「Chiffre Rouge」（シフル ルージュ）とは、「Dior Homme」（ディオール オム）のアイコン的ウオッチ。

フランス語で、シフル（Chiffre）とは紋章、ルージュ（Rouge）は赤の意を持つ同ウオッチは、ブランドの世界観を凝縮させたデザインと、高精度・高品質のウォッチメイキング技術が融合されたスペックで、2004年の誕生以来、専門家やコレクターからも高い評価を得ている。

デザインも、右サイドが張り出した非対称なケース、左面9時から12時位置にグリップ感を高める細工を施したベゼル、文字盤のアシンメトリックなデザイン、独自の“Scar（キズ）”が刻まれたバックル、リューズの“エンジンターン・モチーフ（ギョーシェ模様）”、「ディオール オム」のキーカラーである赤が配されたリューズや針など、ブランドの世界観を象徴するコードを受け継いだものとなっている。

この「シフル ルージュ」から、「ディオール銀座」（住所：東京都中央区銀座5－6－1 銀座5丁目中央ビル）のグランドリニューアルオープン（2012年4月22日）を記念した「シフル ルージュ C01」が登場。

2012年3月にバーゼル・ワールドで発表されたばかりの新作は、世界限定200本。そのうち日本入荷分の3本が、No.1、2、3というレア感極まるシリアル番号付きで、世界に先駆けてディオール銀座で先行発売される。

この2012年の新作「シフル ルージュ C01」は、複雑機能として知られるレトログラードを日付表示に採用。月末の31日を表示した後、針が逆戻りして、再び1日の表示を始めるレトログラードを搭載することで、表情豊かな時計となった。

また、トラディショナルな素材としてフォーマルな紳士服等に見られる“ピケ・ド・コットン”模様を採用し、文字盤に奥行き感を与えている。

スイスのウォッチメイキングの確かな技術に裏付けられた、上質な遊び心を感じさせるメンズウオッチ「シフル ルージュ C01」。

日本入荷たったの3本、ゲットできる男は誰だ！？

Text by Takafumi Hojoh