▼ WPの本文 ▼
編集部が気になる人に会いに行く連載「WEEKEND INTERVIEWS」。今回は開幕したばかりのミュージカル『MEAN GIRLS』にて、主人公ケイディ役を熱演する生田絵梨花さんが登場。稽古開始前のひと息タイムに少しだけインタビューをさせてもらいました。今作への想いや休みの日の過ごし方、欠かせないルーティンまで、ぎゅっと凝縮してお届け！
自分達も心から楽しいと思える
舞台が理想
―ブロードウェイで実際に観劇し、感銘を受けたという『MEAN GIRLS』ですが、作品のどんな部分に惹かれましたか？
これまで私が参加してきた作品は、少し悲劇的だったり、歴史的な重みがある作品が多かったんです。ブロードウェイで目にした『MEAN GIRLS』はハッピーとキュートが詰まっていて、主人公のケイディがキラキラしていて。日本でこの作品が上演されるなら、ぜひ携わりたいと思いました。人間らしい毒っけのあるシーンもあるので、私らしいケイディをさらけ出して行きたいです。
―日本版『MEAN GIRLS』の台本を手にしてどんな印象を持ちましたか？
ブロードウェイで観劇した時は英語だったので、内容をしっかり把握できていない部分もあったのですが、日本語にすると大胆な発言をしていたり、ぶっ飛び具合がより強調されている感じがして攻めてるなって（笑）。この台本をもとに、どれだけ私たちが思いっきり演じられるか、そしてお客さんを楽しませられるか、緊張でもあり、楽しみなところでもあります。
―アフリカからアメリカという違った世界に身を投じるケイディですが、生田さん自身が環境の変化を乗り越える時に意識していることなどありますか？
10年間いた環境から独り立ちした変化のタイミングで、最初は猫を被っちゃうところがあって。私、お弁当をいつも大体２個食べちゃうんですが、そんなに食べるとなんか欲深い人間だと思われそうで、お弁当を1個で我慢していたのですが、やっぱりだんだん息が詰まってくるというか…。
だから最初から、私はそんなにいい人間ではないです、真面目って思われているけど、そうじゃないところもいっぱいあるってことを言葉で前置きしておきます。すると相手もOK!OK!って理解してくれるから、全然気を遣わずにコミュニケーションが取れるし、お弁当もいくらでも食べられるし（笑）、すごくやりやすくなりました。
―主演という立場だからこそ意識していることはありますか？
やっぱり『MEAN GIRLS』においては、ステージ上の自分達が一番楽しいって思えることが大切。だからキャストのみんなが疑問に思っていることや不安に感じたことを共有していけるように、私がまずは遠慮しないで自分の声を出していきたいし、そういう声を少しでも受け止めたいって思います。
元気の秘訣は、朝ごはんを
しっかり食べること
―では、休日の過ごし方についても教えてください。いまハマっているリフレッシュ方法などありますか？
酵素浴が好きです。私とても汗をかきにくい体質な上に冷え性なんですよ。サウナにも行ったんですが、やっぱり汗をかきにくくて。そこで酵素浴に行ってみたらカラダの芯から温まるし、しっかり発汗作用を感じるし、肌の調子も良くなるので最近ハマっています。
休みの日の過ごし方は、本当に時によるって感じで、寝て終わる時もあるし、ひたすらドラマとか映画とかを観てる時もあるし、友達と会ってすごい話す日もあります。その時々によってしたいことをするのが私流かな（笑）。
―欠かせないルーティンはありますか？
絶対に朝ごはんだけはちゃんと食べようって決めています。前日の夜からご飯を予約して炊いて、おかずは簡単に焼くだけ、茹でるだけですが、野菜や卵といった生鮮食品を食べるように意識しています。外食やコンビニばかりだと内側から元気がなくなってきちゃうから。
―ゆっくりオフがあったら、どんなことをして過ごしたいですか？
うーん、やっぱり自然があるところに行きたいです。キャンプとか。でも自分でクルマの運転ができないので、家族や友達が行くタイミングに便乗するしかなくて。クルマの免許も取りたいのですが、なかなか時間がないので、今はイメージトレーニングに励んでいます。
生田絵梨花 | ERIKA IKUTA
1997年1月22日生まれ。上映中のミュージカル『MEAN GIRLS』では主人公のケイディ役を熱演する。他にも4月上映スタートのミュージカル『GYPSY』ではルイーズ役、映画『Dr.コトー診療所』では新キャスト西野那美役として出演。
オフィシャルサイト：https://erikaikuta.jp
200４年にアメリカで制作された大ヒットガールズコメディ映画『MEAN GIRLS』がミュージカル化！映画の脚本を手がけたコメディアンのティナ・フェイが本作の脚本も手がけ、映画のアイコニックなシーンを残しながら、現代のSNS文化なども取り入れ、懐かしさと新鮮さが織り交ざる本作。2018年にブロードウェイで開幕し、同年のトニー賞では作品賞を含む、最多の12部門でノミネートされた注目作。
■東京公演：〜2月12日 ■福岡公演：2月17日〜2月19日 ■大阪公演：2月23日〜2月27日
詳しくは公式サイトをチェック！（https://musical-meangirls.jp/）
トップス¥55,000・スカート¥83,600／3.1 フィリップ リム ジャパン シルバーイヤカフ(ノムグ)¥18,480・チェーンピアス(両耳)(イン ムード/フォーティーン ショールーム)¥7,700・チェーン付イヤカフ¥16,500・4連リング¥22,000・石付きチェーンリング¥22,000(すべてアグ)・プレーンリング［3本セット］(ヨア)¥16,800 そのほか／スタイリスト私物
Photos : Satoshi Ohmura Hair&Make-up : Tomoko Tominaga Styling：Miku Ogawa Interview & Text：Kohji Ogata
▲ WPの本文 ▲
ウィークエンド・インタビューズ
![[Gallery]広末涼子「『写真集を出すってどうかな？』と素直に家族に聞いたら…」【ウィークエンド・インタビューズ 第18週】](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2023/01/2022_1210_0328-880x1174-1-220x165.jpg)
