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映画『幕が下りたら会いましょう』公開記念! 松井玲奈オリジナルインタビュー

映画『幕が下りたら会いましょう』公開記念! 松井玲奈オリジナルインタビュー

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映画『幕が下りたら会いましょう』公開記念! 松井玲奈オリジナルインタビュー

MOVIE

RENA MATSUI

松井玲奈

1991年7月27日生まれ、愛知県出身。2008年デビュー。主な出演作に、映画『女の機嫌の直し方』や『今日も嫌がらせ弁当』、NHK連続テレビ小説『まんぷく』や『エール』などがある。短編集『カモフラージュ』で小説家デビューした後、エッセイ『ひみつのたべもの』、小説『累々』を執筆、刊行するなど幅広く活躍している。

「常に感情を抑えることで、あふれ出る本当の気持ちを表現できた」

「これまで麻奈美のような感情を出さない役を演じたことがなかったので、言葉以外の表情や動きで麻奈美という人を表現できるだろうかと不安はありながらも、楽しみでした。お芝居をするうえで、喜怒哀楽をそぎ落としていくのは、とてもハードルが高いですから」

実家の美容室で働きながら、小さな劇団を主宰している麻奈美。一向に日の目を見ない活動や過去に犯したある過ちから逃れるように冴(さ)えない日々を暮らしていた。そんな麻奈美に、妹の尚が死んだという一報が届く。東京で孤独に死んだ彼女の遺品整理を行う中で、妹、家族、そして自分の本当の姿を見つめる。静かな感情の揺らぎを見せる愚直で不器用な女性を、松井玲奈が繊細に演じている。

「前田(聖来)監督からは、撮影前の本読みの段階から繰り返し『(感情表現を抑えて)もっとぶっきらぼうでいいです』と言われました。最初はその演出に戸惑いましたが、物語にとって大事な部分だと理解していたので、体に染み込ませました。麻奈美がストレートに感情を伝えるよりも、むしろ感情を抑えて演技したほうが、彼女の本当の気持ちを表現できたんです」

突然の尚の死。そこから蘇(よみがえ)る妹に対する後ろ暗い記憶と、母から明かされる家族の真実。一番小さく身近な人間関係がゆがんだことで、自らを見つめ直す麻奈美の人生に再び光が当たる。その象徴となる麻奈美がひとりラーメンをすするシーン。言葉のない食事にこれほど心を揺さぶられたことがあるだろうか。痛みを伴う、人生の再生だ。

「私が麻奈美として過ごした時間を経て、改めて彼女について監督と話したんです。尚に関わる過去の大きな過ちを胸に仕舞い込んでから、麻奈美は感情を豊かにすることも、食べ物の味をちゃんと感じたこともなく、ただ生活を繰り返していただけかもしれない。少しずつ亡くなった尚に向き合っていくうちに、確かな『生』を意識するようになっていて、自分の中で尚に対して何か決着がつけられた瞬間、彼女が持つ本来の感覚を取り戻したのではないのだろうか、と。筧(美和子)さん演じる尚と一緒にいるシーンは多くなかったけど、物語ではつねに尚は存在し続け、同じ画面の中にいるような感覚でいたので、最後まで尚への気持ちの変化を丁寧に演じられたと思います」

そんな麻奈美が等身大の姿を見せる場面がある。江野沢愛美扮(ふん)する尚の同僚ほのかとガールズトークを繰り広げるのだが、彼女のふとした素顔を見られるすてきなシーンだ。しかし実は…。

「木口健太さんが演じるNPO代表の新山について話す場面で、本番直前に監督からのリクエストで、セリフに加えてアドリブで話すことに。『前髪補正かかってる』とか、いろいろ悪口を言ってしまって…。江野沢さんと『使われないよね』と心配していたら、まさかそれが全部使われているとは(笑)」

 


家族の関係を描いた作品は?

小説『かか』が描く素直に
なれない娘と母の特別な関係

19歳の浪人生うーちゃんは、離婚をきっかけに心を病んでしまったお母さん(かか)に気を配りながら、ずっとモヤモヤした気持ちを抱えています。家族に素直になれていないという人物像が、『幕が下りたら会いましょう』に近いと思いました。うーちゃんの母親への思いが、弟に話すような文体で紡がれながら、ラストに向かうにつれて解放され、発散されていく様子は爽快で心に残ります。

 

『幕が下りたら会いましょう』



実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの劇団「劇団50%」を主宰する斎藤麻奈美(松井玲奈)。彼女のもとに、東京で暮らす妹・尚(筧美和子)が死亡したという知らせが入る。尚が死んだ夜、麻奈美は彼女からの電話に出なかったことを後悔しながら、これまで逃げてきた妹や家族、そして自分自身と対峙(たいじ)していく。
●11月26日より、全国順次公開
©avex entertainment Inc

Photo:Teppei Hoshida Hair & Make-up:Kumiko Shiraishi Stylist:Hanae Sato Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi

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