成田 凌が車いすバスケに挑戦、日本代表・藤本選手とのガチ対決! | MEN'S NON-NO WEB | メンズノンノ ウェブ : 2ページ

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成田 凌が車いすバスケに挑戦、日本代表・藤本選手とのガチ対決!

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──この企画のテーマは「限界を超えろ」。車いすバスケで藤本選手という“壁”に立ち向かったような経験を、役者やモデルの仕事の中で成田が感じたことは?

 成田 凌  試合中にアドレナリンが出て疲れや痛みも忘れ…という競技のような部分は、たしかに僕の仕事にもあると思います。毎回超えなければならないものがあって。その超えた瞬間が楽しくて続けているのかなと。ただ、超えるべきは常に自分自身でしかないので、限界に挑む毎日がどこか不思議でもあります。怜央さんが日々、難局を乗り越えるために心がけていることはありますか?

 藤本怜央  競技には当然ながら楽な状況というのは一つもないんですよ。苦しい状況にどう耐えていくかを考え、チョイスしていくことで試合に向けての免疫を作るというか。言わば、僕はいつも苦しい方向を選んでいますね。苦しいときに自分がどうチームを支えるか、自分を保つかに本当の強さが出ると思うので。

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 成田  実際に何かを超えられた手応えを感じたことは?

 藤本  2004年のアテネ五輪から日本代表でプレーさせてもらっていますが正直、その苦しいチョイスはまだまだ足りない実感です。日本人は世界では体も小さいですし、勝つために必要な心技体の全てが整っているとは言えません。選手全員が日の丸をつけて戦うことに満足するのではなくて、もっともっと苦しいところに望んで入っていかなければと思っています。

 成田  そのストイックさを、僕も見習いたいです。怜央さんが「限界を超えられた」と思う瞬間って、もしかしたら2020年の東京パラリンピックでメダルを獲得したときなのかもしれないですね。

 藤本  そうですね。超えたかどうかは振り返ったときにしかわからないでしょうけれど、今は東京大会でメダルを取ることしか考えていませんし、そのために一日一日があると思っています。東京パラリンピックで世界に向けて「日本の車いすバスケは強い」と思わせることが大義だと思っていますから。そう考えると、どれだけ疲れていても自然と心と体がトレーニングに向かいます。

 成田  あと2年半、あっという間ですね。

 藤本  ちょっと前にリオ大会が終わったと思っていたのに。あと2年と少しで、どれだけ成長できるか。一日でも無駄にしたら理想から離れてしまいます。2020年で、バスケットボール選手の藤本怜央は終わり。そのくらいの気持ちでやらないと。そのまた先のことは終わったときにどう感じるかかなと。

 成田  そういった確固とした目標は僕の仕事では見えづらいし、あらゆることは通過点と思ってきました。でも本当の意味で壁を超えるためには目標と強い意志を持たなければいけない。今日、怜央さんの言葉を聞いて思いました。

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──最後に、2人が考える「限界を超える」ためのチャレンジに必要なこととは。

 成田  何より“覚悟”かなと。自分は何があってもこうする、という覚悟さえ持てれば、勝ち負けで言ったら勝ち、正解か失敗かで言えば正解だと思うので。

 藤本  それから、挑戦することに誇りを持つこと。挑戦には失敗もつきものです。その失敗を成功に繋げる努力にこそ喜びがありますし、失敗から湧き上がるエネルギーは強い。“負けながら勝ち上がる”、僕はそんな思いを持ち続けています。

 成田  怜央さん、今日はありがとうございました。東京パラリンピックがすごく楽しみになりました。会場に観に行きたいです。

 藤本  ぜひ! 待ってますよ。

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藤本怜央 PROFILE

 

1983年生まれ、静岡県出身。宮城MAX所属。小学3年生時に交通事故で右脚を切断、中高時代は義足でバスケットボールをしていたが大学進学と同時に宮城MAXに加入して車いすバスケットボールを始める。以来、日本選手権9連覇に貢献するなどチームの大黒柱として活躍。日本代表としても2004年のアテネ、2008年の北京、2012年のロンドン、2016年のリオデジャネイロと4大会連続でパラリンピックに出場。

 

SUNTORY CHALLENGED SPORTS PROJECT
サントリー チャレンジド・スポーツ プロジェクト
www.suntory.co.jp/culture-sports/challengedsports/

Photos:Takemi Yabuki[W] Hair&Make-up:NOBUKIYO Stylist:Shogo Ito[sitor]
Composition&Text:Kai Tokuhara

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