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──トレンドの目線で考えたときに、タブー視されるワードはいろいろある。前回取り上げた「セクシー」もそうだったが、魅力があるはずなのになかなか若い子に挑戦されず眠っているジャンルだ。今回は「コンサバ」について考える。これも実に敬遠されがち。伸ばしっぱなしの髪をカチューシャで上げている柴田さんは、コンサバという言葉自体、ピンとこないようだけど…?

ビッグサイズや、それを使ったレイヤード、個性的な色に柄…街中で目を引く服が多いなか、どんなヘアを合わせるのが正解? と考えたのが、コンサバなヘアに注目したきっかけ。僕も経験あるけど、若い男子にとって「コンサバだね」と言われることって、特にファッションにおいてはあんまりいい意味にはとらえられない。保守的、つまらない、抜け感がない…なんとなくネガティブな印象。だけど、使い方によってはとんでもなく男前で色気のあるスタイルになりうるんだ。具体的には、80~90年代にかけて〝ハンサムな男〟の代名詞だった、ストレートのレイヤースタイルのこと。センターかサイドで長めの前髪を分けて、顔まわりを見せるのがポイント。みんな知ってるかな? リヴァー・フェニックスって検索してみて(笑)。それに、マッシュやソフトウルフなど髪型自体に個性のあるものが流行った後、本人の持つよさや服を引き立てるヘアがくるのは必然だと思う。
17歳の柴田君にとっても、周りでやっている子はいないヘアだろう。だけどこんなにカッコいい。ストリートではダメと言われたものが新鮮に映えるのって面白いよね。先月行われたメンズノンノのショーでも、個性の強いスタイリングにコンサバを意識したニュートラルなヘアを合わせたら、服も本人たちも映える最高な組み合わせだった。ヘア単体で見たら新しくないこと、スポットの当たっていなかったことをいかにカッコよく拾うか。そんな楽しみ方もあるんだ。
クラシックなスタイルはラフさが決め手

スタイル的には、極めてオーソドックスなレイヤースタイル。全体にほとんど梳すかずに重さを残しつつ、前髪から自然につながるように衿足は長めにカット。艶っぽくならないよう質感はドライに、無造作にかき上げたような抜け感を残した。
ジャケット¥68,000・シャツ¥25,000/ランデヴー オー グローブ
Hair:KANADA[LAKE TAJO] Photo:Go Tanabe Stylist:Hidero Nakagane[S-14]
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