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Z世代のアイコンとして幅広く活躍するよしあきさんのビューティ連載。今回は、フレグランス好きの間で話題になっている「寝香水」について。よしあきさんと寝るときにフレグランスを普段から愛用しているエディターが一緒に、使い方から、「寝香水」デビューにおすすめの香りも実際に試してみた!

寝香水とは?

よしあき:最近よく耳にする「寝香水」って、昼間につける香水とどう違うんですか?
エディター 川上:一番の違いは、“自分のため”につける香水ってところですかね。昼間の香水って、誰かと会うとか、ファッションの仕上げとしてつけることが多いけど、寝香水は、完全に「自分のためだけ」のもの。心地よい香りで包まれると、なんかほっとするし、気持ちよく眠れますよね。
よしあき:なるほど! 自分を甘やかす感じがあって、すごくいいですね。そういう切り替えってすごく大事。
エディター 川上:お風呂上がりのスキンケアの流れで、最後に寝香水をつけると、なんか「今日もよく頑張った〜」って気持ちになります(笑)。
寝香水におすすめの香りは?

エディター 川上:よしあきさん的には、どんな香りが、寝香水に合ってると思いますか?
よしあき:やっぱり、リラックスできる香りが基本ですかね。ラベンダーとかネロリ、サンダルウッド、あとはミルキー系やバニラもおすすめ。甘めでも、落ち着きがあるもの。個人的にはウッディ系は、すごく落ち着く印象なので、夜使いたいです!
エディター 川上:すごく良い香りのセレクト! たしかにウッディ系って安心感ありますもんね。強すぎたり、スパイシーすぎたりするのはNGですよね?
よしあき:寝る前にはちょっと刺激が強すぎて、目が覚めちゃいます(笑)。朝の印象があるシトラス系でも、グリーン寄りでまろやかなものならOK。僕が普段使っているお茶系の香りもいいかも。でもほんと、自分の感覚に素直になるのが一番!「あ、好きかも」って直感を信じるべきだと思います。
寝香水はいつつける?

よしあき:寝香水って、いつつけるのがベストなんですか?
エディター 川上:僕は、ベッドに入る10〜15分前につけることが多いですね。スキンケアして、歯磨いて、「あとは布団に入るだけ〜」ってタイミングでつけます。香りって、心を切り替えるスイッチみたいなもので、「これで1日終わり!」って儀式っぽく使うと、すごく気分が整うんですよね。
よしあき:その使い方、すごく素敵。睡眠の質にも関係ありそうですね。
エディター 川上:香りって、脳にダイレクトに働きかけるから、ちゃんと“眠る準備”に切り替えられます。眠れない夜は、香りに助けられてばかりです(笑)。
寝香水はどこにつける?

よしあき:寝香水ってどこにつけるのが正解なんですか?
エディター 川上:手首の内側にちょっとだけつけるのが定番。寝転んだときにふわっと香るくらいがちょうどいいんです。あと、デコルテとか、髪の毛にほんの少しだけってこともあります。直接肌につけたくない人は、パジャマの内側とか、枕カバーの裏とかでもOK。
よしあき:つけ過ぎちゃうと逆に香りで起きちゃいそうですよね(笑)。肌が弱い人には、直接つけない方法もいいかもしれないですね。
エディター 川上:寝具につけるときは、色移りとかシミにならないようにテストしたほうがいいですよ。あと、アロマミストとか、リネン用の香りアイテムを寝香水がわりに使う人も多いので、まずは、そういうものから始めてみるのもあり!
「寝香水」におすすめの
フレグランス5選
寝香水にぴったりの香水を、エディターがセレクト。1万円台〜2万円台の始めやすい価格帯のものをピックアップ。よしあきさんが実際に香りを試してレビューしてくれた!
1.NONFICTION
イン・ザ・シャワー

自然の中で眠る心地よさを
雨上がりの森のような情景をイメージ。爽やかなビターオレンジと、湿った土や落ち葉が焼けたあとのスモーキーな香りが調和し、カンパリアコードのアクセントが加わることで、洗練された印象に。さらに、パチョリの濃厚さとガイアックウッドの神秘的なウッディノートが、深みと落ち着きを演出してくれる。
よしあきが試してみた!
「ほどよい爽やかさを持つビターオレンジと、森の中にいるようなウッディな香調の相性が抜群。霧が漂うような静かな森で寝転んでいるかのような心地よさがあります。最初につけたときとラストノートまでで、かなり印象が変わるので、まとってからベッドに入るまでの香りの変化も楽しめそう。優しく香ってくれるので、睡眠前の雰囲気を作り出すのにぴったりですね!」
2.Perroy Parfum
アイボリー スカイ

