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これぞインタラクティブ!「バーバリー」2010-11年秋冬広告キャンペーン/BURBERRY

ちなみに“インタラクティブ”(interactive)とは“双方向”の意。

具体的には、マウスをグリグリすると、「バーバリー」のウェブサイト上の美男美女も一緒にグリグリ。

「バーバリー」2010-11年秋冬広告キャンペーンは、その、インタラクティブを駆使したブランド初の画期的なもの。

14枚のスチールイメージと6本のビデオの構成で、「バーバリー プローサム」「バーバリー ロンドン」「バーバリー ブリット」「バーバリー アクセサリー」の各コレクションをフィーチャーした。

メインヴィジュアルは、長年にわたって「バーバリー」の広告ヴィジュアルを撮影している巨匠、マリオ・テスティーノだ。

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YouTubeでは、「バーバリー」チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるクリストファー・ベイリーによるキャンペーンの解説「Christopher Bailey on the campaign」をアップ。

オフィシャルサイトでは、最新のデジタル技術を駆使したインタラクティブキャンペーン「completely interactive advertising campaign」を実施中だ。

同サイト内で、スチールバージョンではイメージのアングルを自在に変えられるほか、ビデオバージョンではクリックやドラッグで画像の再生、一時停止、回転することも可能なのだ。

もちろん、レディスとメンズ両方ある。

そう、「バーバリー」は、いち早く、ブランド公式ツイッターやFacebookを始め、海外コレクションの生動画世界配信を英断実施したブランド。

今年6月に開催された2011年春夏ミラノ・メンズコレクションでも、「バーバリー プローサム」はオフィシャルサイト上でのランウェイ生中継を世界規模で行なった。しかもそれはサイト上で商品予約もできるという優れモノだった。

時代に相応しいラグジュアリー・ブランドのあり方を模索している「バーバリー」の世界観は、僕ら若い世代の方が感覚的に受け入れやすいのかもしれない。

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「新しいキャンペーンでは、正統と普遍というバーバリーの伝統を守ると同時に、その表現方法において極めて新しい手法を取り入れています。

バーバリーのキャンペーンは常に英国人をモデルにすることで知られていますが、今回はスタイルや表情の背景にある個性やエネルギーを表現すべく、ダイナミックなキャスティングを行いました。

バーバリーはアウターウェアを起源とし、その歴史の中で常に進化してきました。今回のキャンペーンは単なるイメージではなく、バーバリーの世界そのもの、さまざまなテクノロジーを通じた人との繋がり、音楽、コレクション、スタイル、そしてエモーションを体感できるのです」と、クリストファー・ベイリー。

Text by Takafumi Hojoh

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