一に広がるのでベタつきもゼロ。噴射時のひんやり感がとても心地よく、気分までスッキリします。長時間続く清涼感ではないので、「スースーする感じが苦手」という方にも使いやすいはず。無香料タイプや持ち歩きに便利なミニサイズなど、選択肢があるのも嬉しい!
2.ダイアン
パーフェクトビューティー
ドライシャンプー クール

シュッとするだけで瞬間
ひんやりリフレッシュ!
洗いたてのようなサラサラ感を速攻でチャージし、頭皮も髪も軽やかにリセットしてくれる。スプレーするだけで皮脂やニオイを吸着し、まるで洗いたてのような軽さと清潔感が叶う。メントール配合でスーッと心地いい清涼感があり、汗をかいたあとのリフレッシュにもぴったりだ。ベタつきが気になる梅雨〜夏のシーズンはもちろん、ジム後や外出先でも活躍する一本。

編集 小林
鮮烈なクール感とシトラスの爽やかな香りにいざなわれ、気だるい夏でも北極にトリップしたかのよう。スプレーしたあとドライヤーでスタイリングし直してみましたが、ドライヤーの熱を当てても頭皮は冷たいまま。朝起きてドライヤー前のスプレー、おすすめです!
3.ビオリス
ピュアレタッチ ドライシャンプー

無香料だからTPO問わず愛用できる
汗や皮脂による不快感を瞬時に解消し、ふんわりボリュームとさらさらな仕上がりまで叶えるボタニカル処方のドライシャンプー。植物由来の皮脂吸着パウダー配合で、地肌にもやさしく使えるのが嬉しいポイント。無香料タイプだから、香水やスタイリング剤との併用も気にせず使える。

編集 小林
髪が洗えない時や汗をかいた後の不快感も、スプレーした瞬間すべてを吹き飛ばしてくれるような爽快さが◎。時間が経ってもひんやり感が続くので、暑すぎる夏のお供にぴったり。無香料なので、付けているスタイリング剤の香りを邪魔せず使いやすいです。
ミストタイプ
4.ザ・プロダクト
ドライシャンプー

自然派ドライシャンプーで、
頭皮と気分をすっきりリセット
ベタつきやニオイを抑えながら、頭皮を健やかに整えるマルチスプレー。ミントとローズマリーの精油が爽やかに香り、リフレッシュしたいときや気分転換にもぴったり。植物の力でやさしく頭皮ケアできる処方だから、敏感肌でも使いやすいのもポイント。髪や頭皮はもちろん、ボディミストやマスクスプレーとしても使えるマルチユース仕様。

マーケター
安藤
清涼感があって、汗をかく暑い季節にぴったり。1プッシュで頭皮がしっかり濡れるくらい噴射されるので、シーンに合わせて適量を使えるのも魅力です。香りはほんのりミントが香る程度で控えめなので、どんな人でも使いやすそう。シェアアイテムとしてもおすすめ!
5.オーバイエッフェ
スキャルプドライシャンプー
クールショット

キンと凍るような冷感で瞬間クールケア!
吹きかけた瞬間から冴えるような冷感がじわじわと持続するドライシャンプー。天然由来の皮脂、ニオイ吸着パウダーが、ベタつきや、ニオイをしっかりオフし、さらさら軽やかな仕上がりに。暑い日のお守り的存在だ!

WEB編集長
丸山
まさに冷たい一撃! コスメキッチンのPRの方から『コレはすごいですよ』と聞いて使ってみたのですが、想像をはるかに超えるひんやり感でした。しかも瞬間的に終わらず、使ったあとも20分くらい余裕で頭がスースー。気持ちもシャキッとするので、暑い日だけでなく、煮詰まる会議の前に使ってみるのもいいかもしれません。
6.ヴェレダ
ローズマリー ドライシャンプー

天然由来成分100%の
オーガニックドライシャンプー
天然由来成分100%のオーガニックドライシャンプーは、頭皮のベタつきやムレを抑えて、清涼感たっぷりにリフレッシュしてくれる優れもの。メントール配合でスーッとした爽快感が続くから、気になるニオイやかゆみも気にならない。セージやローズマリー、ラベンダーなどのハーブが頭皮にうるおいを与えてくれるのも嬉しいポイント。

編集 近藤
スプレーした瞬間、ローズマリーのすっきりした香りがふわっと広がって爽快。頭皮のベタつきが抑えられて、髪もサラッと軽くなる気がします。清涼感が強すぎないので、メントール系が苦手な方でも使いやすいと思います。ナチュラル処方で頭皮に優しい点も安心です!
7.ロクシタン
ピュアフレッシュネス
ドライシャンプーミスト

いつでもどこでも使える
ポータブルサイズ
メントールのほのかな清涼感と、ラベンダー・ユーカリ・グレープフルーツなどの精油が香り、爽やかで清潔感のある仕上がりが持続。アルコールベースのミストは白浮きせず、軽やかな使い心地が魅力。シリコンフリーで地肌への負担も少なく、携帯しやすいコンパクトサイズだから、ジムや外出先でのリフレッシュにも最適だ。

マーケター
安藤
噴射して揉み込むとすぐに乾き、サラサラの質感に! 頭皮のベタつきが気になるときにぴったりだと思います。使用後はしっかりとしたフローラルの香りが広がるので、好みが分かれるかもしれませんが、そのぶん頭皮の清涼感が長く続き、「シャンプー」としての効果をしっかり実感できました。
8.エヌドット
N. シア ドライシャンプー

レモングラス&ミントの爽やかな香り
レモングラスとミントの爽やかな香りが、暑い日にも爽快感をプラス 。髪や頭皮にシュッとひと吹きするだけで、汗・ムレ・ニオイをすっきりオフしてくれる。肌にも使えるから、アウトバススプレーとしても大活躍。

編集 小林
スプレーした瞬間だけでなく、頭皮をマッサージしているとミント&レモングラスの香りが広がり、すっきりとした心地よさに包まれました。肌にも使えるので、汗やムレもシュッとオフ。そして、髪の根元がふんわり立ち上がることにもびっくり。キャンプやフェスの翌朝、髪型が復活します。この夏大活躍の予感。
パウダータイプ
9.ラッシュ
ドライミー!

