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サッカー日本代表・井手口陽介が語る、「僕を突き動かすもの」

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リオデジャネイロ五輪で世界を体感、豊富な運動量を武器にガンバ大阪でも主力に定着。Jリーグの「ニューヒーロー賞」「ベストヤングプレーヤー賞」に輝くと、今年6月に日本代表でも出場を果たし地位を築きつつある──2017年、最も輝きを放ったサッカー選手と言える、井手口陽介にメンズノンノがインタビュー!

──日本代表デビュー、そして初ゴールと、さらなる飛躍を遂げた一年でしたね。

「代表で試合に出たからといって特別なことをしたわけではなくて、自分としては普段と変わらずできることをやっただけなのですが、振り返って客観的に見ると少しは成長できたかなと思います。徐々に自信というか、余裕を持ってプレーできるようにはなりました」

──井手口選手の長所は何だと思いますか?

「あまり考えないようにしているというか、逆にどんな試合でも普通に、と言ったらおかしいですけれど、人より緊張しないことが長所なのかなと。監督から言われることを少し耳に入れて、あとは深く考えていません。いろいろ考えるとやりづらくなってしまう感覚があって、考えていないときのほうがいいプレーができている気がするんですよね」

──ではウイークポイント、まだまだだなと思うところは?

「サッカーでは攻撃。近いところしか見えていないことがあるから、もっと改善していかないと。サッカー以外では… 気分屋なところですかね(笑)。一人になりたい気分だと、話しかけられても黙っていたりするので」

──サッカーのおもしろいところ、難しいところはどんなところでしょう。

「僕は守備的な選手なので、“相手がこう来ているから、こうすれば取れる”という狙い通りにいくとおもしろい。何をしてもうまくいかない、流れが悪いときは難しいなと思います」

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──サッカーとの出会いを教えてください。

「二人の兄の影響で小さい頃からボールを蹴っていました。プロになりたいと思い始めたのはユースに上がってからです。高校生時代、もう働いている友人を見て、自分もすぐに稼ぎたいと考えたことがありました。でも兄からサッカーを辞めるなよ、と言われたり、母が病気になったりして意識が変わりましたね。本当にあのときに辞めなくてよかった(笑)」

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