卒論。いつかまたメンズノンノという川に合流できることを夢見て。 | BLOG | MEN'S NON-NO WEB | メンズノンノ ウェブ
兒玉 太智

メンズノンノモデル

卒論。いつかまたメンズノンノという川に合流できることを夢見て。

みなさん、こんにちは! こだまです。
誌面やウェブで発表があった通り、僕はメンズノンノモデルを卒業します。

本当にお世話になりましたし、お伝えしたいことはたくさんありますが、ここにすべてを書くことは到底不可能です。メンズノンノで過ごした5年半はとてつもなく大きくて、もう僕の人生の一部に留まらず“百部”くらいになってしまって、綴りきることはできません。最後のブログでは、今までに語ってこなかったことを書きたいと思います。

知っている方も多いと思いますけれど、僕はメンズノンノモデルの中で一番背が低く体格も小さいです。だからこそ雰囲気の出る服の着方を探し、単に「服」に収まらないファッションの形を自分なりに追求して提案していけたらと考えていました。誌面を見て「モデルだから似合うのでは?」と感じる人たちに、勇気や自信を持ってもらいたかった。それをしっかり体現しきれなかったことが反省点なので、卒業したこれからもファッションに対しては同じ目標を持って挑んでいきます。

もしあなたにライバルがいたとして「アイツにできないことをしてやる」という気持ちを抱くことがあれば、僕は応援したい。「手を替え品を替え」でいいじゃないですか。負けたとしても、いろいろな発想でいろいろなことができるようになったら、それでいい。

当たり前っちゃ当たり前ですが、僕は「ファッション」は表現の手段の一つだと思っています。服がとてつもなく好きな人ならそこを伸ばせばいいですし、他の自己表現のために服が必要という考えでもいいと思います。僕はどちらかといえば後者。音楽も演技も“表現”というフィールド上では地続きですから、胸を張ってその道を突き進み、またどこかでみなさんの励みになれるよう頑張ります。

話を戻します。撮影で使う服はほとんどがサンプルサイズなので、僕にとっては大きいものが多くて。

キヨ氷魚のようにスーツをばっちり着こなす体格があったら…
みたいなしなやかさでどんなサイズ感もありにできたら…
中田みたいにファッションの波に乗るバランス感覚があったら…
髙橋くんみたいな身体の使い方ができたら…

悩んだこともあります、でもみんな本当に努力しているし、たらたら言ってる場合じゃないなって(笑)。メンズノンノモデルのみんなが気づかせてくれました。ありがとう。技術は盗めばいいし、しょうがないものはしょうがない。その代わり、身の回りの当たり前に感じているものに感謝しようと決めてます。

気づくと同期の守屋が素晴らしく男前に成長していたことも、とても嬉しい。純粋にすごいなと思います。メンズノンノモデル全員の活躍を心から祈っています。みんなファッションが好きで、努力して、モデルとしてのスキルを磨いているんです。自分が楽しみながらも人を惹きつける余裕があって。最高にかっこいい仲間を持てて、幸せでした。

同時に、焦りや不安を曲に変えることで僕は自分を保ってきたようにも思います。底に潜むメロディや言葉を釣り上げようと、心の海へ竿を傾ける日々を過ごしました。そんな中、ああやっぱりファッションが好きだな、と再確認するきっかけをくれたのが成田

編集部員のM浦さんが異動になった送別会で集まったとき、たしか成田は綺麗な白シャツに紫色のワイドパンツを履いていました。言葉で表すのは難しいのですが、僕はその着こなしに心の底から感動したんです。宇宙を感じるくらいのディテール。ルーズなのかタイトなのか絶妙な足し引きが上品だったし、純粋に凄いなって。計り知れないファッションの力。

成田。突然こんな話をされても困るかもしれないけれど、ありがとう(笑)。

 
メンズノンノの懐は深いです。我こそは、という才能が次から次へと押し寄せて、地平線の彼方まで尽きることがありません。その列が流行を作り、またそこから分かれた支流が文化を豊かにします。

僕もまたミュージシャンとして、役者として、別の川へと流れていきますが、またいつかどこかでメンズノンノに合流できることを夢見ています。楽しみにしていてください。

ひとまず、本当にありがとうございました。ワンダフルな出逢いに感謝です! これからもメンズノンノと、こだまたいちをよろしくお願いします。

 
以上が“百部”のうちの一部です。ブログを読んでくださったみなさん、またどこかで。ごきげんよう。

愛してます!

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こだまたいち

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