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アニメの殿堂!東映アニメーションへ行ってきた!監督&プロデューサーと語る、アニメのハナシ

アニメの殿堂!東映アニメーションへ行ってきた!監督&プロデューサーと語る、アニメのハナシ

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『ハケンアニメ!』の劇中アニメにも関わっている、アニメ監督・谷東さんと執行役員・梅澤淳稔さんに、アニメ好きのメンズノンノモデル2人が直撃!

アニメの殿堂


大変だけど好きでしょうがない、
アニメを作るということ。

 

「これは大変だった…」
というアニメ制作のエピソードは?

「昔、制作していたTVシリーズのアニメが諸事情により予定より3か月早く放送がスタートすることになってしまったときは、3か月くらい家に帰れませんでしたね……。“もう限界だ! 寝る!”と制作の人に言ったら、“じゃあ30分寝てください”と言われて、本当に30分後に起こされました(笑)」(谷さん)

「『ハケンアニメ!』でもありましたが、一度完成間近まで作ったものが全部ひっくり返るなんていうのも、あるあるですね」(梅澤さん)

[中左]谷さん [中右]梅澤さん

 


たくさんの人が関わるアニメの制作現場で、
監督として心がけていることは?

「大人数の分業制で、誰かが10作ったものを次の工程で20にする、また次に30に……と続けていって、最終的に100を超える作品が仕上がるのがアニメ。各工程で、どれだけ作品をブラッシュアップできるかが大事だから、いろんな職種の人の技量だけでなく、性格やテンションまで考慮して、盛り上げていくのが監督の仕事」(梅澤さん)

「みんながこの作品に関わってよかったと思ってくれるように、というのが大事!」(谷さん)

谷監督による「サウンドバック 奏の石」の手描きコンテ

「左側に絵を、真ん中に動きの指示を、右側に音を入れます。コンテを描いている間は、なぜか描いているキャラクターと同じ顔になっちゃうんですよね(笑)」(谷さん)

 


アニメの仕事をしていて、
やりがいやときめきを感じるのはどんな瞬間?

「絵コンテでも、声優さんの演技でも、キャラクターデザインでも、自分が想像していたもの以上にいいものが来たときに“こうきたか!”とうれしくなります。自分のイメージがバッチリ固まっている監督もいるけど、僕は周りにも自由にやらせて、いろんな人の頭も使いながら作っていくスタイルです」(谷さん)

「一番はお客さんに喜んでもらうこと! 小さい女の子向けのアニメを作っていて、女の子たちがそのキャラクターになりたい! と言っているのを見たりするとうれしいですね」(梅澤さん)

『ハケンアニメ!』劇中アニメ「サウンドバック 奏の石」のイメージボード

『ハケンアニメ!』原作者の辻村深月さんの設定資料をもとに、吉野耕平監督が描いたイメージボード。「絵のイメージとして一番初めにもらった資料です。この時点でかなり具体的なイメージがありましたね」(谷さん)

 


Question
from 岩上

僕は俳優の仕事もしているのですが、
チャンスがあればアニメの声優にも挑戦してみたいです。
声優さんに求めるものはどんなことですか?

「声優さんは目や表情の演技ができず、声だけで感情を伝えなければいけない。もちろんアニメの絵で補完はするんだけれど、声に感情を乗せるというのを心がけるといいですね」(梅澤さん)

「最初のテストのときに、周りの期待を上回るような予想外の演技をする人は目立ちますね。あとは、これじゃないなってなったときに、すぐにプランBの提案ができる器用さも重宝されると思います」(谷さん)

まるで映画館のような施設は、完成したアニメを関係者がチェックするための試写室。「大きいスクリーンだけでなく、テレビモニターなど計3台の画面で、実際の見え方をチェックします」(梅澤さん)

 


Question
from 樋之津

アニメを観るときに「つい、ここを見てしまう!」
という監督ならではの視点はありますか?

「クリエイターと呼ばれるからには、新しいものを作りたいと思っているので、アニメを観ているときに、今までこういう表現なかったよなというものを見ると、ビビッときて、やられた! 悔しい! と思ってしまいますね」(谷さん)

「僕は、“これ、誰がどうやって作ったんだろう?”と思われたら負けだと思っています。そんなことを気にもせず、作品に没頭させたほうが勝ち。そういうことを感じさせない作品かどうかが大事ですね」(梅澤さん)

 

次に作ってみたいのはどんなアニメ?

「毎週めちゃめちゃ楽しみなアニメがあるっていいじゃないですか。僕も小さい頃そういう経験があったわけですけど、そういうのがあるだけで毎日が楽しくなる。今はアニメを観る層も広がってきているので、大人の人も毎週楽しみにしてくれるアニメが作れたらいいな」(谷さん)

「『ハケンアニメ!』は実写映画の中でアニメの制作現場が描かれるのが珍しかったけど、実写とアニメがもっと当たり前に共存しているような作品は作ってみたいですね」(梅澤さん)

 


AZUMA TANI

『ハケンアニメ!』劇中アニメの「サウンドバック 奏の石」を監督。主な監督作品に『テルマエ・ロマエ』『若おかみは小学生!』『おジャ魔女どれみ お笑い劇場』など。

ATSUTOSHI UMEZAWA

『ハケンアニメ!』のアニメーション監修を担当。東映アニメーションで監督、プロデューサーを経て現在は執行役員 製作本部製作部スーパーバイザー兼IP・人材開発室室長。

 

Photos:Yumi Yamasaki

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