雲の上で眠るような柔らかい香りをまとって
すべての香りを一流調香師とのコラボレーションによって手作業で生み出している「PERROY」。ビジュアルアイデンティティではAIを使用し、クラシックな手法と最新技術をうまく調和させている。
「アイボリー スカイ」は、パウダリーウッドの香調で、自信と落ち着きを感じさせる香り。クリーミーな雲のような柔らかさと、官能的なバニラの甘さに、スモーキーさのあるベチバーが深みをプラスしている。
よしあきが試してみた!
「穏やかで少し甘さも感じる香りなので、睡眠前のリラックスタイムにもぴったり。雲のような柔らかい香りから始まり、サンダルウッドやベチパーのクリーミーで落ち着いた雰囲気に行き着く。優しい香りに包まれながら眠る時間はすごく充実した時間になりそう!」
3.THREE
エッセンシャルセンツ
X03 BEYOND WORDS

つい深呼吸したくなる植物の力
朝でも夜でもないの静寂な時間帯「薄明」をイメージした香り。清らかなレモンやサンショウのトップノートから始まり、レモングラスやクロモジの凛とした香りが静の空気感を演出。ラストにはヒノキやゼラニウムが安らぎを与え、心を穏やかに整えてくれる。
よしあきが試してみた!
「その日1日ををリセットして、自分と向き合う時間を演出できる香り。レモンやサンショウの清らかな香りが、背筋をすっと伸ばしてくれます。そこからヒノキなどの安らぎある香りに、導かれるように心地よい睡眠へ。寝る前の時間の大切さを改めて考えさせてくれるようなフレグランスです」
4.Essential Parfums
ザ ムスク

肌に溶けて消える、静かなムスク
清潔感のあるムスクに、蜂蜜のような優しい甘さとウッディな温もりが調和した香り。ラバンディンやレッドジンジャーのさりげない爽やかさと、ビーワックスやサンダルウッドのぬくもりがうまく溶け合う。やわらかな合成ムスクが肌に溶け込むように香り、まとう人の空気感を静かに変える。清潔で穏やかな香りが好きな人にハマる一本。
よしあきが試してみた!
「まずは蜂蜜の豊かな香りで包みこまれますが、この香りの名前は、『ザ ムスク』。あくまでもムスクが主役なんです。あの重さがあるムスクを想像する方も多いと思いますが、特別な合成ムスクと、それにうまく調和した蜜蝋やジンジャーなどの香料のおかげで清潔感と落ち着きのある香りに。自分の香りとうまく馴染んで、心地良い睡眠へいざなってくれそうです」
5.Maison Violet
プール レヴェ

優しい甘さで美味しい夢に誘う
バニラアイスクリームにビターなチョコレートを削りかけ、マロンクリームを添えたような、甘く温かみのある香りから始まるグルマン系のフレグランス。時間とともに、マテ茶やインセンス、ガイアックウッドのスモーキーでウッディなノートが現れ、甘さに深みと落ち着きをプラス。アイリスが全体を包み込み、エレガントでドリーミーな印象を与えてくれる。
よしあきが試してみた!
「この美味しそうな香りはなんですか(笑)。ですが、甘すぎずぬくもりを感じてなんだかホッとします。寝る前にホットココアを飲んでいるかのようなあのふんわりと落ち着いた感覚に。香りも眠るときには、お香やミルラの深みある香りになっていくので、そのまま美味しい夢を見させてくれそうですね」
今回のCoordinate Check!
よしあきが着こなしたのは?

「今回は、寝香水×ホテルでの撮影ということでリラックス感ある着こなしにしました。ゆるくなりすぎないように、上質な素材や、清潔感あるカラーリングにすることで、部屋着のようだけどクリーンさがあるスタイルに。足元のピンクがさり気ないアクセントになっています」(スタイリスト・井田正明さん)
【問い合わせ先】
◯モールド
Tel: 03-6805-1449
◯にしのや
Tel:03-6434-0983
◯ ウィーウィル
Tel:03-6264-4445
◯ プレイグラウンド
Tel: 03-5738-1872
Photos:Yutaro Yamane[TRON] Hair & Make-up:Reika Sakamoto[Allure] Stylist:Masaaki Ida Composition & Text:Takuma Kawakami Cooporation:NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO
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