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サッカー日本代表・井手口陽介が語る、「僕を突き動かすもの」

──サッカー選手になっていなかったら、何をしていたと思いますか?

「たぶん、建築関係の仕事をしていたのかな」

──趣味やプライベートを教えてください。

「最近はゴルフをやっています。下手なので、もっと練習したい。オフの日は公園に行ったり買い物に行ったり、家にこもらないようできるだけ出掛けていますね。妻がよく服を買いに行くので、ついていって一緒に買ったり。しょっちゅうではありませんが、服は好きです」

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──今日の「ナイキ」のウエアはよく着ているんですか?

「はい。機能性がいいから着ていて気持ちいいですよね」

──ナイキのスニーカー「エア フォース1」が35周年を迎え、“自分を突き動かすもの”というコピーのキャンペーンを行っています。井手口選手を突き動かすものは?

「何だろう、うまくなりたいことかな。守備でも攻撃でも完璧な選手、どちらも凄いと言われる選手になりたいです。海外の選手では、フランスのカンテ選手やチリのビダル選手が好きです。ブラジルとベルギーと対戦した欧州遠征でも通用しないところがあったので、まだまだ向上しなければなりません」

──海外移籍も噂されていますね。そういった世界の強豪に勝つために必要と思うことは?

「海外の環境で毎日練習して、毎週試合をしていたら、ああいった激しいプレスなどには慣れるんだろうなと思いました。いろいろな刺激を受けて成長できる場所だと思うから、海外には少しでも早く行きたいですね」

──最後に、井手口選手は自分自身をどんな人間だと思いますか?

「…普通の人だと思います。本当です(笑)。実は、あまり“サッカー選手”と名乗りたくないんです。職業欄には“会社員”と書いていますから(笑)。有名になりたいと思わないし、本当に普通がいい。でも試合ではやっぱり勝ちたいですし、もっともっとうまくなって素晴らしいと言われるパフォーマンスを見せていきたいですね」

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井手口陽介プロフィール
1996年生まれ、福岡県出身。中学生からガンバ大阪ジュニアユースに入団、中心選手として活躍。ユース昇格後は年代別代表にも選ばれ、2014年3月にトップチームへの登録を果たす。2016年ルヴァンカップで「ニューヒーロー賞」を受賞し、シーズン終了後のJリーグアウォーズでは「ベストヤングプレーヤー賞」を獲得。2017年6月、キリンチャレンジカップ・シリア戦でA代表デビュー。ワールドカップ予選のオーストラリア戦で代表初ゴールを挙げた。ガンバ大阪所属。171cm、69kg。

Photos:Dai Yamamoto Text:Masayuki Sawada
取材協力/ナイキジャパン

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