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クレジットを読むと、ファッション誌はもっともっと面白くなる

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単刀直入に、このブログのタイトルである「クレジットを読むと、ファッション誌はもっともっと面白くなる」を、提案させていただこうかと。

デスクに、5月9日に発売されたメンズノンノ6月号特別付録「MEN’S NON-NO MODEL PERFECT BOOK 2015」が置かれておりますね。

メンズノンノモデルが総出演しているこちらの付録、電子版を購入されましても収容されておりますので念のため。

で、そもそも、クレジットってなあに?

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お答えしましょう。

ぺラっとめくって、右上のあたりに、さりげなくつつましやかに記載されてあります。

これがクレジットですが、大きく分けて2つあるんですな。

ひとつは、ページを作るにあたってお世話になったスタイリストさん、カメラマンさん、ヘアメイクさん、ライターさん、モデルさんなどを、英字でずらっと列記した“スタッフクレジット”

そしてもうひとつが、モデルが着用した洋服に関する、ブランド名(知りたいから大事!)や値段(買うとき大事!)や問い合わせ先(電話して「これください」したいから大事!)などが表記された“ブランドクレジット”

その二つをひっくるめて、いわゆるクレジットと呼ばれております。

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このモデルブック、洋服好きなら一瞬でわかってしまう(そして悶絶必至の)「ロエベ」春夏最新カットソーを着用した、坂口健太郎からスタート。

でもって、ペラペラペラ……っと。

メンズノンノモデルが次々と登場し、14人目の山下涼平まで辿り着きました。

ほう、カッコいいじゃん。

無骨に袖をまくった太ストライプのシャツは今春夏の「グッチ」ですが、インナーは山下っぽく古着のバンドTシャツで合わせているるようですね……って、えええ!?

そう。

ラグジュアリーブランドに、他ブランドはもちろん古着や私物を絡ませるスタイリングって滅多に見かけないので、さすがの私、H條もビックリ仰天しちゃったわけです。

あまり大きな声では言えないのですが、「定番品のリーバイス501やラルフの白シャツなど、そういうアノニマス(匿名性が高い)な洋服で補完するかたちでのラグジュアリーブランドのミックススタイリングは、他誌でもたまに拝見します。がしかし、ラグジュアリーブランドの掲載はそのブランド自体で完結する全身1ブランドコーデが多いので、ここまでファッション的にやらかしちゃったページは正直、海外モード誌以外では見たことがありません」

山下のルックで気付きましたが、もしかして、トップバッターの坂口からその流れだったのでしょうか?

最初へ戻る。

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まず、スタッフクレジットをチェックしてみましょう。

Photos:Go Tanabe Hair & Make-up:Tsukushi Ichikawa Stylist:Taichi Sumura[SIGNO]

スタイリストは、壽村太一さん。

以下、メンズノンノモデル15人のルックにクレジットを記載し、ブランド名には該当コレクションのランウェイ写真もリンクさせておきます。

6月号付録「モデルブック」を手元に置いていただいて、もしも入手不可能でしたら電子版で購入していただいて、“ラグジュアリーブランド×メンズノンノモデル15人×ひねりを効かせたスタイリングの妙技”を、このブログとクロスオーバーさせてご覧いただければ。

「クレジットを読むと、ファッション誌はもっともっと面白くなる」

本当かしら?

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安定の坂口健太郎ですが、彼のカッコよさはクレジットを読み込むことでさらに深みを増すはずです。

カットソー¥115,000/ロエベ ジャパン カスタマーサービス
シャツ(サスクワァッチファブリックス)¥21,000/ネペンテス

ロエベ」のカットソーのインナーには意外にも、ドメスティックブランド(平たく言うと日本のブランドの意味です)の「サスクワァッチファブリックス」の白シャツを入れ込んでいました。

ジョナサン・アンダーソンを新しいデザイナーに迎えた今春夏の「ロエベ」ですが、見事リブランディングに成功し、その象徴的作品として世界中のファッション誌を飾ったカットソーが、坂口の着ているこちらです。

白シャツを覗かせただけじゃん? とお思いかもしれませんが、覗かせたモノは白シャツではないんですな。

ドレープの効いた緩いカットソーにカッチリとした衿元のシャツ、それも、毒気のある「サスクワァッチファブリックス」からわざわざチョイスしたという、スタイリストの遊びゴコロが覗いているのです。
 


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