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ここ最近よく耳にする「ジェンダーレス」。メンズノンノ読者の中には、イコール、フェミニンな装いをすることだと思っている 人もいるかもしれない。でもそれでは結局ジェンダー観から自由になっていない。一歩踏み込んで、自分のものにするためには? 中性的な色っぽさとストリート系のテイストがうまく共存した、現代的なフラットさがある、とKANADA氏が絶賛する堀越健太さん(21歳・学生)の仕上がりは必見。

選択肢のひとつとして「ジェンダーレス」を自分のスタイルにしたい、と思う子が増えていると感じる。だが、例えばストリートやモード、カジュアルにもそれぞれいろんなテイストがあってひとくくりには語れないように、ひと口にジェンダーレスといっても「自分はどんなジェンダーレスなのか?」ということを考える必要は大いにある。何をまとうか、どんなヘアメイクかをはじめ、どうスタイルをつくり上げるかということは、その人の生き方や思想にまで通じるから。だから、単に流行りに乗って「男子ならフェミニンに、女子ならボーイッシュにすればOK」というような安直な考え方はとても不誠実で、むしろ性別にとらわれた不自由さから離れられていない。そしてかえって自分らしさを失ってしまうかもしれない。今回の彼は、本人はバリバリのスケーターで私服もストリート系がベース。だけどそう聞いて思い浮かべるような、いわゆるやんちゃな男子像一択に落ち着くのでなく、表現に幅を持たせられそうなフラットな色気を感じた。
サイドに少しエッジをきかせて耳まわりからうなじをすっきり見せる。和装が似合いそうな粋な色っぽさが出せたので、アイシャドーとチークもラフに入れてみた。男子がジェンダーレスに挑戦するとなると、どうしても甘めに仕上げられることが多い。でもこうやってシャープにつくっても、男性観・女性観にとらわれないスタイルを表現することができる。言葉に踊らされず、自分らしさを見つけよう。
魅力を引き出すエッジィなカット
本人の顔立ちをしっかりと見せるシャープなカットにすることで、キレ味のある色気が生まれた。ニュアンスを癖づけしたりウエットにしたりするとリアリティが生まれるので、仕上げはドライに、無機質に。メイクは指で適当に…くらいのラフさがちょうどいい。[上写真]シャツ¥42,000/ジョン ローレンス サリバン その他/スタイリスト私物
Hair:KANADA[LAKE TAJO] Photos:Go Tanabe Stylist:Takayuki Tanaka
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