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洋平’sノンノ

2018年 6月号

ファスティング

 先日とある方に激すすめられまして、敢行しました。結果的にとてもよかったなぁと。いろいろと。

 それまでは飯を数日間断つなんて絶対不可能だと思っていたし、健康ブームにハマってるみたいで敬遠していたのですが。

 断食ということでいえば、昔住んでいたシリアでは「ラマダン」と呼ばれる断食の習慣があったので割となじみはありました。

 学食にて「腹減った…」と苦しむシリア人のクラスメートを横目にハンバーガーを貪っていた私。今思うと本当に罰当たりですが。

 あんな感じになるのかなぁと思いつつも、ほぼ毎日外食だし、N.Y.ではジャンクなモノばかりで胃を埋め尽くしていたので体の中の毒素を出すぜ! という意味で敢行することにしました。

 ただ、ファスティングするにも準備が必要らしく。例えば3日間ファスティング期間を設けるなら、その準備期間として2日必要らしいです。そしてその2日間はお粥や温野菜などを中心とした胃に優しい食べ物のみ。しかも20時までに食べ終えていなければいけません、とのこと。

 ファスティング初日の夜にそのことを知った私。何と前日ステーキと寿司を食っており、その時点で出鼻をくじかれそうになりましたが、続けることにしました。

 ちょうどその日から3日間自宅スタジオでの作業だったので、誘惑はそれほどありませんでしたが初日はとにかく腹が減りました。

 水と酵素ドリンクと有機ニンジンのジュースのみ摂取が許されるのですが、固形物は一切禁止なのでとにかく口さみしい。横ではサポートのロゼがチョコレートを食べている。その日はもう22時ぐらいに終わることに。

 ところが予想していなかったことが。眠気がすさまじく、仕事が終わった後倒れ込むようにベッドに入る。23時すぎには就寝。ここ数年で初めての出来事でした。これは非常に驚きました。おそらくカフェインも摂取していないからでしょうね。

 2日目からは空腹をあまり感じなくなり、3日目までくると「こんなに楽ならもっと続けようかな」と思えるぐらいに。体も軽くなった気がしたので体重計に乗ると。なんと3kgも落ちていました。

 と、まぁここまでがファスティング期間ですが、その翌日から3日間、今度は復食期間を設けないといけません。実はこの期間こそが一番重要で、これを怠るとリバウンドしたり、それまでの努力が水の泡になります。

 でも逆にいうとファスティング後は体が「さぁ吸収しまっせー!」と摂取モード全開なわけですね。だから栄養がそのまま健康のもととなるわけです。

「せっかく断食してたのにまだ食えないのか…」とファスティング翌日に焼き肉を予約していた私でしたが、なんとか耐えました。

 ファスティング期間終了後、最初の飯は大根を煮たものと梅干し。これを交互に食べる。あとは重湯と具なしの味噌汁のみ。復食1日目はまだ固形のものは食べられません。復食2日目からようやくお粥。しかし玄米。そして相変わらず具なしの味噌汁と梅干しだけだが、「噛むという行為」の尊さをまさに噛みしめました。3日目はようやくおかずが食べられる。といっても納豆やひじきだけど、でもそれが最強にうまい。

 その後、数週間たちましたが体重は変わらずです。まぁちょっと流行りに乗っかってしまった感は否めませんが、へんなサプリとかに頼るよりは全然健康的。

「食欲」が一番強い私としては改めて食事の尊さを知るいい機会となりました。最近のビッグシルエットのブームで隠れているそこのあなた。ぜひこの機会におためしあれ。

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