髪をスッキリ整える
パウダー状のドライシャンプー
髪と頭皮をスッキリ整えるパウダー状のドライシャンプー。コーンスターチとタルクが余分な皮脂をしっかり吸着して、髪をさらさらに整えてくれる。グレープフルーツとライムの爽やかな香りがふわっと広がり、気分までスッキリ。水が使えない日や、帽子を脱いだあと、外出先でのリフレッシュなど…シーン問わず愛用できる。

編集 川上
使うと、ベタついていた髪がサラサラに。パウダータイプだから、直接頭皮にのせるというよりは、いったん手に出して指先になじませてから、マッサージするように揉み込むのがおすすめ。ラッシュらしい、爽やかな香りも好印象。パウダーだから容量を気にせず機内持ち込みできるのも嬉しいポイント。ジメジメした夏を吹き飛ばす、頼れる夏の必需品です。
10.アンドビー
UVスムースパウダー

余分な皮脂を吸着して
根元から髪を立ち上げる
髪や頭皮のベタつきを吸着し、瞬時にサラサラの質感を叶える「UVスムースパウダー」。微細なパウダーが余分な皮脂をオフし、髪に自然なボリュームもプラス。汗でベタつきやすい部分はもちろん、首元や耳の裏側の気になるニオイケアとしても活躍してくれる。

編集 近藤
今の時期は湿気で髪が崩れやすいですが、ヘアセットの最後に「スムースパウダー」をなじませるだけで、スタイリングの持ちが格段にアップ! 超微細なパウダーなので量の調整もしやすく、白浮きの心配もありません。髪や頭皮にはもちろん、フェイスパウダーとしても使えるマルチユースアイテムです。
11.アロマティカ
ローズマリードライシャンプーパウダー

ポンポンと叩くだけで
ベタつきをオフ
髪に自然なボリュームとさらさら感をプラスするパウダータイプのドライシャンプー。ローズマリー葉エキスやアルガンオイルを配合し、頭皮と髪を優しくケアしながら余分な皮脂をしっかり吸着。爽やかなローズマリーの香りでニオイケアもバッチリ。持ち運びに便利なサイズ感で、バッグの中に忍ばせておけるのも魅力。

編集 近藤
パウダータイプのドライシャンプーは量の調整が難しそうに思えますが、中身のパフを押すと必要な分だけパウダーが出る仕組みなので、一気に大量に出てしまう心配がなく、とても使いやすいです。パウダーはベージュカラーで、自然な仕上がりが叶います。髪のボリュームが足りないな…と感じたときに使用したいアイテムです!
シートタイプ
12.メリット
ドライシャンプーシート
すっきり爽快タイプ

ニオイ・ベタつき、ホコリなど
微粒子汚れもすっきりオフ
メントール配合で頭皮に心地よい清涼感を与えながら、汗や皮脂、ニオイをしっかり拭き取る使い切りタイプのシート。コンパクトなサイズ感で持ち運びやすく、アウトドアシーンや仕事の合間など…さまざまなシーンで気軽に使えるのが魅力。ベタついた頭皮を瞬時にリフレッシュし、髪の不快感を抑えるから、汗ばむ季節や長時間の外出時にも重宝する。

WEB編集長
丸山
男子にとっては超おなじみの“汗拭きシート”とまったく同じ感覚で使えて便利。手ぐしを通すようにして頭皮を拭くと、スーッとして爽快感たっぷり。簡単にリフレッシュできます。持ち運びやすいのもいいですね!
13.フレッシュケア
ドライシャンプーシート

ラベンダーの香りで気分もリフレッシュ
髪と頭皮のベタつきや汚れ、ニオイ、ムレをすっきり拭き取れるドライシャンプーシート。目のあらいブラシに付けても使用でき、頭皮から髪全体までムラなくケアできるのが特徴。ラベンダーの香りがふわっと広がり、汗のニオイが気になるときも心地よくリフレッシュできる。

編集 川上
シートタイプのドライシャンプーは初体験でしたが、拭けているという感覚が分かって使いやすい。サラサラ重視というよりは、ムレやニオイ、ベタつきといったケアに重点を置いている印象。スプレーや液体を持ち込むのが憚れる飛行機の機内で大活躍しそう! サイズもコンパクトなのでこの夏の旅行には必ず持っていこうと思います。
14.無印良品
水のいらないシャンプーシート

天然由来成分100%で
頭皮や髪に優しく使える
100%天然由来成分にこだわった、水不要のドライシャンプーシート。大判で厚手の不織布が、汗や皮脂、汚れをしっかり拭き取り、頭皮と髪をすっきりリセット。天然成分のみで作られているから、敏感肌の人でも使いやすいのが嬉しい。

編集 近藤
シートが大判なので、毛量が多めでも一枚でしっかり対応できました。スーッとした清涼感があり、直接頭皮を拭けるから、気になる部分までしっかりケアできます。スプレータイプは持ち運びに少しかさばるけど、シートならバッグに忍ばせておけるのも◎。夏の外出用としてはもちろん、防災リュックにも入れておこうと思っています!
Photos:Teppei Hoshida Stylist:DAYOSHI Model:Ryoto Shisaka[MEN’S NON-NO model]
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