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宮沢氷魚が、メンズノンノモデルの大先輩・東出昌大さんと共演&対談!

『豊饒の海』は作家・三島由紀夫が自害の前に脱稿したという遺作であり、“三島文学”の最高傑作とも評される長編小説。その初となる舞台化で主演を務めるのは東出昌大さん。共演に、メンズノンノモデル宮沢氷魚が抜擢された!

11/3の初日を前にした2人に話を聞いた。

東出昌大:「三島由紀夫の大ファンなので、タイトルを聞いて役者として畏れのようなものを抱きました。夢と転生の物語、三島がめざした究極の小説ですから。あの壮大なスケールを舞台化できるのか、と戸惑いもありました」

宮沢氷魚:「今、全4巻の原作を夢中になって読んでいます。理解は完璧とは言えませんが、僕が演じる“飯沼 勲”に引き込まれています。原作に対して、新しい視座がある舞台作品になるはずです」

東出:「芥川龍之介に始まり、文豪小説を読む俺ってかっこいい! と思っていた時期があって(笑)からの三島ファンなんです。魅力は、人間の黒いところやギスギスしたところ、恐ろしさを鮮やかに描くことですね」

宮沢:「でも原作を読んでいない人も、舞台から入ってもらうといいと思います。三島由紀夫と聞くだけで身構えるのはもったいないなと」

東出:「たしかに文学としての難しさはあります。けれど、演出家のマックス・ウェブスターは『日本人は三島を神格化しているところがあるから僕はある意味、有利』と言っていましたね。“ミシマ”の神話を知らないから、シンプルに人間ドラマを描けると。小説を読んで個々人が頭に描く世界を、舞台だからこそ超えられるかもしれない。血の通った人間である役者が演じることによって、生き生きとした世界を描き出せるようにと稽古を頑張りました」

宮沢:「三島由紀夫の作品に“硬い”イメージを抱きがちな、僕の世代の人にもたくさん観に来てほしいですね」

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さて、東出昌大さんといえば元メンズノンノモデル。モデルとしても宮沢氷魚の大先輩ということで、ここで東出さんが誌面を飾っていた、2004年当時のメンズノンノ本誌を投入!

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