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すべてのブランドには、今に至るそれぞれの物語がある。多くの必然や偶然によって生み出された創設ストーリーを知ることで、何げなく使っていた化粧品への想いと造詣が深まり美容はもっと楽しくなる! 第1回は冬のギフトに選ぶ人も多い「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」。
OFFICINE UNIVERSELLE
BULY

ブランド再興のきっかけは
19世紀の古きカタログとの出会い
クラシカルで優美なプロダクトイメージから、創立が19世紀前半と聞いても不思議はないだろう。けれど、ブランドは脈々と続いていたわけではない。創業者ジャン=ヴァンサン・ビュリーが19世紀に美容薬局として成功を収めたのち、ビュリーブランドはいったん眠りにつく。
それを現代に
2人がビュリーと出会ったのは、偶然が重なった奇跡だったという。
彼らの友人であるイギリス人のアンティークディーラーが、19世紀当時のビュリーのカタログを見せたことがすべての始まりだ。美しい商品ネーミングと時代の美意識に彩られたその本に魅せられた彼らは、すぐさまパリに戻りリサーチを始める。

そのときの想いを「まるで突発的で予期しない出来事のよう…ひと目ぼれしたのです」とヴィクトワールは語る。パリ郊外にある小さなフランス美容研究所で過去の処方を参照しつつ、製品すべてを新しく構築し、2014年、パリに1号店を開く。
その後、世界各国にその波は広がり、日本国内だけでも現在16店舗。ラムダンは全店舗と製品のクリエイティブディレクションを、ヴィクトワールは製品構成、美容習慣の考案とスタッフトレーニング、そしてビュリーにまつわるすべての歴史を記録している。
彼らは世界的なブランドとなった今も「できる限りの工程を自分たちで行いたい」と語る。唯一無二のビュリーワールドの魅力は、ひと目ぼれした情熱をそのまま注ぎ込んでいる2人の想いによるものなのだろう。

アルコール類を一切使わない画期的な処方でブランドを代表するアイテム、水性香水。雨上がりの森の奥のようなウッディノート。オー・トリプル フォレ・ドゥ・コミ 75㎖ ¥20,350
公式サイトオー・トリプル フォレ・ドゥ・コミ

3種類の天然植物オイルが蜜のようにとろけて潤すボディオイル。ユイル・アンティーク アル・カシール 190㎖ ¥6,600
公式サイトユイル・アンティーク アル・カシール

オールスキンに使えるフェイスクリーム。ポマード・ヴィルジナル 75g ¥6,820
公式サイトポマード・ヴィルジナル
Photos:Satoshi Yamaguchi Stylist:Masashi Sho Composition & Text:Atsuko Watanabe
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