▼ 広告枠 : front-page archive singular : header ▼

俳句とイラストで綴る恋の風景【フルーツポンチ村上健志の17音のラブストーリーズ】Vol.21

▼ 広告枠 : singular : article-top ▼

▼ WPの本文 ▼

お笑い芸人としてだけでなく、独特の視点とセンスで詠む短歌と俳句が話題の、フルーツポンチの村上健志さんの連載。メンズノンノWEBでしか読めない、季節感あふれる”恋”にまつわる俳句とエッセイ、そしてイラストを隔週でお届けします! ハッピーな恋がしたくなる、第21回!


彼女が欲しい。そう思うのは寂しい時だろうか。確かに、温もりが欲しくなる無性に寂しい夜はあるし、柔らかい相槌があれば悩み事も解けるのになと思うことがある。けれど、最近は寂しい時よりもなんだか気分が良い時に彼女が欲しいと思うことが多い。

例えば、初夏。その清々しい気候にまんまと促されて外へ出かける。どこかに行くために歩くのではなく立ち止まるために歩く。若葉を見上げ、お気に入りの光具合の葉っぱを探してみる。風なんか吹いたら最高で、目を閉じたりなんかしちゃう。いつも使う駅とは逆側に歩いていたら小洒落たスイーツ店を発見し、立ち寄る。普段なら素通りしてしまうものを目にするたびに足をとめ、立ち寄ってみる。実に気分が良い。気分が良くて、今まで食べたことのないカヌレを買う。
カヌレを買ったはいいが、カヌレを乗せるのに丁度いい皿がない。別に、いつもはかまぼこを乗せている皿でも十分だと思うし、皿なんかなくたっていいのだろうがせっかくだからと思う。今日を逃したら、多分もうカヌレを乗っけるための皿を買う「せっかく」はやってこない気がする。もう少し歩いて雑貨屋さんへ行く。初夏の陽が差して輝いている食器はとても綺麗だ。
なんでもないけど気分の良い日。こんな日に彼女がいたらと思う。もっと沢山の「せっかく」が見つかる気がする。美味しいハーブティーも買おう、フォークも買っちゃおう、風に一緒に目を閉じて、彼女より先に目を開けまだ目を閉じている横顔を見よう。彼女がいれば余計な幸せが増えそうだ。

★Profile/1980年生まれ。茨城県出身。お笑いコンビ”フルーツポンチ”のボケ担当。TV『プレバト!!』(MBS系・毎週木19:00~)での奮闘ぶりが話題に。また、情報サイト『好書好日』の連載をまとめた『フルーツポンチ村上健志の俳句修業』(春陽堂書店)も好評発売中。インスタのアカウントは@mura_kami_kenji,
だが、センスが炸裂するイラストのアカウント@kenji_mura_oekaki,@birthdaychairもぜひフォローを。自身のYouTubeチャンネル『フルーツポンチ村上の俳句の部屋』での俳句実況もチェック!

Haiku & text & illustration : Kenji Murakami

▲ WPの本文 ▲

▼ 広告枠 : singular : article ▼

▼ 広告枠 : singular : article-center ▼

  • HOME
  • LIFESTYLE
  • 俳句とイラストで綴る恋の風景【フルーツポンチ村上健志の17音のラブストーリーズ】Vol.21

▼ popIn recommend ▼

▼ CXENSE Widget ▼

RECOMMEND

▼ 広告枠 : singular : article-bottom ▼

FEATURE

MOVIE

MEN’S NON-NO CHANNEL

YouTubeでもっと見る

REGULAR

連載一覧を見る

▼ 広告枠 : front-page archive singular : fixed-bottom ▼

▼ CXENSE Widget ▼