NEWS

今週末6/17(日)まで!NIGO(R)氏による東京初のポラロイド写真展「IMPOSSIBLE by NIGO(R)」開催中

デジタルカメラが主流の現代では浮世話のようではあるが、ポラロイドカメラの成り立ちについて少々。

1971年、“自己現像方式”を採用し、現在に残されているものと全く同じ完成度の高い状態で発表されたインスタントポラロイドカメラが、コードネーム“アラジン”と名付けられたモデル「SX-70」。

この「SX-70」に代表されるヴィンテージポラロイドカメラで使用可能なフィルムを、世界で唯一製造するために有志が設立したブランドが、2008年にオランダのEnschede(エンスヘデー)にある「IMPOSSIBLE」だ。

そして2010年、「IMPOSSIBLE」のアジア拠点として、東京都・青葉台に「impossible project space」がオープン。

これまでにも数多くの著名作家による、“ポラロイドカメラを使用した”写真展を開催してきた。

他方で、今回、「Impossible」は日本を代表するクリエイティブメーカーNIGO(R)とコラボ。

NIGO(R)氏の完全監修で、長いインスタントフィルムの歴史でも初めての試みとなる、マルチカラーフレームの「Impossible by nigo edition PX 70 Color Shade」(完売中)がリリースされた。

「Impossible by nigo edition PX 70 Color Shade / Impossible by NIGO(R)」(完売中)

この「Impossible by NIGO(R)」は、黄、オレンジ、赤、ピンク、紫、藍、水色、緑、黒、白ら全10色のカラフルフレームがランダムに1箱8枚入りのパックに挿入されている(完売中)。

何色が飛び出すかは、シャッターを押すまで分からないという。

そして、このコラボ第1弾を記念して台湾で催されたNIGO(R)氏初の写真展が、東京で巡回開催されている。

期間は、今週末6月17日(日)まで。

会場はもちろん、「IMPOSSIBLE Project Space」(住所:東京都目黒区青葉台1-20-5 2F IMPOSSIBLE Tokyo KK)。

展示作品をコンパイルした写真集も発売されているとか。

NIGO(R)氏の手によって現代に舞い降りた、温かみのあるポラロイドな感覚に触れてみたい。

NIGO(R)氏による東京初の写真展「IMPOSSIBLE by NIGO(R)」
期間:2012年6月2日(月)~6月17日(日)/場所:「IMPOSSIBLE Project Space」(住所:東京都目黒区青葉台1-20-5 2F IMPOSSIBLE Tokyo KK/TEL:03-5459-5093)
http://www.the-impossible-project.jp/

Text by Takafumi Hojoh

NEWS一覧へ戻る

SPECIAL

PR ARTICLE