▼ WPの本文 ▼
──好感度の高いプレーンなスタイルというのは、どういったものだろう。意図やテクニックが見えてしまうと嫌みだし、かといって何もせずありのままでは到達できない。「愛される普通」をめざすなら、どんなポリシーが必要? 礼儀正しく爽やかなルックスでそのままでもクリーン男子だが、ややヘアが無難な印象の石井啓章さん(25歳・ソムリエ)が、ほんのすこしの個性でスタイルを味つけすることに挑戦する。

「ナチュラルだね」「自然体でいいね」と好意的に見られるスタイルは、何もしないことやこだわりがないのとは違う。むしろ相当つくり込んだものだ。今は時代的にもシンプルでクリーンな男子が支持されている。どんな人が好きかという質問に、「普通でいい」なんて、まるで高望みしていないふうに女の子が言うのもよく聞くだろう。だけど“好感度の高いプレーンな男子”って、そんなにいる? それが普通? と僕は問いたい。ちょっとファンタジーなんじゃないか。奇をてらったところはないけど地味でダサくもなく、清潔感があって、好感度も高い…そのうえ「普通」といっても、ちょっとこじゃれてなくちゃモテない。そんなのを何も考えず体現するのは至難の業だ。だからお手本となるファッション誌が存在してるんだけどね。
今回は、シンプルの難しさに挑んだ。オーセンティックだけど、ただクラシックなのとは一線を画す。普通だけどちゃんとおしゃれ。そんなヘアに変えてみた。街にあふれてる、やたらデザインの入った前髪…とても多いんだけど、彼の雰囲気や年齢、仕事を考えると若く浮いて見えた。そこで全体のシルエットをなるべくフラットにし、耳まわりや衿足もかなりカットした。そろそろ重いマッシュはトレンドじゃなくなってきているしね。彼の場合、ハンサムだから元のままでもモテると思う。けれどより深みのある好青年になった。みんなモテたいと思うのは大いにOK、アプローチに美学を持てたらステキだよね!
「なんとなく」のデザインからは卒業しよう!
街行く子のヘアを見て思うのが、デザインが入ってる割に、どうしてもそれにしたかった! というポリシーが感じられないこと。とりあえず入れてます、って見えるようなレイヤーは潔くなくしてみよう。それだけで見違えるから。
ニット(ジョンストンズ)¥58,000/リーミルズ エージェンシー
Hair:KANADA[LAKE TAJO] Photos:Naoya Matsumoto Stylist:Shun Katakai
▲ WPの本文 ▲


![リンクさせたり、重ねたり。 “TWINNING(ツイニング)”が楽しいジュエリーと、髙橋大翔&四坂亮翔の出会い[meets Jouete! Vol.5]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/10/SQ_jouete_top_1009-440x440.jpg)

![いつだって、いい肌でいるために! 僕の毎日に寄り添う、3つの“プラス”スキンケア[よしあき meets ポール & ジョー ボーテ]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/09/0022_-440x440.jpg)
![Up(アップ)&Poom(プーム)にプライベートな5つの質問。インテリアや美容、ファッションのこだわりは…『MY STAND-IN~身替わりの君~』インタビュー[後編]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/10/cut01_247_1-440x330.jpg)

![8年履いたけど推し変!?「KEEN(キーン)」の新作“ジャスパー スリー”でアウトドアスニーカー沼にどっぷり![編集者の愛用私物 #245]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/09/editorsbuzzkeen-440x330.jpg)










![いつだって、いい肌でいるために! 僕の毎日に寄り添う、3つの“プラス”スキンケア[よしあき meets ポール & ジョー ボーテ]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/09/0048-880x661.jpg)
![リンクさせたり、重ねたり。 “TWINNING(ツイニング)”が楽しいジュエリーと、髙橋大翔&四坂亮翔の出会い[meets Jouete! Vol.5]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/10/jouete_top_1009-880x660.jpg)







